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【ボカンと売れる】なぜ、お金持ちの心は貧しいのか?

こんにちは。いろはの竹内です。

 

3年ぐらい前、長女の一人暮らしのマンションに

引っ越しのお手伝いをしに行った時の話です。

 

買い取り業者が冷蔵庫を引き取りに来ることになり、

娘が保管してあった食料品を全部出して、

「高く買ってくれたらいいなぁ」とつぶやいた時、

これは社会人として良い勉強になると思って、

生活の知恵を授けることにしたんですね。

 

「いいか、冷蔵庫を高く買ってもらうためにはな」

「うん」

「ピカピカに磨くんだよ」

「なるほど」

「今からコンビニで、洗剤と雑巾を買ってきなさい」

「分かった!」

 

そう言って二人で汗水垂らしながら、

冷蔵庫を一生懸命磨き上げたところに、

ちょうど買い取り業者がやってきて、

「これは程度のいい冷蔵庫ですね」

と査定をはじめました。

 

「いくらで買い取ってくれますか?」

「型も新しい冷蔵庫なんで」

「はい」

 

「500円」

 

「・・・」

 

運ばれていく冷蔵庫を、呆然と見つめる親子。

 

「お父さん」

「なんだ」

「雑巾と洗剤代のほうが高くついたね」

「・・・そうだな」

 

それからですかね。

 

娘が親の言葉を信じなくなったのは。

親子の絆を返して欲しいです(500円払うから)

 

ということで、本日のメルマガは、

人生の『足りない』についてひとつ。

あなたの人生、何が「足りない」ですか?

 

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「お金」の悩みからは永遠に開放されない

「お金」で満足している人は、

世の中の数パーセントもいないと思うんですね。

 

年収の低い人は、日々の生活のやりくりが大変で、

常にお金が「足りない」という状況ですし、

「欲しいものが買えない」というストレスは、

必ず抱えて生きることになります。

 

一方、年収が高い人も、それなりの生活水準で生活するので、

やっぱり生活費は常に「足りない」という状況に陥ってしまいます。

欲しいもののレベルも上がるし、その生活水準を老後もキープするために、

かなり切り詰めて貯金もするので、結果、年収が低い人と同じように、

「欲しいものが買えない」というストレスは、必ず抱えることになります。

 

これは経営者でも、サラリーマンでも同じことが言えます。

 

経営者は会社のお金が「足りない」と、ほとんどの人が頭を抱えているし、

サラリーマンは日々のお小遣いが「足りない」と、常に暗い気持ちになっています。

 

学生のアルバイトだって、年金暮らしの人だって、

お金が常に「足りない」と思うから、無理してシフトを入れて働くわけであって、

世の中のたくさんの人が、身体にムチ打って働いている状況から考えても、

やはり多くの人がお金に対して、

「足りない」という意識を強く持っているのが要因ではないかと思います。

 

いいですか?

これらの事情を考えると「お金のために働く」というのは、

ゴールのないゲームをやらされているようなもので、

生きていて、これほど辛いことはないんですね。

年収が500万円から600万円の会社に転職しても、

生活をするうえでのお金の「足りない」というストレスは、

ほとんど変わらないと思いますし、

 

1300円の時給が1400円に上がっても、

やっぱり生活費が「足りない」という不満足感は、

なくならないと思うんです。

 

それであれば、「お金」の「足りない」を考えるのではなく、

「心」の「足りない」を埋めていったほうが、

人生の満足度は高まるのではないかと思います。

 

たとえば、

 

人の顔を見て、直接感謝される仕事をして、

「今、人に喜ばれる仕事をしたんだなぁ」という充実感で、

「心」の「足りない」を埋めるとか。

 

気の合う仲間で、大きなプロジェクトにチャレンジして、

大変だけど、その仕事を完遂したときに、

仲間との絆で「心」の「足りない」を埋めるとか。

 

初めて自分で取ってきた仕事で、取引先に、

「あたなに仕事を頼んで、本当に良かったです」

と言われて、自己評価の「心」の「足りない」を埋めるとか。

 

このように、「お金」は永遠に

「足りない」という競争をしなければいけないのですが、

「心」の「足りない」は、その都度、幸せな気持ちにさせてくれるので、

生きる上での満足感は、より高くなるのではないかと思います。

 

さてさて。

 

起業や独立で最も不安なことは「お金」だと思います。

しかし、先述したように、お金の「足りない」は、

永遠になくならない悩みなので、

サラリーマンでいようが、独立して起業しようが、

そんなに大きく変わらない悩みなんだと思います。

 

それよりも、自分が今、

 

「何をしたいのか?」

「どうすれば後悔をしないのか?」

「何をやれば、満足するのか?」

 

これらの「心」の「足りない」を追求したほうが、

少しだけ気持ちを穏やかにして、

日々の生活を送ることができるのではないでしょうか。

 

「お金」のために生きる人生なのか、

それとも「心」のために生きる人生なのか、

 

残された時間は、そう多くはないと思いますよ。

 

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編集後記

今は空前の人手不足なので、

仮に独立して事業がうまくいかなくなったとしても、

「仕事がない」という事態には陥らないと思うんですね。

 

時代に合わせて、求められる仕事さえしていれば、

必ずお金はもらえますし、賃金も上がっているので、

昔のように、家族を路頭に迷わすような、

そんな「起業の失敗」の事例には、ほとんどならないと思います。

 

私自身も起業するときに、

「失敗すれば、またサラリーマンに戻ればいいか」と、

かなりいい加減な気持ちで独立した人間なので、

最終的には「どうにかなる」というのが、人生なんだと思います。

 

そんな起業・副業向けのセミナーを

今週の1月25日にさいたま市のコワーキングスペースで行います

 

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急遽、共催者の星野さんと、

 

「1000円ぐらいで、こじんまりした懇親会でもやろうよ」

 

ということになり、若くてお金がなかった頃の、

ビジネスの熱い気持ちを持った人たちが集まる

面白いセミナーになりそうで、今からワクワクしています。

 

残り15席しかないので、もしかしたらこのメルマガの告知で

すぐに満員御礼になってしまうかもしれませんが、

参加者の人と、できるだけ多くのお話ができればと思っていますので、

みなさん、ふるってご参加いただければ嬉しく思います!

 

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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