こんにちは!
いろはの竹内です。
さて、先日、仕事の関係者の結婚式のために、
遠くバリ島まで行ってきました。
で、乗り換えも多く、長時間のフライトになることから、
私、バリのホテルまでは、ジャージで行くことにしたんですね。
そうすると、そのラフな格好から、
知人に、いろいろと質問を浴びせられることになりました。
「なんでジャージなの?」
「荷物検査でベルトが金属探知機で鳴るのイヤじゃないですか」
「なるほど」
「あと、長い時間飛行機乗るんだったら、足回りがラクなほうがいいでしょ」
「さすが、コンサルタントの先生!」
「ま、仕事もこんな風に、一歩先を考えながら進めなきゃダメなんですよ」
と、調子に乗って皆様からお褒めの言葉を頂いていたところ、
バリのホテルに着いて、
結婚式で履くズボンのベルトを、
家に忘れてしまったことに気づいたんですね。
結局、片手でズボンがズリ落ちるのを抑えながら、
不自然な歩き方をする羽目になり、
手を離すと、若者の“腰パン”みたいになってしまい、
そりゃあもう、駅前でたむろしている頭の悪い高校生のような格好で、
式場をウロウロと歩くことになってしまいました。
やれやれ。
どうやら一歩先は考えながら行動していても、
二歩先までは、考えていなかったようです。
と、そんな42歳の腰パンおじさんの話はさておき。
今日は「礼儀」と「約束」について、ちょっとお話をひとつ。
私もこんなことを書くってことは、歳を食った証拠ですかね~。
仕事で「礼儀」はそんなに大切か?
さて、私、ちょっと古い人間なのかもしれませんが、
「礼儀」や「約束」がしっかり守れないという人で、
仕事ができる人に、あんまりお会いしたことがないんですね。
もちろん、そのような行動の全てが仕事と比例するわけではありません。
しかし、礼儀がちゃんとできて、
なおかつ約束がちゃんと守れる人は、
やはり「相手にどう思われるか?」ということを、
常に真剣に考えている人なので、
当然、お客さんやマーケットに対しても、
緊張感を持って敏感に空気を読み取ったり、
相手を満足させる行動に移すことができたりするので、
結果、数字を作ることができる人間として、
周囲からも高い評価をされているケースが多いのが現状です。
しかし、とても残念なことなんですが、
この「礼儀」と「約束」に関しては、
企業として、大きければ大きいほど、しっかりしている人が多く、
逆に「礼儀」と「約束」をないがしろにする人は、
会社の規模が小さくなればなるほど、増えていくというのが私の印象です。
(もちろん、全てが全てというわけではありません。例外もあります)
おそらく、大きな企業の場合は、
そのような人材教育をしっかり行っているところがあったり、
先輩から若いうちに、
みっちりと“社会常識”を教え込むところがあったりするので、
そのような「礼儀」と「約束」を重んじる人材が育つんだと思います。
逆に、中小企業、零細企業の場合は、
そのような人材教育がしっかり行えていないことに加えて、
「なんとかなってきた」という甘い商売の環境のために、
そのような一般社会では通用しない人材が、
ポコポコと育ってしまう温床になってしまうんだと思います。
、
いいですか?
「礼儀」とか「約束」は、
ある意味、誰でも達成することができる
最低限の仕事の“技術”だったりします。
これが“できない”となると、
相手に対する印象は非常に悪くなり、
全てにおいて極端な「マイナス」として評価されてしまいます。
だから、中小企業の場合は、
最低でも大企業のスタッフ以上の、社会人としてのマナーを身に着けて対抗しなくてはいけないし、
「礼儀」や「約束」に関しては、本気になって相手から高い評価をもらう覚悟がなければ、
競合となりえる大企業の社員以上の信頼を、勝ち取ることができないのが現実だと思います。
「うちは小さい会社だから、挨拶や礼儀はソコソコでいいや」
そう思ってしまうと、
全てのことに対して、妥協する選択を選んでしまい、
結果的に、“小さい会社だから、あきらめる”ということが日常化してしまう、
夢のないスタッフが育つ職場になってしまいます。
たかが「約束」、たかが「礼儀」
そう思うかもしれませんが、
このような基本的なところができていないのに、
お客さんの気持ちを考える企画や、
お客さんを集めるための企画を作ることは、
ほぼ不可能だと思ったほうがいいと思います。
約束を守ることで、信頼を勝ち取り、
この「約束」と「礼儀」の積み重ねが、
「モノを売る」というマーケティングの感覚を成長させるということを、
もう一度、社会人は再確認する必要があると思います。
さてさて、最近のあなたは「礼儀」と「約束」を、ちゃんと守っていますか?
自分では「できている」と思っていても、
なかなかできていないことが「礼儀」と「約束」には多々あるので、
今一度、社内スタッフで確認しあったほうがいいと思いますよ。
ま、私も自分自身に言い聞かせるようなことではあるんですけどね。
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編集後記
12月4日に、ちょっと珍しいんですが、
東京で「日経MJ」を活用した勉強会を開催します!
日経MJの新聞記事を題材に、
企画の立て方や、情報の入手方法、
さらには、プレスリリースの活用法まで、
ワークを織り交ぜながら、実践的なセミナーができればと思っています。
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http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M182001&c=6478&d=d38c
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新入社員を教育したい人。
プレスリリースを配信してマスコミに取り上げられたい人。
会社の中枢部のスタッフや、将来、会社の“核”となるスタッフの人は、
非常にためになる年末セミナーになると思いますよ。
日経MJを教材にして、
みんなと一緒に面白い勉強会ができれば嬉しく思います!