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逆境に飲み込まれてしまう人の共通点とは?

こんにちは。いろはの竹内です。

 

長女は社会人になってから、東京で一人暮らしをしていましたが、

コロナ禍でリモートワークになったことを機に、

再び我が家に戻ってきたんですね。

 

で、先日、改めて、

「一人暮らしのリモートワークはどうだった?」

と尋ねたところ、

 

「太る」

 

と即答しました。

 

「なぜ、太る?」

「部屋が狭いでしょ」

「うん」

「だから、手の届くところに炊飯器があるんだな」

「うんうん」

「で、仕事で手があくとさ」

「うん」

「炊飯器を開けて、ご飯を掴んで」

「・・・」

「食べちゃうんだよ」

「・・・」

「むしゃむしゃと」

「・・・」

「それを繰り返すと」

「・・・」

 

「太るわな」

 

ふーっ。

竹内、一旦、落ち着こうか。

 

なんですかね。この親としての無力感は。

 

子どもの頃、箸の持ち方を厳しくしつけ、

茶碗の持ち方などのマナーも教えたつもりですが、

 

結果、大人になって素手でご飯を食べるような子になるとは。

やれやれ。

 

寿司屋でも始めるんでしょうか?(へい、大将!)

 

ということで。

本日のメルマガは、

「逆境に強い会社の条件」

と言う話をひとつ。

 

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非常識な施策は、なぜ、逆境に強いのか?

逆境に強い会社というのは、

すぐに「非常識」な戦略を実践できる会社のことだと思います。

 

そもそも逆境とは、今までの常識がひっくり返るような状況ですから、

持っている常識をすべて切り捨てなければ、

生き残ることが難しい環境だったりするんです。

 

例えば、2001年頃は、ネットでモノを売ることは、

「非常識」な会社がやることだと社会は認識していました。

 

しかし、気が付けばネットショッピングは

消費者にとって「常識」へと変わりました。

 

そして、今、コロナ禍になって、

焦ってネットショップを立ち上げようとしている人たちは、

自分達の「常識」が、「非常識」に変わったことに気づくのが、

非常に遅かった人達といえます。

 

つまり、非常識に舵を切れなかった人達は、

逆境に陥った時に、すでに手遅れになっている可能性が高く、

そのまま、なすすべもなく、逆境の波に飲みこまれてしまうのです。

 

いいですか?

 

逆境に打ち勝つためには、

常に自分の常識を捨てる勇気を持たなくてはいけません。

 

なぜならば、「常識」は、いつ「非常識」に切り替わるか分からない、

とても脆いものだからです。

 

たとえば、真夏にマスクをすることは、

コロナ禍になる前までは、「非常識」でしたが、

たった1年で「常識」へと変わりました。

 

また、恋人探しのマッチングアプリも、

数年前までは「非常識」の男女の出会いでしたが、

今では約6割の独身男女が利用経験者という、

「常識」に変わりつつあります。

 

つまり、これからの不安定な社会を生き抜いていくためには、

すぐに「常識」を捨てて、「非常識」を受け入れる順応性がなければ、

逆境の中でビジネスチャンスを掴むことがはできないのです。

 

さてさて。

 

みなさんの会社は、逆境に強い会社ですか?

 

逆境になった時は、消費者の習慣が変わり、

ルールや常識がひっくり返るタイミングなので、

非常識な戦略に舵を切れば、小さな会社は大きなチャンスを掴むことができます。

 

「逆境」というぐらいですから、

世の中の“逆”を行けば、苦しい状況は抜け出せるはずなので、

今持っている常識を切り捨ててみると、

案外、シンプルな打開策が見えてくるかもしれませんよ。

 

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編集後記

 

 

コンサルタントの業界だけで言わせてもらえれば、

「非常識」の人のほうが、大成しやすい感じがします。

 

周囲を顧みず、クライアントのことも考えず、

好き勝手に振る舞っているコンサルタントのほうが、

お金を稼いで、名前も売れて、

なかなか商売がうまくいっている印象です。

 

一方、「常識」のあるコンサルタントは、

やっぱりビジネスがこじんまりしてしまいますよね。

真面目で、正直で、よく勉強している、

能力の高いコンサルタントになればなるほど、

お金儲けは下手なような気がします。

 

おそらく、コンサルタントは、

常識的な一手を打った時よりも、

非常識な一手を打った時のほうが魅力的に見えるし、

そのようなコンサルタントに対して、魅力を感じる人達のほうが、

金払いはいいんだと思います。

 

だから、コンサルタントが儲かっているか儲かっていないかは、

あまり能力と比例しないと思ったほうがいいと思います。

金を稼いでいる経営者が、人間性が優れているとは限らないのと同じで、

コンサルタントの能力と、金が稼げる能力はまったくの別ですからね。

 

常識的な人のほうが、非常識な人よりも金儲けが下手だというのは、

こういうところでも証明されているのかもしれません。

 

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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