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月2500人が来店する人気居酒屋の成功戦略

こんにちは。いろはの竹内です。 
 
 
前回のNHK連続テレビ小説で放映された 
 
『げばげば』がテレビで取り上げられいて、それを観ていた妻から 
 
「小泉八雲って何をやった人なの?」と質問されたので、 
 
「幽霊の話を書いた人だよ」と答えたところ、 
 
 
 
「稲川淳二とは違うの?」 
 
 
 
と訊かれたので、 
 
 
「別人」 
 
 
と丁寧に答えておきました。 
 
 
 
 
ええ、夫婦の会話は大事ですね。(たとえ話が噛み合わなくても) 
 
 
 
そんなわけで、本日のメルマガは、 
 
 
「ライブ感」 
 
 
という話をひとつ。 
 
 
 
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料理は「心」で満たされる。 
 
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先日、山口県の湯田温泉で月2500人が来店する 
 
『長州鶏焼鳥・泳ぎ活きイカ・手作り餃子
らいが』 
 
という大繁盛店の居酒屋に行ってきました。 
 
 
「らいが」 
https://raigaking.com/ 
 
 
看板メニューは「泳ぎ活きイカ」。 
 
 
お客が自らイカの泳ぐ水槽の前まで行って、 
 
自分が食べたいイカを選び、スタッフがそれをすくって、 
 
目の前でイカ刺しにしてくれるんです。 
 
 
その体験が非日常的過ぎて、面白くて楽しくて、 
 
お客は必死に写真や動画に撮るし、家族連れは大興奮するしで、 
 
この企画だけでも、お店の雰囲気がバツグンに明るくなるんです。 
 
 
しかも、店内の40席は、キッチンを囲むように、 
 
すべてがカウンター席になっていて、 
 
厨房で料理している姿が劇場のように丸見えなんですね。 
 
 
だし巻き玉子を注文すると、 
 
スタッフがコンロとフライパンを目の前に持って来て、 
 
会話をしながら、楽しく作ってくれるし、 
 
 
カツオの藁焼きを頼めば、 
 
厨房のど真ん中にある藁から炎が上がり、 
 
料理人がカツオの産地と作り方を口上しながら、 
 
出来立てのカツオのたたきを提供してくれます。 
 
 
まるで料理というコンサートを見ているような感じで、 
 
お腹も心もパンパンに満たされて、 
 
かけがえのない至福の時間を過ごすことができました。 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
「らいが」が大繁盛している理由は、 
 
紛れもなく「ライブ感」なんですね。 
 
 
その空間に没入し、主人公のような感動を体験できる、 
 
お金では買えない、唯一無二の付加価値が、 
 
お客を熱狂させるサービスへと昇華しているんです。 
 
 
物価高の今、この「ライブ感」というのは、 
 
お客が惜しみなくお金を払う、数少ないコンテンツといえます。 
 
 
たとえば、コンサートやフェスのチケットが常に完売していたり、 
 
推し活に生活費の多くをつぎ込む人がいたりするのは、 
 
まさに「ライブ感」から生まれた消費行動といえます。 
 
 
私たち商売人も、ただ商品やサービスをお客に提供するのではなく、 
 
 
スタッフとお客が触れ合うファンミーティングを開催したり、 
 
生配信で限定商品をセール販売したり、 
 
サービスや治療の説明に図解や動画を加えてみたり、 
 
 
お客を「お金を払ってくれる人」ではなく、 
 
劇場に来ているファン客と見立てて、 
 
ライブ感を出しながら、消費を盛り上げていく仕掛けづくりが、 
 
これからのビジネスには必要なんだと思います。 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
みなさんの商売には「ライブ感」はありますか? 
 
 
ショート動画が流行っているのも、 
 
SNSでお店とお客がつながるのも、 
 
 
すべては“今”起きていることを、 
 
お客が心と頭と体で、共感したいからなんだと思います。 
 
 
AIで“作りもの”が増えていけば増えていくほど、 
 
人間の欲というのは 
 
 
“ナマ”にガッツリ寄ってくんだと思いますよ。 
 
 
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編集後記 
 
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日経MJで「らいが」の社長を取材させてもらった際、 
 
「ライブ感は差別化戦略のひとつなんですか?」と訊いたところ、 
 
「差別化ではなく、お客の期待を超える一環」と答えてくれたんですね。 
 
 
サービスで何をするべきか迷った時に、 
 
常に「お客が一番喜ぶことは何だろうか?」と原点に立ち返り、 
 
そこからサービスをブラッシュアップさせていくことが、 
 
繁盛店作りの秘訣になっているそうです。 
 
 
そう考えると、毎日「自分が儲かること」しか考えず、 
 
安売りやコスト削減に追われて、 
 
お客をそっちのけで商売をしているお店に、 
 
 
質の良いお客が寄り付くはずがないですよね。 
 
 
「お客を喜ばせる」というのは、先行投資のようなものなので、 
 
そこに思いっきり投資できないお店は、 
 
いつまで経っても“リターン”が生まれない 
 
 
貧乏人のお店のままなんだと思います。 
 
 
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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