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コロナ禍で優秀な部下を辞めさせない方法

こんにちは、いろはの竹内です。

先日、ネットフリックスを契約している次女を拝み倒して、

「絶対に面白くないよ」とごねる中、

無理やり『日本沈没2020』を一緒に観たんですね。

で、結論から言うと、

 

まーーーーーーーー、近年稀に見る面白くないアニメで、

 

あまりにも酷くて、10話中3話のところで、

「もう観るの止めね?」

と次女が言い出して、途中で観るのを止めてしまいました。

当然、その後は気まずい雰囲気が流れるわけですよ。

評価の星が2個しかつかない作品を、

実家に帰省して無理やり観させられたわけですから、

竹内家のルールに則って考えれば、

 

市中引き回しの刑に値する罪と言えます。

 

「まぁ、ここに座れや」

お怒りの次女。

「へい」

「なんだこれは」

「すんません」

「この無駄な時間をどうしてくれる」

「いや、きっとここから面白くなるよ」

「はぁ?」

「これで話が終わるわけがない」

「・・・」

「だから最終話だけ観ようよ」

「・・・」

と、説得して再び第10話だけ一緒にみたんですが、

 

6話分の話を吹っ飛ばして観たから、さらに内容が分からない上に、

ストーリーがぐちゃぐちゃで、絵も手抜きで雑になっていて、

「やっぱり面白くねぇじゃねぇか!」

と見終わった時に次女は怒り狂って、

とっとと二階に上がっていってしまいました。

 

ふーっ。

 

そんなわけで、ぜひ、みなさんも、

 

『日本沈没2020』をご覧ください!(観ねぇよ!)
https://www.netflix.com/jp/title/80993018

 

ということで、今回のメルマガは、

社員のメンタルのケアについて、

ちょっと切り込んでみたいと思います。

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感染リスクか? 社員の心が病むリスクか?

今、世の中で「逃げ出したい人」というのが、

思いのほか多いと思うんですね。

コロナ禍の経済的な不安や収入の不安、

リモートで話し合いがうまくいかないことによる対人関係の問題や

ストレスが発散できない環境など、

本人も気づかないところで、

今の環境が耐えられないぐらい精神的にきつくて、

ある日突然、そのストレスが爆発して、

現状から逃げ出してしまうような人は、

潜在的にめちゃくちゃ多いと思うんです。

 

たぶん、今年は梅雨が長引いて、気温も低い状態なので、

なんとなく精神状態が維持できているところがありますが、

梅雨が明けて8月ぐらいから猛暑が始まると、

体調の変化が一気に起きて、夏バテと同時に気持ちが滅入ってしまい、

仕事が手につかないぐらい体調を崩す人が、

急増するのではないかと予想しています。

特に今年はコロナ禍で

人のバイオリズムが完全に狂ってしまっているところがあるので、

経営者や上司が、従業員の精神状態を掴みにくいところがあります。

うつ病や休職、退職という実害が出る前に、

企業側は先手を打って従業員のフォローに回る必要があります。

 

いいですか?

 

難しい状況であることが覚悟の上での話になりますが、

やはり「直接会う」というのは、

人間の精神状態を安定させるために、非常に重要なことだと思うんですね。

直接会って無駄な話をしたり、目を見て話したり、

冗談を言ったり、バカ話をしたり、結局、対人関係というのは、

 

同じ空間を共有した時間の積み重ねで成立しているものなんです。

 

特に精神的に参っている人に対しては、

「直接会う」というのは、特効薬的な力があります。

リモートで10時間話し合っても分かり合えない話が、

たった1時間で解決することもありますから、

やはり「直接会う」というコミュニケーションは、

人間の生活で外せないものだと思います。

 

従業員を「守る」ことが、

果たして感染から守ることなのか、

それとも感染予防によって生まれたストレスから守ることなのか、

経営者や上司はもう一度、「守る」の本当の意義を

考える時期に来ているのではないかと思います。

感染する確率が0.01%だったら、

会社を辞める可能性が1%の従業員と、

直接、話し合いの場を設けるべきだと思うし、

屋外だったり、少人数だったりする環境であれば、

私は感染予防を意識して会わないよりも、

コミュニケーションを優先したほうがいいと思います。

従業員を守るために感染予防でリモートワークをしているのに、

そこで従業員が精神的に病んでしまったり、

会社を辞められたりしてしまったら本末転倒ですからね。

なかなか部下の立場としては、このご時世に、

「直接会って話がしたい」とは言えません。

少しでも従業員に変わった兆候があれば、

社長や上司から、「ちょっと会わないか?」と、

声をかけてあげる必要はあるんだと思いますよ。

コロナ禍を理由に、部下と真正面から向き合うことに、

逃げてはいけません。

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編集後記

新聞やテレビ、雑誌などのメディアに関わる人は、

基本、高学歴な人が多いんです。

一流大学の人が、何百倍もの難関の就職試験を突破して、

ようやくたどり着いた職場でもあるので、基本的な考えとして、

「自分達が正しい」

という概念のもと、動いているところがあります。

 

なので、メディア関係者の人達は、

タイプとしては非常に官僚に近いところはあると思います。

 

だから、今回のコロナ禍に対しても、

自分達のやっている報道の在り方は正しいと思っているし、

もっと言ってしまえば、自分達が世の中を動かしているぐらいの、

そんな大きな気持ちでいるところはあると思います。

しかし、だからこそ、その論点が世間とズレ始めると、

誰も「間違っている」と指摘してくれないし、

自分達よりも偉い人はいないと思っているために、

ずるずると間違った方向に走り始めてしまうところはあると思います。

最近はコロナ禍の報道の在り方が問われていますが、

たぶん、彼らのエリート意識の本質は治らないと思うので、

トンチンカンな報道は今後も続いていくんだとは思いますよ。

お客様の意見を聞いたり、取引先の意見を聞いたりするような、

一度でも、人に頭を下げて耳を傾けるような仕事をしていれば、

報道の在り方も大きく変わっていくと思うんですけどね。

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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