こんにちは!
経営コンサルタントの竹内です!
先日、セミナーの講師を務めたんですが、
その会場で、主催者が参加者に対して、
「粗品」と書かれた小さな箱を配っていたことがあったんですね。
白い小さな箱で、中身は見えず。
気になるので、セミナー終了後に主催者さんに、
「中身はなんの粗品なんですか?」と聞いたところ、
「ホッチキスです」
という、ガチで「粗品」という返答を受けてしまいました。
しかし、その質問が主催者さんの心に火をつけてしまったらしく、
「あ、竹内さん、ホッチキス、欲しいんですか?」
と大きな誤解を与えてしまい、
「いえ、大丈夫です」と首を横に振ったものの、
「そう言わずに」
「いえ、本当に、大丈夫です!」
「まぁまぁ、受け取ってください」
「ホッチキスは、間に合ってますよ」
「遠慮せずに、たくさんあって困るものじゃないですし」
いやいや、ホッチキスはたくさんあったら困るだろ!
と、突っ込みを入れる前に、
3個のホッチキスを鞄の中に入れられて、
今、私の事務所には“元祖ホッチキス”を含めて、
4個のホッチキスに囲まれてハーレム状態になっております。
ということで、そんなホッチキスに囲まれた
素敵なオフィスから本日お届けするメルマガは、
「腰痛」
についてのお話。
実は、ちょっとマーケティング的な『学び』が多い話なので、
自己体験談として、
今回は変則フォーマットのメルマガで紹介させて頂きます。
経営と腰痛は同じ。
腰が痛くなったのは1月初旬頃からです。
特に足のしびれがあったり、
歩けなくなったりするものではなかったんですが、
ちょっとズキっという痛みが数日前から出始めていたんですね。
おそらく、本の執筆やカレンダーの執筆で疲れが溜まったのでしょう。
でも、病院に行くのも面倒だったし、ほっとけば治ると思っていたので、
そのままずっと放置していたんです。
そしたら痛さが日に日に増して、
最後は、どうにもならない状態になってしまいました。
≪今回の学び≫
『経営と腰痛の改善は、ほっといても治らない』
で、そこで私が始めたのは、
日々のストレッチと軽い運動でした。
見様見真似で、いろいろなストレッチをしました。
また、腰回りに筋肉をつけようとして腹筋やスクワットをしました。
結果、もっと悪化しました。
当たり前です。
健康体であれば、まだ良かったかもしれませんが、
腰を痛めている状態で、さらに痛める運動をしたんですから。
運動をすればするほど、さらに腰の痛みが増していきました。
≪今回の学び≫
『経営と腰痛の改善は、弱っている状態でやってはいけない』
そして、今度は整形外科に行こうと思ったんですが、
地元の整形外科で過去にあまり良い経験がなく、
結局、地元で評判のいい整骨院に行くことにしました。
いろいろ診断してもらった結果、
どうやら、ヘルニアのような重症の腰痛ではないとのこと。
また、内臓からくる腰の痛みでもないという診断を受けました。
私はそこで一安心して、
整体の先生から、正しいストレッチの方法を教えてもらうことにしました。
しかし。
そのストレッチを何回やっても、一向に腰がよくなりません。
≪今回の学び≫
『経営と腰痛の改善は、見立てを間違うことがよくある』
まったく腰がよくならないので、
今度は、知人の薬局に行って、湿布と痛み止めの薬をもらうことにしました。
すると、腰の痛みは軽減されて、かなり良好になりました。
しかし!
そんな付け焼刃的な治療など通用することなどなく、
すぐに痛み止めも湿布も効かなくなり、
また痛みが増してきました。
≪今回の学び≫
『経営と腰痛の改善は、即効性の高いものほど長続きしない』
そんなある日、腰痛で悩んでいることを、
知人の経営者に相談したところ、
「バランスボールに乗って仕事をしたらいい」
というアドバイスを受けました。
早速、バランスボールを買って、
それに乗って仕事をし始めたところ、
さらに腰が痛くなってしまいました。
≪今回の学び≫
『経営と腰痛の改善は、素人のアドバイスに耳を傾けてはいけない』
どうにもこうにもならなくなった私の腰の痛みは、
とうとうピークに達してしまい、
兵庫県小野市で行われたセミナーの時に、
お辞儀をしたら、痛みが走るぐらいになっていました。
で、もがき苦しんでいる時に、
セミナーの参加者名簿を見ていたところ、
整骨院の社長さんが一人参加しているのを見つけました。
私は、その人が会場に入ってくるなり、
駆け寄って「腰が痛いんです!」と泣きついて、
無理をいってセミナー終了後に時間を作ってもらい、
治療してもらうことにしました。
≪今回の学び≫
『経営と腰痛の改善は、偶然の出会いが大切である』
セミナー終了後、その整骨院に立ち寄って、
腰をみてもらうことにしました。
しかし、ここがちょっと変わった整骨院さんで、
1時間ぐらい、ずっとヒアリングしかしないんです。
日々の生活スタイルとか、どのような姿勢の時に腰が痛いのかとか。
さらに、身体を曲げたり、ストレッチをしたりしながら、
丁寧に、ずーっと質問を繰り返すんです。
で、見立てが終わった後に、
先生から2つのストレッチの方法を教わりました。
ええ、たった2つです。
しかも、電車に乗りながらできるぐらいの、
非常にシンプルなストレッチです。
正直「おいおい、こんなので治るのかよ!」と思いました。
でも、シンプルなだけあって、腰の痛みの原因が判明して、
私は納得した上で、そのストレッチを実践することにしました。
≪今回の学び≫
『腰痛と経営の改善は、シンプルな施策のほうがいい』
先生に言われた通りの、簡単なストレッチを毎日6セット、
時間の合間を見て続けることにしました。
すると!
3日後には、かなり腰が軽くなり、
1週間後には、驚くほど痛みが軽減されていました!
≪今回の学び≫
『腰痛と経営の改善は、信じて、続けることが大事』
私は早速、先生にお礼のメールを出しました。
腰の痛みが軽減されて、感謝の気持ちでいっぱいだと伝えました。
しかし、先生は浮かれることなく、私にこんなメールを返してきました。
「油断せずに、あと6週間、このストレッチを必ず続けてください」
その先生のアドバイスを受けて、
私は今でも、そのストレッチを続けています。
そして、腰は順調に回復をしています。
≪今回の学び≫
『腰痛と経営の改善は、最後まで油断してはいけない』
いいですか?
今回、自分自身の腰痛体験から
「治す」という難しさを痛感しました。
多くの人が、今の経営を「治す」努力をしていると思うのですが、
アドバイスが悪かったり、
出会いが悪かったり、
続けることができなかったり、
いろいろな事情で「治らない」という状況に陥っている人が、
多くいるのではないかと思いました。
しかし、結局のところ、
その答えを見つけるのは自分自身であり、
「治す」という目標に向かって、
トライアンドエラーを繰り返すことによって、
良いアドバイスに辿り着いたり、
良い出会いに巡り合ったり、
根気よく続けることができたり、
1歩1歩改善に向かって突き進むことができるんだと思います。
さてさて、みなさんも、
身体のどこかに常に「痛み」を抱えていると思いますが、
その「痛み」を会社の経営に例えると、
なんとなく、その痛みが治らない原因というのが、
分かってくるかもしれませんよ。
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編集後記
さて、今回、腰痛を改善してくれた整骨院は、
兵庫県小野市にある「ケアラボ」の藤原先生です。
本当にマンガみたいな偶然の出会いでしたが、
藤原先生のおかげで、1ヶ月半苦しんできた腰痛から、
ようやく解放されることができました。
治療法は「マッケンジー療法」といって、問診と評価で、
セルフエクササイズで改善していく、ちょっと変わった治療法です。
ダチョウ倶楽部のリーダーの肥後さんなんかも実践している腰痛改善法だそうです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4778313445
正直、最初は「怪しい療法だなぁ」という不安もありましたが、
藤原先生の説明が非常に説得力があって、
言われた通りの簡単なストレッチ法を、
1日6セットしっかりやることによって、
みるみるうちに腰の痛みが改善されていきました。
このメルマガを読んで、腰痛や首の痛みに悩んでいる人がいたら、
ぜひ一度、問い合わせてみて下さいね!