こんにちは。いろはの竹内です。
先日、セミナー終了後に主催者から取材を受けて、
その内容がサイトに掲載されるということで、
「内容に間違いがないかご確認下さい」
原稿を確認したところ、とてもよくまとまっていたんですが、
1点だけ、大きな間違いがあることを発見してしまいました。
それは、
私の顔写真の「ほうれい線」が多いことです。
これは何かの間違いですね。
私がこんなに老け顔なわけありません。
ふーっ、早めに気づいてよかったです♪
ということで、早速、主催者に連絡を入れることにしました。
「間違いがあったので修正してもらいたいんですが」
「これは申し訳ありません!」
「僕の顔写真なんだけど」
「・・・はい?」
「ほうれい線、こんなに多くないはずなんだけど」
「は?」
「本物はもっと若々しいと思うんだよね」
「・・・」
「どうだろう?」
「・・・」
「なんとかお願いできないでしょうか」
「・・・少々お待ちください」
数日後、主催者から「やるだけやってみました」
サイトを覗いてみると、こんな顔写真になっていました。
※最後の真正面の写真
https://www.ebs-net.or.jp/
肌ツヤがまったく違いますね!
ええ、心なしか知的な感じもします!
本業は歯科医師って顔つきですよね(矯正専門♪)
ということで、本日のメルマガは、
「『とりあえずやってみる』ほど無駄なことはない」
という話をひとつ。
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『中小企業のSDGsってどうなのよ?』
https://www.himalaya.com/
「とりあえず」は100%成功しない。
大前提として「とりあえずやってみること」で、
売上につながることってないんですね。
とりあえず「無料のサービスを利用する」とか。
とりあえず「登録する」とか。
そういう時間的にも予算的にもまったくリスクがない、
「とりあえず」のことは、
結局、努力も危機感もないので、
たとえば、売れないネットのショッピングモールがあった場合、
キャンペーンとして「最初の半年間は無料ですよ」
その言葉に釣られて「無料なら、とりあえず出店しておくか」
基本、自己の判断基準が乏しい経営者が多かったりします。
こういうことにホイホイと手を出してしまう人は、
「どうせ損することはないんだから」という緩い気持ちと、
「うまくいけば儲かるかもしれない」というスケベ心と、
「やらないと出遅れてしまうかも」という根拠の無さの、
3つのダメな気持ちが重なり合って、
それで、このような無意味なキャンペーンに、
しかも、こういう「とりあえず」で始めたことは、
100%、儲かることはありません。
なぜならば、「とりあえず」始めた世界には、
必ず「とりあえず」ではなくて、
その人たちに、時間でもお金でも勝てるわけがなく、
実はやる前から、自己判断基準が甘い経営者たちが
負けることが確定している商売だったりするわけです。
いいですか?
そもそも、今の商売が厳しい時代に、
ほぼ何もしないで儲けられる話なんて、100%、
だから、無駄なことはやるべきではないし、
時間とお金はもっともっと有効に使う必要があるし、
もっと丁寧に商売に取り組む必要があるんです。
「いやいや、時間的に費用的にもリスクはないんだし、
損をしなければやるべきでしょ」
そう反論される人もいるかもしれませんが、
損をしないからと言って、100%結果が出ないことに、
自分の貴重な1分1秒という時間を使っていること自体が、
そもそも「損」な行為でしかないんです。
その「やるだけやってみる」という行為をしたことによって、
パソコンを立ち上げて管理画面を見る時間も、
申し込み用紙を書いている時間も、
新しいことに対して1分でも考えている時間も、
すべて経営者や従業員の大切な「時間」
その時間は、確実にお金に換算されて、
そのような根拠のない「やるだけやってみる」という行為は、
ほぼ100%、「やるだけ」で終わりますから、
お金儲けのチャンスすら生まないことは明らかです。
しかも、経営者にとって、このような「やるだけやってみること」
経営の中で、チリと積もって山となっているケースが多く、
無料で始めたサービスが、いつの間にか有料化になっていたり、
よく分からないで始めたサービスが、
全員が忘れてしまったような無駄なサービスを、
こういう「やるだけやってみる」という、
実は会社の経営を鈍化させる“根詰まり”
さてさて。
みなさんの会社では、「とりあえずやってみる」と言う行為は、
いまだにまかり通っていたりしますか?
今のご時世、本気でやらないと何もうまくいかない時代なので、
「とりあえず」でうまくいく商売は何一つありません。
「とりあえず」という言葉は直訳すると「一か八か」
そういう面でいえば、いかに「とりあえず」
そろそろ気づくべきことではないかと思います。
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編集後記
コロナ禍で「とりあえず」始めた人が多いのが、
ネットショップだと思います。
当時は時間もなかったし、
国から補助金も出たし、
みんなやってるしで、
「とりあえず」でEコマースを始めた人が多いと思うんですが、
当たり前ですが、「とりあえず」で成功できるほど、
この業界は甘くはなかったりするわけです。
「とりあえず」で始めたことは、
考え方も計画もすべてが無茶苦茶だし、
走り出して決めることが多いので、方向性がブレやすくなるから、
時間が経てば経つほど、
一昔前までは「とりあえず」
やはりDXが加速した今のアフターコロナでは、
「とりあえず」
経営者はどんなに謙虚な思いで仕事をしていても、
過去の経験から「自分だけはうまくいく」と誤解するものなので、
そのあたりは、
どのくらい現実と考え方が乖離しているのか、
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