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「出世する新入社員」と「落ちぶれる新入社員」の違いとは?

こんにちは。いろはの竹内です。

 

先日、社会人になった長女から、

「お年玉はいつまでもらえるのでしょうか?」

と、少し頭のおかしな質問を受けることになりました。

 

「大人はもらえないだろ」

「え?」

「むしろ、お前はお年玉をあげるほうになったんだよ」

「は?」

「親戚が集まった時に甥っ子や姪っ子にあげるんだ」

「へっ?」

「お前はもうお年玉をあげる立場なんだよ」

「・・・お父さん」

「なんだ」

「それだったら、お年玉をあげるためのお年玉をくれよ」

 

この子は、話が通じないんでしょうか?

 

でも、「お年玉あげる」って言わないと、

正月に家に帰ってきてくれないかもしれません。

 

やれやれ。

引き続き子どもを甘やかしますか(ダメな大人を作る会会長♪)

 

ということで。

本日のメルマガは、若い頃のスキルアップの話。

リモートワークが続くと、

新卒のみなさんはちょっと焦っちゃいますよね。

年末商戦に向けての販促の相談に乗ります。
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「労働時間」と「スキル」に関係性はない

自分が20代、30代の頃は、

労働時間にうるさい時代ではなかったので、

そりゃもう馬車馬のように働かされました。

前職が出版社というブラックな業界ということもあって、

夜中の12時に原稿が書き終わって、

次の日、朝4時に会社に集合するとか、

今、思えばいつ死んでもおかしくないような労働環境で働かされて、

そりゃもう地獄のような日々を過ごしていました。

 

でも、そういう長時間労働のおかげで、

多くのスキルを身につけられたのも事実です。

 

無制限で働けるということは、

無制限で経験値を上げられることにも繋がるので、

そういう意味では、今の自分の仕事のスキルがあるのも、

若い頃に経験した、厳しい労働環境のおかげだということは素直に認めます。

 

でもですね。

 

時間が無制限である分、無駄もめちゃくちゃ多かったのも事実です。

 

睡眠時間が少なくて会社で居眠りをしたり、

上司が帰ってくれないから、自分も帰りづらくて無駄な仕事をして時間を潰したり、

時間が永遠にあるから、同僚とべらべらと長時間くだらない話をしたり、

振り返れば、忙しかった割には、無駄な時間もたくさん過ごしていたんだと、

後悔ばかりが頭の中をよぎります。

 

当時、長時間労働をしていた同僚が、

全員、高いスキルを身につけて大成したのかといえば、そういう訳でもなく、

その後、落ちぶれる奴は落ちぶれたし、稼ぐ奴は稼いだしで、

「長時間労働=スキルアップ」という公式は、

実はまったく関係が無いんだということは、

50歳になって周囲を見回して、ようやく分かってきたことだったりするわけです。

 

いいですか?

 

意識の高い若い社員さんの中には、

労働時間の少なさで、ちょっと焦りを感じている人もいると思うんですね。

 

でも、実際には、今の時代のほうが、

短い時間で高いパフォーマンスが出せる環境が整っているので、

その点で言えば、無制限でダラダラと仕事をさせられていた、

僕たち40代、50代よりはずっと有益な時間を過ごしていると思います。

 

だから、今、働いている会社で100%の力を出し切るためにも、

若いうちは、仕事以外の時間は、しっかり休養にあてるべきだし、

本をたくさん読んだり、いろいろな人と会ったりして、

仕事とプライベートでメリハリをつけた

生活習慣を身につけることのほうが、先決だったりします。

 

そして、いざ会社に出社したら、

たくさんのことにチャレンジして、びっくりするぐらいたくさん失敗して、

たくさん上司に怒られて、そんでもって1個ぐらいは成果を出すことができて、

「なかなかやるじゃないか」と先輩社員たちに褒められるような、

そんなサラリーマンになれるよう、全力で目の前の仕事に打ち込むことが、

「今やらなくてはいけないこと」なんだと思います。

 

自分の人生の「お宝」は、

外の世界ではなく、実は会社の中にゴロゴロと転がっていることに、

早く気付くことが、新卒社員から成長するための

「はじめの一歩」なんだと思いますよ。

 

【頑張れ新入社員!】
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編集後記

自分が大学を出て社会人になりたての頃は、

勝手に会社で大活躍する人間だと思っていたんですが、

入社してすぐに、びっくりするぐらいポンコツな人間だということが分かり、

周りの先輩社員がみんな凄い人に見えて、

「自分はどうしようもないクソ人間だ」

と思い悩む日々を3年ぐらい過ごしました。

でも、自分の自信やプライドが

ズタズタになった若い頃があったからこそ、

「社会」と「自分の理想」のギャップを少しずつ埋めることができたし、

そんな辛い思いをたくさんしたからこそ、

今、自信を持って仕事ができているんだと思います。

だから、若い子たちが自分たちの今の仕事のスキルに対して、

焦る必要は全くありません。

ほとんどの社会人が、その辛い日々を乗り越えて、

今、最前線で仕事をしています。

全力で目の前の仕事に取り組んでいれば、

必ず仕事ができる手応えを感じる瞬間がありますので、

その日を目指して、日々の苦難を乗り越えて

頑張ってもらえればと思います!

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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