経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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出世する上司は本当に尊敬できる人物なのか?

こんにちは。いろはの竹内です。

この春から大学生になった次女が、

一人暮らしを始めて1週間が経ちました。

「あいつ、元気にやってるかな・・・」

寂しがる長女。

そりゃそうですよね。

20年も一緒に過ごしてきた妹がいなくなったわけですから、

寂しくなるに決まっています。

見かねた私が「電話でもかけてあげれば」と声をかけると

長女は嬉しそうに「そうだね!」と言って、

早速、LINEのビデオ通話を始めました。

「もしもし!」

「やっほー! お久しぶり!」

「元気そうじゃん!」

小学生のようにはしゃぐ姉妹の姿。

親としてはなんとも微笑ましい光景です。

「もう一人暮らし慣れた?」

「うん、だいぶね」

「・・・あっ」

「なに?」

「今・・・後ろに」

「えっ、ちょっと、なによ!」

「長い・・・髪の毛の・・・白い服を着た」

「きゃーっ! ちょっと止めてよ!!!」

「ひゃっひゃっひゃっひゃっ!」

・・・一人暮らしを始めたばかりの次女に、

ビデオ通話で怪談話を持ちかける長女。

この性格の悪さは一体誰に似たのでしょうか?(父親)

ということで、これをきっかけに

子離れをしようと誓ったコンサルタントがお届けする

今回のメルマガは、

「出世する上司」

についてのお話。

出世している上司のことを、

好きですか? 嫌いですか?

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出世する人の「共通点」

先日、某企業の経済関連の研究員の方と食事をしている時に、

面白い話を聞いたんですね。

その研究員さん曰く、

いろいろな人が書いた経済経営に関する研究レポートの中に、

会社の幹部クラスになった人の特性を調べたデータというのがあっ て、

それを細かく紐解いてみたところ、

出世する人にはある「共通点」 があることが分かったそうなんです。

それは、

「無責任性」

仕事の責任を取らない。

責任を取らされそうになったら、すぐ誰かのせいにする。

仕事をやらしても無責任なので全体的に結果が中途半端。

このような「無責任性」が強い人ほど、

社内でどんどん出世していくそうなんです。

「そんなことはない! うちの上司は責任感が強いぞ!」

そう反論する人もいるかもしれませんが、

実際、自分の取引先の状況を見てみると、

責任を取らない人って、

だいたい出世していきますよね(笑)

過去に例外がいるかと思って

自分のサラリーマン時代も振り返ってみたんですが、

やっぱり出世した人のほぼ全員が

「無責任」な人達ばかりでした。

本来であれば、上司というのは

責任感が強い人がなるようなイメージを持っていたんですが、

よくよく考えてみれば責任感が強い人は、

出世なんてできるわけがないですよね。

なぜならば、すぐに責任を取ってしまうからです。

責任を取るから、仕事でミスした時の評価が下がるし、

責任を取れるようなことしかしないから、

仕事の活躍の場が狭められてしまいます。

対して無責任な人は、ガンガン出世していきます。

ミスをしても無責任だから、すぐに誰かのせいにできるし、

責任を取らないから、チャレンジしても失敗が怖くないし、

責任を取らなくても平気だから、好き勝手なことを言うし、

結果、会社組織というのは、責任を取らなくて、

部下からの人望の薄い人のほうが出世しやすく、

そう言う人が会社の幹部になってしまうから、

会社は居心地の悪い空間になりやすいのです。

いいですか?

世の中、無責任な人ほど出世するというのは、

紛れもない事実だと思います。

だから、部下になる人は、

「上司だから」という考え方は

早々に捨てたほうがいいと思います。

上司だから仕事ができる。

上司だから責任感が強い。

上司だから自分を守ってくれる。

そんな夢物語は世間には存在しないと思ってください。

あなたの会社の上司のみなさんは、

仕事ができるから出世したわけではなく、

責任を取らずに今まで仕事をやってきたら

出世しただけの話であって、

「人間性」と「出世」というものに関しては、

まったく関連性がないと考えたほうがいいと思います。

そして、上司の人間性には一切期待せずに、

あなた自身が仕事のすべてを尻拭いするつもりで、

責任を持って仕事に臨んでいくように心がけたほうがいいでしょう 。

そのような強い信念がなければ、

上司に無責任にされた時のショックが大き過ぎて、

対人関係や会社に対しての不信感だけが募ってしまい、

会社を早々に辞めたくなってしまいますからね。

さてさて。

みなさんは、自分の上司のことで頭を抱えていたり、

心が病んでしまったりしていませんか?

上司は無責任なものであり、

自分自身も無責任にならなければ、

会社組織で上のほうにのし上がっていくことは

難しいと思ったほうがいいと思いますよ。

そんな無責任な人間になりたくないのであれば、

・出世せずにずっと平社員で責任を取り続ける

・起業してすべての責任を取る

サラリーマン人生、この2拓しかありませんからね。

責任感が強い人は、今後の進むべき人生の道を、

もう少しじっくりと考えて

次のステップを見つけていってもらいたいところです。

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編集後記

先日『ネットショップ担当者フォーラム』という

ウェブ媒体において、

「不正競争防止法」に関する話を寄稿させて頂きました。

■EC事業者は知っておくべき「不正競争防止法」とは?
北の達人の訴訟事案から学ぶ商売のルール
https://netshop.impress.co.jp/node/5287

ネットショップだけではなく、すべてのビジネスに関わる人は、

一読するべき内容だとは思います。

商売というのは他社との「競争」が大前提となっており、

その競争はルールに則っているからこそ、

市場が平等に成立しているところがあります。

しかし、「売る」という意識が強すぎてしまうあまりに、

相手の企業を貶めるようなセールストークを展開したり、

事実にはないことを、お客様に事実として伝えたり、

気が付いたらルールを逸脱して、

法を犯してしまっているケースも少なくありません。

もちろん、今回のレポートにも書いている通り、

今の訴状が提出された段階では、どちらの言い分が正しいのか、

憶測で記事を書いてはいけないところがあります。

しかし、それでも

「やり過ぎた売り方をやってしまうと、どうなるのか?」

ということに関しては、 大いに勉強になる記事に仕上がっていると思いますよ。

ぜひ、ご一読のほどを!

■EC事業者は知っておくべき「不正競争防止法」とは?
北の達人の訴訟事案から学ぶ商売のルール
https://netshop.impress.co.jp/node/5287

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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