こんにちは。いろはの竹内です。
先日、長女が「指輪を買った」と、妻と私に見せてきたんですね。
なにやら自然にも労働環境にも配慮した、
エコでエシカルで、そんでもってサステナブルな指輪だとかで、
とうとうと説明を始めたんですが、それを横で聞いていた妻が、
「環境を配慮する前に、ゴミの分別ちゃんとやってよ」
と、余計な一言を娘に言い放ったんですね。
すると、長女が表情ひとつ変えず、
「
と言ってはいけないことを言い出し、
その後、低レベルな環境保護の持論をお互いで展開して、
最後は「話にならねぇ!」と娘が言い放ち、
妻も「話にならねぇのはそっちだ!」と叫んで、
険悪なムードで無意味なディベートは終了しました。
やれやれ。
今なら田原総一朗の気持ちが分かります(朝まで竹内家)
ということで、本日のメルマガは、
久しぶりに先行で面白いビジネス書を読ませてもらったので、
そちらの感想をひとつ。
『売上最小化、利益最大化の法則』(木下勝寿氏著)
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いやー、読み終わって、
「うおおおお! 仕事するぞぉぉぉ!」
という気持ちにさせてくれました。
知っているようで知らない「利益の出し方」
この本を読む最大のメリットは、
「こうすれば利益が出ますよ」
と、かなり具体的な方法論を述べている点です。
多くの経営者やサラリーマンは、
利益を考えずに「売上」を重視して仕事をしていますし、
仮に「利益が大事だ」と分かっていても、
「じゃあ、どうやったら利益が出るんだ?」
と具体的なノウハウまでは理解していなかったりします。
しかし、この本では、
利益を出すための仕組み作りから広告運用の方法、
さらには商品開発、リピート客作り、人材育成の話まで、
洗いざらいにノウハウをぶっちゃけています。
ネット広告を運用していない人や決算書が読めない人にとっては、
少し分かりづらい内容のところもありますが、
第1章の「無収入寿命」の考え方と、
第4章の「小さい市場で圧勝する商品戦略」の話、
第6章のファン作りの「演歌の戦略」、
第7章の未経験者でも利益を上げ続ける人材戦略、
この4つのコンテンツに関しては、
マーケティングや経営の知識がゼロでも、
かなり面白く読める内容で仕上がっています。
全体的にはEコマース事業向けの仕上がりになっていますが、
基本的に、どの業界でも活用できるネタが満載です。
その人のスキルや業種に関係なく、
かなりスムーズに読み進めることができると思います。
ちなみに、著者の木下勝寿氏は、
もともと資本金1万円からスタートした起業家なので、
小さい会社が、どうしたら大きくなるのかという、
“ツボ”をしっかり抑えた内容で書かれています。
特に事業を始めた頃に人に騙されてしまった話や、
利益を出すためにビジネスモデルを切り替えていく話などは、
小さな会社の経営者が共感できて、40~
ブスッと突き刺さる話が多いのではないかと思います。
いいですか?
この本を読んで最初に私が思ったことは、
「がっつり会社を経営したい!!!」という強い思いでした。
正直、
広告運用も「こうすれば利益が出る」というのが分かり、
リピート客作りも「こうすればファン顧客が増える」
商品開発も「こうすれば売れる商品ができる」
すぐにでも「商売をやりたい!」
売上の伸ばし方や、利益の出し方が分からないと、
商売というゲームは全く面白くありません。
しかし、その攻略法が分かると、
取り組む姿勢や思考がプラスに働き、
一般的に経営者の書いたビジネス書は
抽象的な経営論と自慢話が多く、
この本は実践的で使えるネタが多いこともあって、
読後に「商売がしたい」という熱い気持ちにさせてくれます。
付箋を貼って、線を引きまくったところを抜粋すると・・・。
『お金は長期借入金で借りること。
『売上10倍はリスク10倍』
『利益が絶対の目的であり、売上はそのプロセスでしかない』
『お金は人の役に立つともらえるものである』
『打ち合わせで話題になる商品と、利益が出ている商品は違う』
『びっくりするほど良いものができた場合だけ発売する』
『目的ベースではなく、作業ベースで組織を構成する』
『「人は変わらない」という前提で仕事の仕組みを考える』
『部下が変わるのではなく、
などなど、
小さい会社を大きくするためのノウハウがびっしり書かれているの
経営や仕事がマンネリ化している人は、
ガツンと「やる気」が湧いてくるカンフル剤になると思います。
梅雨の季節にお勧めの一冊なので、ぜひ、ご一読のほどを。
『売上最小化、利益最大化の法則』(木下勝寿氏著)
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編集後記
この本を書いた木下社長とは、ほぼ同い年になるんですが、
本書を通じて、
「凄いなぁ」を通り過ごして、ジェラシーというか、
複雑な気持ちが芽生えてしまって、読み終わった時に、
「負けてたまるか!」
と喝が入るような思いになりました。
自分自身はしっかり仕事をしているつもりなんですが、
どこかでダラダラと惰性で仕事をしているところもあって、
なかなか自分の「だらしなさ」
しかし、本書を読んで、
あらためて「ちゃんと会社を経営している人」
「このままじゃいけない!」と目を覚まさせてくれる1冊となり、
かなり良い刺激を受けたところがあります。
うまく表現できませんが・・・。
マラソン競技で自分自身はそこそこのタイムが出せることが分かっ
「このペースで走っていれば先頭集団だな」と思っていたところ、
ライバルが物凄い頭を使い、
競技に取り組むし姿勢の甘さと、目標の低さに気付いた・・・
どちらにせよ、自分が今後、
考える良いきっかけになる本であることは間違いないので、
もう一度、付箋を貼ったところや線を引いたところを読み返して、
自分のスキルとして身につけていきたいと思います!
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