こんにちは。いろはの竹内です。
先日、次女から
「庭にいるサナギを写メで毎日撮って欲しい」
という指示を受けて、
スマホで写真を撮り続けていたところ、
ある朝、アゲハが顔を出したんですね。
「キターーーーーーー！」
興奮しながら娘にLINEを送ったところ、
「そのまま撮影を続けなさい」という指令が入り、
その日は仕事もほったらかして、羽化する瞬間を捉えるべく、
１時間おきにサナギの写真を撮り続けることにしました。
しかし、２時間経っても、３時間経っても羽化はせず。
夜になり、翌朝も顔だけ出したままの状態で、
結局、そのまま動かなくなってしまいました。
なんという悲しい出来事でしょうか・・・。
せっかくここまで頑張ったのに、
羽化する直前に脱皮ができなくなるなんて、
生命の儚さを思い知らされました。
悲しみに暮れていると、そこに娘がやってきて、
羽化に失敗したサナギを見て「残念だな」と一言。
「お父さんは悲しいよ」
「そうだね」
「なぜ、羽化に失敗したのかな？」
「写真の撮りすぎじゃね？」
ふー。
いい先生になりそうです（現在、夏休み中♪）
そんなわけで、本日のメルマガは、
「なぜ、ネットの仕事はラクにならないのか？」
というお話をひとつ。
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「仕事量」と「売上」が比例しない。
先日、私の公式YouTubeが、
ついにチャンネル登録者数「3000人」を突破したんですね。
『竹内謙礼のビジネスゼミ』
https://www.youtube.com/
週に１回、ビジネス動画をアップし続けて、
コツコツと再生回数と登録者数を増やし、
４年の月日がかかりました。
ちなみに、Ｘもコツコツと発信を続けていて、
そろそろ5000人を突破しそうな気配です。
https://x.com/eiroha
ここまで話すと、景気のいいように聞こえますが、
動画を制作するのには、当然、時間と手間がかかっており、
Ｘのコンテンツを投稿するのにも、
同じように時間と手間を費やしています。
つまり、ネットの仕事というのは、
制限なく次から次へと新しい技術やノウハウが登場して、
その変化に人間が対応していかなければいけないので、
永遠に仕事量が増え続けることになってしまうんです。
いいですか？
実店舗があるリアルなビジネスの場合、
地域という“空間”で制限されているため、
やらなくてはいけない仕事には限りがあるんですね。
そのせいで売上の限界は見えてしまいますが、
地域内の顧客を満遍なく回すだけなので、
売上を伸ばしたり、単価を上げたりすることに、
そこまで仕事量が増えることもなかったりします。
一方、ネットの仕事は際限がないので、
いくらでも仕事が膨らんでいきます。
たとえば、以前は商品ページを作って、
メルマガを配信するだけで売上を伸ばしていたネットショップも、
そこにInstagramやＸの情報発信が追加されて、
インフルエンサーの活用やTikTokなどの仕事も加わり、
新しい取り組みに次々に参戦していくうちに、
仕事量だけがバカみたいに増えているのが現状だったりします。
しかし、その増えた仕事量の分だけ、
そんなことはありません。
なぜならば、
労働力が増えても、売上は同じか、
もしくは減っているような状況になってしまうため、
非効率な経営が続いているのが、
今のネット関連の企業で起きている「地獄絵」なんだと思います。
さてさて。
みなさんの会社では、
「仕事が忙しいのに、ぜんぜん売上が伸びていない」
という事態に陥っていませんか？
それは消費者が商品を買わなくなったのではなく、
消費者を獲得するための媒体が分散したことで、
小さい会社では情報発信が追い付かず、
見込み客を拾いきれなくなっているのが要因だと思います。
この状況を打開する策は２つのみです。
ひとつは、媒体を横展開して、徹底して集客しまくるか。
もうひとつは、媒体を絞って、見込み客を深く掘り下げていくか。
しかし、この両方の施策には、人の手間がかかってしまうので、
行き着くところ、
「売上に見合った事業に縮小していく」
というのも、
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編集後記
YouTubeやＸのフォロワー数を増やしたことで分かったこと
「ネットの仕事は、質より量」
という現実でした。
週一回の動画アップを、
１日１回のＸへのポストも、
しかし、仕事量を増やしても、
売上にはつながりにくい現状を考えると、
「今の仕事量では、ＳＮＳや動画にレバレッジが効かない」
というのは明らかなんだと思います。
もしかしたら、売上が伸びない原因は、
消費が冷え込んでいるのではなく、自分たちの会社の規模が、
ネットビジネスに合わなくなってきているのかもしれません。
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