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「仕事ができない人」ほどAIを使う理由

こんにちは。いろはの竹内です。 
 
 
先日、娘夫婦と妻と私の4人で 
 
レストランのランチに行った時の話です。 
 
 
全員でドリンクバー付きのセットを注文し、 
 
飲み物を取りに行こうと立ち上がったところ、 
 
娘から「お父さん、何が飲みたい?」と声をかけられたんです。 
 
 
ええ、父親思いの優しい娘なんです。 
 
だけど、ここは旦那さんも一緒なので、 
 
気持ちだけ受け取っておこうと思います。 
 
 
「ありがとう。でも、自分で行くよ」 
 
「いいよ、私が行くから」 
 
「いいって、いいって」 
 
 
「・・・お父さん」 
 
 
「なんだ」 
 
 
 
「みんなでドリンクバーに行くから、荷物を見張っててよ」 
 
 
 
 
ふー。 
 
 
 
「ウーロン茶でお願いします」(お留守番パパ) 
 
 
 
そんなわけで、本日のメルマガは、 
 
 
「ダメな人に『ダメだ』と言わない社会」 
 
 
というお話をひとつ。 
 
 
【マネー現代】寄稿 
なぜ、日本のスタバは「身売り」をするのか? 
https://gendai.media/articles/-/168704 
 
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ダメな人がAIを使うとどうなるのか? 
 
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先日、中途採用をしている知人の社長が、 
 
「メチャクチャな履歴書ばかりが送られてくる」 
 
と頭を抱え込んでいたんですね。 
 
 
どうやらAIで作った履歴書が多いらしく、 
 
自分ではよくできたと思っているものが、 
 
実は採用側から見たら「なんじゃこりゃ」というレベルで、 
 
棒にも箸にもかからないダメな履歴書が増えていると嘆いていました。 
 
 
私自身も仕事でメチャクチャな企画書や資料をもらう機会が、 
 
以前よりも増えた印象があります。 
 
 
何を書いているのか分からない文章や 
 
明らかに理論が破綻している報告書など、 
 
おそらく、「ちゃんとした資料」を作れない人が、 
 
AIを使って「ちゃんとした資料」ができたと勘違いして、 
 
結果、めちゃくちゃな資料が世の中に出回ってしまうんだと思います。 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
今後、AIを使ったメチャクチャな履歴書や資料というのは、 
 
たくさん溢れ出てくると思うんですね。 
 
 
なぜならば、多くの人は「自分は仕事ができる」と勘違いしているので、 
 
AIが「よくできた資料です」と肯定してしまうと、 
 
自分の提出するものが完璧だと思い込んでしまうからです。 
 
 
仮に提出した資料がメチャクチャだったとしても、 
 
「自分が仕事ができる」と誤解している人はプライドも高いので、 
 
「AIが作った資料だから」と非を認めることはありません。 
 
 
上司や取引先も「この人はダメな人だな」と思っても、 
 
AIを使って、 
 
「この人を傷つけずに断る返事を考えて下さい」 
 
と、これまた本音を言わないコミュニケーションを選択するので、 
 
結果、ダメな人が自分のダメなところに気づきにくい、 
 
残酷な世の中になってしまうんだと思います。 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
みなさんは、AIをどれだけ仕事で活用していますか? 
 
「バリバリ使っていますよ!」という人でも、 
 
実は周囲からは「ダメな人」というレッテルを貼られているかもしれません。 
 
 
そういう勘違いをしないためにも、AIで資料を作る時は、 
 
 
「相手はこの資料を受け取ってどう思うだろうか?」 
 
「この文章は本当に読みやすいだろうか?」 
 
「もっとこの資料は分かりやすくなるんじゃないか?」 
 
 
などなど、今まで以上に相手を思いやる気持ちというのが、 
 
AIを使う上で大切になっていくんだと思います。 
 
 
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編集後記 
 
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AIには無数の「使い方」があって、 
 
それに対して、人間の「仕事のやり方」は無数に存在していて、 
 
そこに仕事の「能力」も無数に掛け合わさっていくので、 
 
「AIを使って仕事をする」という作業は、 
 
 
「AIの使い方」×「仕事のやり方」×「能力」 
 
 
という何億通りもある中から答えを見つけ出していく、 
 
かなりハードルの高い取り組みだったりします。 
 
 
なので、「AIはこういうふうに使ったほうがいいよ」と 
 
躊躇なくアドバイスする人をよく見かけますが、 
 
相手の仕事の方法や能力を見極めずに適当なことを言ってしまうと、 
 
場合によっては、大間違いの指導になってしまう可能性もあったりします。 
 
 
仕事柄、AIに関する取材やAIに詳しい人の話を聴く機会が多いのですが 
 
「AIをよく分かっている人」になればなるほど、迂闊にAIの話はしないし、 
 
逆に「AIをよく分かっていない人」は、 
 
自分の知っている知識をみんなに言いたい思いが抑え切れずに、 
 
結果、多くの人を迷走させる起点になっているような気がします。 
 
 
 
一流の医者と弁護士が、迂闊に自分の知識を披露しないのと同じで、 
 
プロは自分が断定することで相手を誤解させてしまうことを知っているので、 
 
そのあたりが、今後、「本当にAIを知っている人」を、 
 
見極めるポイントになっていくのではないかと思います。 
 
 
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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