経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

  1. 竹内謙礼の公式メルマガ
  2. 9 view

なぜ「空気が読めない人」はAIが苦手なのか?

こんにちは。いろはの竹内です。 
 
 
先日、玄関に大きなムカデがいたので、 
 
ホウキで外に追い払ったんですね。 
 
 
その話を妻にしたところ、 
 
「なんでハサミで切らなかったの?」 
 
と、ホラー映画みたいなことを真顔で言い出したんです。 
 
 
「ハサミで切るの?」 
 
「そうだよ」 
 
「・・・」 
 
「バラバラに切断して」 
 
「・・・」 
 
「そのあと火で炙るのよ」 
 
「・・・」 
 
「完全に息の根を止めるの」 
 
「・・・」 
 
「普通、そうしない?」 
 
 
 
 
しない。 
 
 
 
 
まったく、どんなところで育ってきたのでしょうか?(山奥) 
 
 
 
そんなわけで、本日のメルマガは、 
 
 
『「はじまり」と「おわり」はAIにはできない』 
 
 
というお話をひとつ。 
 
 
▼note寄稿/
コンテンツ制作者必見!  
「AIに言及されやすい『インタビュー記事』の書き方」 
https://note.com/chibamiyagi/n/n1dc26c595b92 
 
********************************************** 
 
AIの活用に必要な『察する力』 
 
********************************************** 
 
先日、清水久三子氏の新刊 
 
『AIが化ける問題解決の全技術』が 
 
出版社から献本されたので、読ませて頂きました。 
 
 
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4297158094 
 
 
AIをどのように活用すれば仕事で役立てられるのか、 
 
戦略コンサルタントが詳しく書いた本で、 
 
AIを活用した企画書、レポート作りのプロンプトの考え方などが、 
 
かなり具体的に、分かりやすく書かれています。 
 
 
その中でも特に印象に残ったのは、 
 
 
『「はじまり」と「おわり」はAIにはできない』 
 
 
という言葉でした。 
 
 
仕事のプロセスを0から10のスケールにした場合、 
 
はじまりの「何をするか?」「何を解決するか?」の 
 
0~2は人間にしかできない作業であって、 
 
 
その次の真ん中にある3~7のリサーチや分析などの、 
 
膨大な情報を整理した“たたき台”を作る作業はAIの仕事で、 
 
 
おわりの8~10の仕上げの、 
 
ファクトチェックや表現の調整、抽出された答えの決断などは、 
 
再び人間にしかできない仕事になります。 
 
 
つまり、人間は最初の「問い」の0~2と 
 
最後の8~10の「意思決定」に集中することが必要であり、 
 
真ん中の3~7をAIにやらせるという仕事の運び方が、 
 
AIの力を最大限に発揮する利用法になるのです。 
 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
 
AIを使ってもトンチンカンな資料やレポートしか作れない人は、 
 
0~2の「問い」が間違っていたり、 
 
最後の8~10の「意思決定」をAIに委ねてしまったりする、 
 
いわゆる人間としての思考を放棄してしまった人なんですね。 
 
 
このような人たちが、いくら最新のAIを使いこなしても、 
 
出してくる回答の、ポンコツなほうばかりを選んでしまうので、 
 
永遠に仕事で活用することができなかったりします。 
 
 
 
では、どうすれば、AIでまともな資料やレポートを作ることができるのか? 
 
 
 
本書では「違和感」を感じる力こそが、 
 
AIを使いこなすために必要なスキルだと力説しています。 
 
 
AIは常に流暢で、構成が整った、読みやすい文章で、 
 
「それっぽい」回答を出し続けます。 
 
 
それに対抗するためには、 
 
「これじゃない」と気づく人間の感覚が必要であり、 
 
その感覚を身に付けるためには、 
 
その人が積み重ねてきた現場の経験や、 
 
組織への理解、業界への肌感覚、 
 
「こうあって欲しい」という強い意思など、 
 
これらの自分の経験からしか生み出すことのできない、 
 
「違和感」を察する能力こそが、 
 
これからのAI時代に必要なスキルになっていくと思います。 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
この本の最後は、こんな言葉で締めくくられています。 
 
 
『生成AIを多用する人ほど批判的思考力が低くなり、 
 
思考の空洞化が起きる』 
 
 
自分自身が仕事の能力が高いと思い込んでいる 
 
素直で、純粋で、そして自己愛が強い人ほど、 
 
周りの空気が読めず、他人からの間違いの指摘にも気づきにくいので、 
 
違和感を感じるアラート自体が弱くなっている可能性があります。 
 
 
そんな人がどんなにAIを使いこないしても、 
 
違和感を察する力がそもそも弱いので、 
 
AIの作った「それっぽい」資料を完成形だと思い込んで、 
 
ポンコツな資料やレポートを出し続けることになります。 
 
 
実際、以前はキレがあったコンサルタントが、 
 
AIを使い始めてから、急に思考が浅くなってしまったり、 
 
普通にコミュニケーションが取れていた経営者が、 
 
AIを使い始めてから、会話が噛み合わなくなってしまったり、 
 
 
もしかしたら、皆さんの周りで、 
 
 
 
すでに「思考の空洞化」が始まっているのかもしれません。 
 
 
 
本書は定価2,750円、410ページの辞書みたいなビジネス書ですが、 
 
「はっ」と気づくことがたくさん書いてあったりするので、 
 
本気でAIを使いこなしたい人には、おすすめの本です。 
 
 
▼『AIが化ける問題解決の全技術』 
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4297158094 
 
 
▼募集開始≪静岡≫10月8日(木)18:30~ 
『初心者歓迎~AIでカンタン!小さな会社の新しいお客の集め方』 
https://www.b-nest.jp/kigyo-shien/keieishien/keieiryoku/26_05 
 
********************************************** 
 
編集後記 
 
********************************************** 
 
元経済産業省の官僚弁護士の椋木エラン先生と、 
 
楽天市場やAmazonなどのプラットフォーム側と、 
 
ネットショップの運営者が対等に渡り合うための法律、 
 
「透明化法」についての対談連載が、 
 
本日よりネットショップ担当者フォーラムでスタートしました! 
 
 
▼『ECの法律「〇と×」
元経済産業省官僚・弁護士が教える 
3大モールの『規約』と『ガイドライン』に泣き寝入りしない方法』 
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/09/14/16676 
 
 
大手モールに対して、弱い立場のネットショップが、 
 
出品停止や退店に対して、どのように対等に渡り合えばいいのか、 
 
「透明化法」を制定した元経産省の弁護士とともに、 
 
分かりやすく、丁寧にEC事業者のサバイバル術を解説します。 
 
 
「透明化法」は、法律とECの両方に詳しくなければ、 
 
うまく説明できないところがあったりするので、 
 
法律のプロの椋木エラン先生と、ECのプロの竹内の二人のコラボ企画で、 
 
全4回連載で詳しく解説させていただきます! 
 
 
EC事業者以外でも面白く読める話なので、 
 
ぜひぜひ、ご一読のほど、よろしくお願いします! 
 
 
▼note寄稿/
コンテンツ制作者必見!  
AIに言及されやすい『インタビュー記事』の書き方 
https://note.com/chibamiyagi/n/n1dc26c595b92 
 
 
▼募集開始!≪静岡県≫
10月8日(木)18:30~ 
『初心者歓迎~AIでカンタン!小さな会社の新しいお客の集め方』 
https://www.b-nest.jp/kigyo-shien/keieishien/keieiryoku/26_05 
 
 
※メルマガの内容は出典とURLを明記していただけ 
れば流用、拡散は大歓迎です。 
 
※あれ?
メルマガが届かなくなったぞ? 
もう一度、メールアドレスを登録してみましょう! 
https://e-iroha.com/melmaga/mailmagazine2.htm

竹内謙礼の公式メルマガの最近記事

  1. なぜ「空気が読めない人」はAIが苦手なのか?

  2. マーケティングが「どんぶり勘定」に負ける時代

  3. 「売り方」は学ぶものではなく、見つけるもの。

  4. 5年間続けたYouTube、やめます。

  5. AIで「圧倒的に売れる言葉」を作る方法

関連記事

楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
竹内謙礼の無料動画セミナー 女子大生の看板サンプルブログ 羽沢横浜国大駅のブログ
経営コンサルトによる記事を検索してご覧頂けます!
アーカイブ
PAGE TOP