こんにちは。いろはの竹内です。
先日、背中に湿布を貼ろうとしていたところ、
「貼ってあげようか?」
と、次女が声をかけてくれたんですね。
思いやりのある大人に育ってくれて、
「ここでいい?」
「そうそう、肩甲骨の上のあたりで」
ペタペタと湿布を貼ってくれる次女。
しばらくすると、
「お父さん・・・」
と、改まった口調で話し始めました。
「なんだ?」
「お父さんの背中って・・・」
娘から見て、父親の背中が大きく見えたのでしょうか。
「思ったより、大きいだろ」
「いや、そうじゃなくて」
「へ?」
「お父さんの背中って、中国産の人参みたいな色をしているね」
「・・・」
「変わった色だよ」
「・・・」
「動画撮っていい?」
「なんでだよ」
「インスタのストーリーにあげて友達に見せたいからさ」
そんなもん人様に見せるんじゃありません!
まったく、父親の背中をなんだと思っているんでしょうか!(
そんなわけで、本日のメルマガは、
「数字は真実を語っているのか?」
というテーマでお話をさせて頂ければと思います。
【「ネットで売上を伸ばしたい」という相談に乗ります】
3月入会者募集! 『タケウチ商売繁盛研究会』
https://e-iroha.com/kenkyukai/
調査ツールの「数字」は本当に正しいのか?
ネットビジネスは実店舗の商売と違い、
「商売の数字が分かりやすい」という利点があります。
どのページが一番クリックされて、
どの商品が最も滞在時間が長くて、
どの広告が反応が良かったのか、
一目で数字で分かるので、
改善策が打ち出しやすいところがあるんですね。
しかし、これは逆を言えば、
「数字に振り回されやすくなる」
というデメリットを生み出すことにもなります。
例えば、最近、よく使われている
ページ内のユーザーの行動を調査する「ヒートマップツール」。
https://web-kanji.com/posts/
どのバナーが一番クリックされて、
お客さんがどのようにページ内を回遊しているのか、
可視化することで、
多くのホームページ制作会社や企業が導入していたりします。
しかし、このヒートマップで導き出される結果というのは、
あくまで現状のホームページの「数字」でしかありません。
クリック数が多いバナーでも、
そもそもの流入キーワードが間違っているかもしれないし、
本来、
流入数が少なすぎて、あてにならないクリック数かもしれないし、
実は出てきている「数字」というのは、
様々な「間違った判断」によって生まれた「数字」
そこの判断を見落としてしまうと、
改善すべき点を見落としてしまうことにもなりかねないんです。
いいですか?
私たちが日ごろ商売で相手にしているのは「人間」であり、
その人間が「感情」によって動く、
そこから出てくる「数字」というのは、
実はそこまで当てにしていい指標ではないんですね。
それよりも、商品を購入してくれるお客様の声に耳を傾けて、
現場に足を運び、雰囲気を肌で感じ、お客さんの表情を見て、
「こうやったら買ってくれる」
という、人間を見て商品ページや商品設計していかなければ、
本当の「数字」の意味を知ることは絶対にできないんです。
最近のネットビジネスは人工知能やレコメンド機能が進み、
「機械に合わせる」というのが主流になっていますが、
実は合わせなくてはいけないのは「お客様」であり、
そこに標準をしっかり合わせたことによって生まれた
適確な「数字」を追いかけていかなければ、
常に間違った判断を繰り返してしまうというのが、
ネットビジネスの難しさのひとつだったりします。
さてさて。
皆さんの周りには、「数字」
ホームぺージ制作会社や広告代理店が、
一回も現場に足を運ばず、
お客さんの声すらも聴かずに、
あたかも「仕事やってきました」
「こんな感じにホームページを作り直したら売れますよ」
と笑顔で言ってきたら、要注意です。
ネットビジネスの最先端を走っている人のほうが、
リアルのビジネスをやっている人よりも
ビジネスセンスが圧倒的に劣っているケースなんてザラにあります
そのあたりは目の前のお客の声を聞いている商売人のほうが、
Googleがはじき出した数字よりも、
多くの人が理解しておいたほうがいいと思いますよ。
★ホームページ制作会社、コンサルタント会社、
『タケウチ商売繁盛研究会』
https://e-iroha.com/kenkyukai/
編集後記
私の場合、「数字」を前提にして考えるのではなく、
「お客」を前提にして物事を考えるので、
ホームページやネットショップの「間違い」というのは、
根本的なところから改善策を提案することが多いんですね。
一方、「お客」よりも「数字」を意識したネット系のコンサルは、
表面的な数字の改善ばかりに走ってしまうので、
レイアウトを代えたり、写真を代えたり、
小手先の改善策で、
しかし、結局のところ、その人たちは「お客」を見ていないから、
常に「買いたい」「行きたい」
効果の薄い改善を繰り返すことになります。
ネットショップやホームページの改善というのは、
実のところ、最初の設計図が間違っているケースが多いので、
そこの改善には、やはり「数字」ではなく、
お客様の声に耳を傾けるという原点に帰ることのほうが、
これからのネットビジネスには大切なんだと思いますよ。
【月額5000円~】
あなたの会社のホームページ、ネットショップの改善策、
親身になって相談に乗ります。
『タケウチ商売繁盛研究会』
https://e-iroha.com/kenkyukai/
※メルマガの内容は出典とURLを明記していただけ
れば流用、拡散は大歓迎です。
※あれ? メルマガが届かなくなったぞ?
もう一度、メールアドレスを登録してみましょう!
https://e-iroha.com/melmaga/