経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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GW明けに「心」を軽くするスイッチの切り替え方

こんにちは。いろはの竹内です。

 

みなさん、今年のGWはどのように過ごされましたか?

私は珍しく、一人で新宿に映画を観に行きました。

 

しかも、初体験のモンゴル映画です!

 

想定していた以上に面白い内容で、

主人公の最後のセリフにえらく感動してしまいました。

 

家に帰っても、興奮冷めやらない状態だったので、

留守番をしていた妻に、この感動を伝えることにしたんですね。

 

「今日、モンゴル映画を観たんだけどさ」

「へー」

「最後のセリフに感動しちゃってね」

 

そう言うと、妻が「待った!」と話を遮りました。

 

「なんだよ」

「そのセリフ、今から私が当ててみる!」

いや、そんなゲームではないんだが。

 

「うーん、どんなセリフかなぁ」

腕を組んで真剣に考える妻。

 

「当たるわけないだろ」

「いや、絶対に当ててやる!」

「・・・」

「ヒントはモンゴル映画でしょ?」

「はい」

「しかも最後のセリフでしょ?」

「はい」

「分かったぞ!」

「・・・」

 

「『バカは死んでも治らない!』だ!」

 

そんなセリフで感動するわけねぇだろ!

 

しかも、最後がそのセリフで終わる映画って、

どんなストーリーなんだよ!

 

ふー。

GWが明けても妻は元気です♪(竹内家のチンギスハン)

 

というわけで、連休明けの一発目のメルマガは、

「頭が良いと思い込んでいる人」

について、本質的なお話をひとつ。

 

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頭が良い人、悪い人

誤解を恐れずに言わせていただければ、世の中は、

「頭の良い人」

「頭の悪い人」

「頭が良いと思い込んでいる人」

の3種類に分けられると思うんですね。

 

で、その中で「頭が良い人」というカテゴリーの人間は、

みなさんが思っている以上に少ないのが現状です。

 

なぜならば、世界が頭が良い人だらけだったら、

もっと合理的で、もっと効率的な世の中になって、

経済はもっともっと発展して、平和な社会になっているはずです。

しかし、現状はご覧の通り、荒れ狂っている世界になっているわけですから、

やっぱり世の中に「頭が良い人」は、数%ぐらいしかいないんだと思います。

 

一方、『頭の悪い人』も少数しかいないと思います。

街中が頭の悪い人だらけになったら、

治安も経済もめちゃくちゃになってしまうわけですから、

現状、そこそこの数の国が、そこそこ安泰になっていることを考えると、

世の中の『頭の悪い人』は、そんなに多くないと思います。

 

では、世の中で一番多いのは誰なのか?

 

それが3つ目に提示した『頭が良いと思い込んでいる人』なんだと思います。

 

「頭が良い」と思い込んでいるから、「もっとできる」と思って努力するし、

「頭が良い」と思い込んでいるから、「いつか俺はビッグになる」と努力しなくなるし、

「頭が良い」と思い込んでいるから、現実とのギャップにショックを受けるし、

 

そういうバラエティに富んだ「頭が良いと思い込んでいる人」が世の中にたくさんいてくれるから、

「もっと生活をよくしよう」「もっと生活がよくなるだろう」という向上心が働いて、

そこそこの明るい未来を描きながら、そこそこの生活水準を

多くの人が維持できる世の中になっていたりするんだと思います。

 

いいですか?

 

そもそも「頭が悪い人」は、自分自身が頭の悪いことに気がつかないので、

それはそれで平和に暮らし続けることができたりするんですね。

一方、「頭の良い人」も、その頭の良さを生かして満足した日々を過ごしているので、

こっちもこっちで平和に暮らしていたりするわけです。

 

しかし、圧倒的大多数の「頭が良いと思い込んでいる人」だけは、

仕事で失敗したり、段取りがうまくいかなくなったりすると、

 

「どうして俺はうまくいかないんだ」

 

と自分の実力にも拘わらず、

勝手に「なんでダメなんだ」と落ち込んだりしてしまうので、

生きるのが辛くなったり、悲しくなったりして、

自分自身を追い込む人生を送ることになってしまうんです。

 

だけど、冷静になって考えてみてください。

 

優秀な人間なんて世の中に一握りしかいないわけですから、

自分が「頭の良い人」ではなく、

大多数の「頭が良いと思い込んでいる人」の分類に入ることは、

揺るぎない事実だったりするわけです。

 

つまり「頭が良い」と思い込んでしまうと、「できないこと」が辛くなりますが、

「頭が良いと思い込んでいる」という現実を認めるだけで、

「できないこと」に対してフラットな気持ちで受け入れらるようになり、

 

「自分は頭が良いわけじゃないから、何でもうまくいくわけじゃない。次、頑張ろう」

と反省しつつも、前に進むことができるようになったりします。

 

さてさて。

 

みなさんは、仕事をするうえで、

自分が「頭が良い」と思い込んでいませんか?

 

ホリエモンの動画を観て、素晴らしい情報を手に入れたと誤解したり、

有名な自己啓発のコンサルタントの先生の本を読んで、感動して涙を流したり、

SNSの情報だけで真実が分かっている気になってみたり、

 

自分自身が「頭が良い」思い込んでしまった結果、

「まだまだ自分はこんなもんじゃない!」と、人生の高みを目指してしまい、

どんどん自分を追い込んでいく人も、実のところ、世の中にはたくさんいたりします。

 

そんなつらい人生を歩むよりも、

自分は「頭が良いと思い込んでいるだけ」という、

開き直った自覚をほんの少し持つだけで、

生きる辛さが緩和されていくのではないでしょうか。

 

そういう、小さいプライドを捨てるだけで、

自分の「心」を大事にする生き方ができるようになると思いますよ。

 

■竹内謙礼 40分のダラダラのロングインタビュー
「なんでコンサルタントになったのか?」
https://www.youtube.com/watch?v=mDw88vVkTDQ

編集後記

先日、発売された技術評論社の「SDGsアイデア大全」の本で、

私の書いた書籍がついに、

60冊になったんですね。

 

振り返れば、コンサルタントになって今年の7月で20年目に入り、

メルマガはそろそろ1000号に達し、日経MJの連載は9年目、500回を超えて、

最も注力している「タケウチ商売繁盛研究会」の運営は16年目に突入して、

毎月、会員に向けて書いているニュースレター(20~30ページ)も

今月で209号になりました。

 

これだけ長くこの仕事を続けられるのは、

毎週、このメルマガを読んでくれる皆様のおかげであり、

本当に感謝の気持ちしかありません。

 

これからも、本の執筆も、日経MJの連載も、メルマガも、

動画も、セミナーも、タケウチ商売繁盛研究会も、

まだまだ全力で頑張らせて頂きます。

改まって言うのもお恥ずかしい限りですが、

 

引き続きどうかよろしくお願いします!

 

■【今年こそ入会しませんか?】
月額5000円~「タケウチ商売繁盛研究会」とは?
※動画で分かりやすく解説しています!
https://www.youtube.com/watch?v=z3OKS-8J-_I&t=10s

 

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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