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なぜ、フリーランスは3年で能力が劣化するのか?

こんにちは。いろはの竹内です。

 

先日、家に帰ると、妻、次女、次女の旦那さんの3人が集まって、

アサガオのツルをせっせと編み込む作業をしていたんですね。

 

事情を聴くと、娘の学級の生徒達の、枯れたアサガオのツルで、

クリスマスのリースを作る必要があり、

前日になっても、まだ人数分が完成しておらず、

親族を巻き込んでの、内職作業になってしまったとのことでした。

 

当然、次女から「まぁそこに座れや」とノルマが与えられて、

リビングでリース作りを手伝うことになりました。

 

私の横には、娘にとっつかまった旦那さんが座っていて、

黙々とリース作りに励んでいます。

ええ、義父として、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

「すまんな」

「いえいえ!」

「いろいろ巻き込んでしまって」

「いえいえ!」

「リース作りなんかしている場合じゃないだろ」

「いえいえ!」

 

ふー。

 

溜め込むタイプなんでしょうか?(趣味:我慢♪)

 

そんなわけで、いよいよ来週25日(月)から、

 

2025年の予測カレンダーの予約販売開始です!

 

それにちなんで、本日のメルマガは、

情報の「仕入れ」についてお話をひとつ。

 

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なぜ、フリーランスの情報は劣化するのか?

個人事業主やフリーランスに仕事を依頼する場合、

独立して3年以上経った人には「要注意」というのが、

暗黙の了解としてあったりするんですね。

 

なぜならば、起業して3年以上経つと、

その人が持っている情報やトレンドが古くなってしまい、

劣化した商品やサービスを納品してくる可能性が高いからです。

 

「3年以上経っても、最新のモノを納品しているよ!」

 

そう反論する人もいますが、

実は「最新の情報」というのは、独立する前のサラリーマンの頃のほうが、

圧倒的に、入手しやすかったりするんです。

 

たとえば、上司から指示されて、

しぶしぶ最新の情報を取りに行ったものとか、

 

同僚や先輩から、会議の席で最新の情報を共有したものとか、

 

自分とは無関のクライアントの仕事をして、

予想もしていなかった最新の情報を入手したものとか、

 

このように、「最新の情報」というのは、

組織にいた時のほうが、圧倒的に入手しやすい状況にあり、

否応なしでも、情報が更新されていく環境に置かれていたりするんです。

 

一方、フリーランスや個人事業主になってしまうと、

無理をして最新の情報を取りに行くことがなくなるので、

どうしても手持ちのノウハウが劣化していきます。

 

自分の判断で「不必要だ」と思った情報は無視するようになり、

周囲には自分と同じレベルの、

同じ情報しか持たない同業者しか集まらなくなるので、

結果、SNSやネットニュースを見ているだけで、

「俺は最新情報を手に入れている」と錯覚を起こして、

3年でビジネスで通用しない人間に落ちぶれていってしまうのです

 

いいですか?

 

仕事に役に立つ「最新の情報」というのは、

自分自身で強く意識していなければ、

簡単に手に入れられるものではないんですね。

 

なぜならば、緊急性が低い情報や、無関係な情報は、

あえて記憶や経験として、頭の中に刷り込もうとしないからです。

 

しかし、「最新の情報」が、仕事で役立つのは

数か月後、数年後だったりするのが実情です。

 

今、ここで最新の情報の仕入れを怠ってしまうことは、

3年後、5年後の商売を失速させてしまう要因にもなるので、

成長スピードを緩めないためにも、経営者は最新の情報の入手に関しては、

常に敏感になっておく必要があるんだと思います。

 

さてさて。

 

みなさんの周りで、ビジネスの話をしていると、

「えっ、まだそんなこと言ってるの?」

と、相手の情報が古すぎて驚くことはありませんか?

 

古い情報、古い知識は、判断を見誤る要因になり、

そのミスを繰り返しているうちに、

崖から崩れ落ちるように、売上が下がっていきます。

 

商品の仕入れと同じで、情報にも鮮度があることを、

経営者は絶対に忘れてはいけません。

 

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編集後記

私が競争の激しいコンサルタント業界で、

20年以上、仕事を続けられるのは、毎年、予測カレンダーを制作して、

最新の情報をアップデートしている点が大きいと思います。

 

今思えば、この予測カレンダーを作っていなければ、

いまだに古い情報を「最新」だと思い込んでしまい、

偉そうに劣化したノウハウをひけちらかして、

身の回りから、どんどん人が離れていったと思います。

 

毎年、9月になると1年間の消費トレンドの整理をして、

専門家に取材をして、最新のノウハウを入手して、

それを予測データとして、レポートにまとめる作業は、

同業者に対して、大きなアドバンテージになっているところがあります。

 

冷静に考えれば、普通のコンサルタントは、1年の3分の1を潰してまで、

最新の情報を入手して、整理するような面倒な作業はしませんからね(笑)

 

でも、この苦労して収集した予測データは、

絶対に私に関わるすべての商売人とって、

必要不可欠なノウハウであることは間違いありません。

 

そんな強い思いもあって、この4カ月間だけは、

1日12時間ぐらいコワーキングスペースにこもって、

死に物狂いで予測カレンダー作りに励んでいるところがあったりします。

 

18年間、熱い思いを込めて作り続けている、

2025年の予測カレンダーも、いよいよ来週から予約販売開始となります!

 

今年も、経済から政治、各業界の消費トレンドをはじめ、

SEO、SNS、楽天、Amazonのノウハウを盛りだくさんでお届けしますので、

ぜひぜひ、楽しみに待っていてくださいね!

 

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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