こんにちは。いろはの竹内です。
先日、どうしても集中しなければ制作できない資料があったので、
妻に私の部屋に入らないよう、強い口調で言ったんですね。
「今日は絶対に書斎に入るなよ!」
「分かったわ!」
「ドアを開けるなよ!」
「鶴の恩返しね!」
「は?」
「覗いたらあなたが鶴だった、みたいな」
「・・・」
「で、バレて空に飛んで行って」
「・・・」
「大丈夫、絶対に約束は守るわ!」
「・・・」
「絶対に覗かない!」
覗く気マンマンじゃねぇか!(コンサルの恩返し)
そんなわけで、本日のメルマガは、
「なぜ、成功者はノウハウを語らないのか?」
というお話をひとつ。
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「〇〇を改善したらいいですよ」のアドバイス
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**********************************************
ノウハウはマウントを取る道具ではない。
**********************************************
成功している経営者は、成功者としか真面目に話さないので、
常に相手は「自分よりも上」というスタンスで会話をするんですね。
つまり、「俺、こんなこと知ってます」というような話をすると、
相手の能力が上で、「こいつはバカだ」と思われるリスクがあるので、
常に話を聴くポジションを維持しながら、言葉の節々を拾って、
どんどん新しい情報を吸収していくんですね。
一方、三流の経営者は、周りも三流なので、
「自分のほうが知っている」という自慢話が大好きだったりします。
いわゆるお山の大将で、
本当の“てっぺん”の人と会話した経験が乏しいので、
自分の浅はかな知識を披露する怖さを知らないんです。
たとえば、酒の席で自慢げに間違ったノウハウを話したり、
何も成し遂げたことがないのに、ビジネス論を熱く語ったり、
周りの人もすぐに「こいつはバカだ」と気づくんですが、
関わると面倒なので、黙って「うんうん」と頷いていると、
「俺の話をみんな聞いてくれている」と勘違いして、
ずっと一人で気持ちよく、語り続けてしまうんです。
いいですか?
仕事柄、いろいろな業界の成功者と話をするんですが、
彼等は自らノウハウを語るようなことはしないんですね。
私も最初は「出し惜しみしているのかな?」と思っていたのですが、
成功者は、触れ合う人たちも成功者なので、
迂闊に自分の知識や経験を語って恥をかくぐらいなら、
謙虚なふりをして、したたかに相手の出方を待っていたほうが、
良い情報が得られやすいことを熟知しているんです。
一方、ものを知らない社長、浅はかな社長になればなるほど、
自分の知識をひけらかそうとします。
SNSで「私、AIやってます」感を出すような投稿をしてみたり、
酒の席で「今の日本経済はね」と薄っぺらい知識で熱く語り出したり、
数年前の古いSEOのノウハウを自慢げに語ったり、
相手が「自分よりも優秀」という可能性のほうが高いのに、
それでも自分の「自慢したい」という気持ちにブレーキが効かず、
結果、周りから評価が低い、残念な人間になってしまうのです。
「成功者は謙虚な人が多い」と言いますが、
実のところ、謙虚にしなければいけないほど、レベル高い成功者と会っているのが、
本当のビジネスの世界で成功した人たちなんだと思います。
さてさて。
あなたは人前で不用意にノウハウを引け散らかしたりしていませんか?
私は人からノウハウを聞き出すことを仕事にしていますが、
成功者ほど、ノウハウを聞き出すことが難しく、
三流の経営者ほど、間違ったノウハウを自慢げに話しているのは、
残念ながら、経営者の能力を図る上で、分かりやすい指標だったりします。
たとえるなら、学生の頃にちょっとサッカーをやっただけなのに、
「森保ジャパンの采配はダメだね」と、
SNSに投稿したり、飲み屋でグダグダと語っていたりする人と、
J1でそこそこプロのサッカー選手が、
メディアに頼まれない限り、不用意な発言をしないのと同じで、
世の中は「知っている人」「分かっている人」になればなるほど、
「言わない」「自慢しない」という選択を取ることは、
理解しておいたほうがいいと思いますよ。
【書評】転職先で「地頭が悪い」とバカにされない方法
https://www.youtube.com/watch?v=Nq2GxVmJL-s&t=42s
**********************************************
編集後記
**********************************************
成功している経営者は、
相手からノウハウを「聞き出す」のが非常に上手かったりします。
知らないふりをして「うんうん」と話を聴き続けるので、
こちらも話すテンションがどんどん上がってしまい、
ピークに達した時に、急に会話をギアを変えてきて、
「それって〇〇なの?」「それってどういう意味?」と詰めてくるので、
話す方も「期待に答えなくては」というスイッチが入りやすくなり、
とっておきのノウハウまでベラベラと話してしまったりします。
気が付けば、成功者からは何もノウハウを聞き出せず、
一方で、「またこの人と話したい」という余韻だけが強く残るので、
こういう人こそが、会話術で人脈を作り、チャンスを手繰り寄せてきた、
本物の経営者なんだと思います。
私はこういう経営者を“鵜飼”と呼んでいて、
いつも自分がノウハウという魚をくわえては、
その社長に定期的に紐で手繰り寄せられて、
船の上で魚を吐き出させられて、「またよろしく」と、
再び川に放り投げられることを、何年も繰り返している状況です(笑)。
コンサルタントなんて、所詮は鵜飼の「鵜」みたいなもんですから、
うまく吐き出させた社長が“勝ち”なんですよ。
※あなたのコンサルは魚をちゃんと取ってくる“鵜”ですか?
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成功者ほど、ノウハウを聞き出すことが難しく、
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