こんにちは。いろはの竹内です。
先日、出張先のホテルで寝ている時のこと。
早朝に、突然スマホが鳴り出したんですね。
「ダスキンさんですか?」
ええ、明らかにおばさんの間違い電話です。
「・・・違います」
「あれ? ダスキンさんじゃないんですか?」
「ええ、違います」
ガチャ!
電話はあっさりと切られてしまいました。
やれやれと思いながら、もう一度ベッドにもぐったところ、
再びスマホが鳴り出しました。
「ダスキンさんですか?」
予想はしていましたが、さっきのおばさまからのお電話です。
「違います。同じところにかかっていますよ」
「あらあら」
「どちらの電話番号にかけているんですか?」
「えーっとですね、090・・・」
「はい」
「xxxxのxxxx」
そこまでは私の携帯番号。
しかし、そのおばさんは続けて、
「・・・の・・・『1』」
「は? なんですか、最後の『1』は?」
「いや、だから090-xxxx-xxxxx-1」
「・・・1桁多いですよ」
「あらあら、まぁまぁ」
「もう一度、ダスキンさんに番号を確認したほうがいいですよ」
「そうですね。じゃあ、もう一度、この番号にかけてみますね」
それはダメだよ、おばちゃん。
そんなループに入ったら、俺、一生、電話出続けなきゃダメじゃん 。
と、最後は永遠に話が続きそうな雰囲気だったので、
「確認してみてくださいね♪」
と優しく無責任なことを言って、
すぐにスマホの電源を落として寝てしまいました。
やれやれ、なんだか良く分かりませんが、
ダスキンに電話が繋がるといいですね。(繋がらねぇよ)
ということで、本日の話は
「会社の裏方」
についてのお話。
みなさんの会社では、地味に働いている裏方のスタッフに対して、
ちゃんとスポットを当てていますか?
■二子玉川にネットショップがリアル店舗に出現!
10月5日・6日の2日間
お祭り騒ぎの2日間『バックヤード・フェス』開催
※お子様連れ、家族連れ大歓迎のイベントです
https://cross-mall.jp/backyard_fes_2018/
裏方が元気な会社は、会社も元気
今週末の10月5日と6日の2日間、二子玉川の楽天市場前の広場 で、
「バックヤード・フェス」という
ユニークなイベントが開催されるのを御存じですか?
https://cross-mall.jp/backyard_fes_2018/
主催は受注管理システム「クロスモール」を運営するアイルさん。
広場にはたくさんの有名ネットショップが終結して、
日頃、スポットが当たらない裏方のスタッフさんたちが、
ブースを広げて、自慢の商品をみなさんに
販売、体験してもらうイベントを行います。
しかも、このイベントの凄いところは、
裏方で目立たないバックヤードのスタッフの人達に
スポットを当てるという点なんです。
ネットショップの受注管理担当者を表彰する「バックヤード・アワ ード」や、
受発注の運用成功事例を紹介するトークイベントの開催、
さらには、様々なキャッシュレスが体験できるPAYのシステムの 導入など、
全てにおいて、このイベントの主役は「裏方」なんです。
この企画内容を初めて聞いたときは、
「すごいことをやる会社だな」と心の底から思いました。
私もサラリーマン時代にネットショップの裏方をやっていましたが 、
いつもイベントや勉強会に行くのは、
経営者や役職のついた人たちばかりで、
今だから言えますが、当時はそういう上司や社長の行動が
「クソ」がつくほど面白くなかったんですね。
毎日残業して、死ぬほど頑張っているのはいつも裏方の自分達で、
美味しいところだけを、会社の偉い人達がもっていくというその姿 が、
若かったせいか、「ふざけんな」と毎日のように思ってしまうほど 、
腐っている日々を過ごしていました。
だから、自分がネット通販の責任者になった時は、
そういう思いを裏方のスタッフにさせたくないという思いがあった ので、
イベントや勉強会があるときは、
積極的にバックヤードのスタッフにも参加してもらうようにしまし た。
今の売上があるのは、裏方のみなさんがあってこそだという
感謝の気持ちを分かってもらおうと、受注管理のスタッフや、
顧客対応のスタッフ、システムやページ制作、
梱包のパートのスタッフもひっくるめて、
「みんなでひとつの仕事をやっているんだ」という認識を持っても らうために、
上司としては全力でフォローすることを心掛けました。
ですが、実際のところ、バックヤードの裏方のスタッフさんたちを
日ごろから評価してくれるイベントや勉強会は当時はまったくなく 、
結局、経営者やオーナーのような会社の花形が集まるイベントに
裏方さんが無理やり参加させられるというスタイルになってしまい 、
あんまり楽しい時間を過ごしてもらうことが
できなかったのが現状だったりしたんですね。
だから、今回、このようなバックヤードのスタッフだけが集まった 、
ユニークなイベントがあることは、
ある意味、組織がまとまるチャンスを与えてくれる
絶好の機会を作ってくれたんだなぁと感心するわけです。
いいですか?
経営者や上司がどんなに感謝の言葉を述べたとしても、
裏方のスタッフから見れば、その言葉を行動に示さない限り、
「うすっぺら」になってしまうんですね。
どんな裏方の作業をしている人間でも、
自分たちのことを「認めてもらいたい」という承認欲求は必ず持っ ていて、
自分達と同じように苦労している人達と触れ合うことができれば、
やっぱり「俺も明日から頑張ろう!」という気持ちにさせてくれる ものなのです。
経営者や上司の立場からすれば、
会社の仕組みや構造は上流から直していくものだと思ってしまいが ちですが、
実は組織というのは、
下流から強くしていかなければ、本当に強い組織にはならないので す。
さてさて、あなたの会社はバックヤードの人達にスポットを当てて いますか?
もし、このメルマガを読んでいる裏方のスタッフさんがいれば、
ぜひぜひ、このバックヤードフェスに行ってみてください。
同じ裏方だけど、目を輝かせながら生き生きと仕事をしている姿に 、
明日から頑張って働くための『元気』をもらえると思いますよ!
■お子様連れも大歓迎! 竹内のセミナーも2日目にあります!
10月5日・6日の2日間(二子玉川)
お祭り騒ぎの2日間『バックヤード・フェス』開催
https://cross-mall.jp/backyard_fes_2018/
編集後記
今回のバックヤードフェスでは、
2日目の10月6日、15:00より私も登壇させていただきます !
ホームページには告知されていませんが、
受注管理ソフト「クロスモール」を活用した、
商品ページのABテストを行った結果データをもとに
マーケティングの実践ノウハウをレクチャーさせていただきます。
例えば、同じ商品に対して、AページとBページを用いて、
方向性の違う2つのキャッチコピーを展開させて
楽天のスーパーセールとお買い物マラソンの2つの期間を回して、
AとBのどちらのキャッチコピーが転換率が良かったかを測定して 、
その結果から、今後のキャッチコピーの方向性について探っていく という、
バックヤード機能をフル活用した
面白いマーケティング事例を紹介できればと思っています。
当日は、奥さんと子供たちには
ショップブースの体験イベントで時間を潰してもらって、
お父さんはセミナーでお勉強というのも面白いかもしれませんね。
そんな楽しい週末が過ごせるバックヤードフェスに、
家族そろって、ご参加していただければと思います!
■お子様連れも大歓迎! 竹内のセミナーも2日目にあります!
10月5日・6日の2日間(二子玉川)
お祭り騒ぎの2日間『バックヤード・フェス』開催
https://cross-mall.jp/backyard_fes_2018/
■大阪と島根でもセミナーやります!
こちらもぜひぜひ、ご参加くださいね!
https://www.nikkei4946.com/seminar/main.aspx?TYPE=seminar&sid=7
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