こんにちは。いろはの竹内です。
先日、長女が台所でYouTubeを見ながら、
夕飯を作ってくれていたんですね。
今は動画にいろいろな料理の作り方が出ていますからね。
娘のスマホからも料理を解説する人の声が聞こえてきます。
『うぎゃあああああ！』
『殺されるぅううう！』
『待てぇえええええええ！』
・・・はて？ 何の料理しているのでしょうか？
『早く逃げてぇ！！！』
『うわあああ、やめてくれぇ！』
『ぐぅわわわわわっ！』
娘が包丁を持つ手を止めて、険しい顔をしています。
少なくとも今流れている動画は、
クックパッドでないことは明らかです。
「ちょっと聞いていいかな」
「なによ」
「なんの動画見ているんでしょうか？」
「殺人鬼の映画だよ。少し残忍なやつ」
ホラー映画を見ながら、夕飯を作る娘・・・。
ふー。
これがＺ世代って奴ですね。（違います）
というわけで、本日のメルマガは。
「技術革新で社会は変わらない」
という話をひとつ。
話題のオープンＡＩの「チャットＧＰＴ」について、
https://www.nhk.or.jp/
いろいろ述べさせていただきます。
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まずは衝撃的な映像から
いきなり恥ずかしい動画を公開しますが・・・。
下記の私の公式YouTubeチャンネルですが、
１年ぐらい前の私の髪の毛の量と、
https://www.youtube.com/watch?
最近の髪の毛の量を見比べてみてください。
https://www.youtube.com/watch?
毛がめちゃくちゃ生えていますよね？
カミングアウトさせてもらうと、
実は１年前から髪の毛を増やす「ＡＧＡ治療」をはじめて、
お薬の効果が出てきて、
「毛生え薬なんか効くわけねぇだろ」
と最初はバカにしていたんですが、
実際に自分の髪の毛がこれだけ増えてくると、
「今の医学って凄い！」と感動したのと同時に、
「カツラ業界がどんどん潰れるぞ！」
「もうハゲで悩む人はいなくなるぞ！」
と、ちょっと興奮したりしたんです。
でも、冷静になって世の中を見回してみると、
ＡＧＡ治療なんて何年も前から行われているし、
かつら業界はいまだに健在で、増毛治療も人気だし、
頭髪で悩んでいる男性は相変わらず多いし、
私一人が「育毛の業界が変わる！」と大騒ぎしているだけで、
業界自体は大きく変わってはいないんです。
もっと言ってしまえば・・・。
私がこれだけ髪の毛が増えても、
家族も、友達も、取引先も、
ＡＧＡ治療は革新的かもしれないけど、
髪の毛の伸びる速度があまりにも遅いので、
あと、本当にＡＧＡ治療だけで髪の毛が増えたかと言えば、
そうとは言い切れないところがあったりします。
最近は酒量は減っているし、運動はしているし、
頭髪へのストレス自体が減っていることも、
髪の毛が増えた要因のひとつといえます。
さらに薬との相性もあるし、個人差もあるし、
全員が全員、このＡＧＡ治療を実践したからといって、
髪の毛が増えるとも限りません。
つまり、「変化」というのは少しずつ起きるものであり、
そこに「個人差」と「複合的」な要素が絡んでくると、
どんなに凄い技術革新でも、
その変化に気づく人はほとんどいなくなってしまうのです。
いいですか？
最近、オープンＡＩの「チャットＧＰＴ」が登場して、
「世の中が変わる！」
「仕事のやり方が変わる！」
「ライターの仕事がなくなる！」
と、メディアや評論家が大騒ぎしていますが、
実際のところ、私の使った毛生え薬と同じで、
多くの人が生活や仕事の中で、チャットＧＰＴによって、
「変わった！」
技術革新というのは、「必要とする人」と「必要としない人」
なおかつ、「使いこなせる人」と「使いこなせない人」
サービスとして市場に浸透するのに、
インターネットやスマホと同じように、
今から振り返れば「時代を変えたもの」という認識はあるものの、
実際に、その変化の中で生活している時は、
気がつけば「これって便利だよね」
少し難しい言い方ですが、
『「変わる」かもしれないけど、「変わったこと」に気づかない』
というのが、技術革新の本質的なところなんだと思います。
だけど、一部の人は、目の前で起きている「変化」を、
世の中のすべての変化だと勘違いしてしまい、
主観的な「思い込み」と「誤解」によって、
最新技術を目の当たりにしたときに「世の中が変わる！」と、
感情的になって大騒ぎしてしまうんだと思います。
かくいう私も予測カレンダーを16年間作ってきて、
何度も画期的な技術革新に触れる機会があって、
その度に「世の中が変わる！」と予測して、
しかし、振り返ってみると、それらの技術革新によって、
世の中が大きく変わったことは一度もありませんでした。
スマホが登場した時も、ＬＩＮＥが登場した時も、
電子マネーが登場した時も、
「世の中が変わる！」と思ったものの、気づいたときには、
「すでに変わっていた」というのが現状であって、
私たちが想像している以上に技術革新というのは、
気づかないぐらいの遅いスピードで
緩やかなに変化していくものなんだと思います。
さてさて。
みなさんの周りで、新しい技術革新が登場するたびに、
「世の中が変わる！」と大騒ぎしている人はいますか？
Bluetoothが登場した時や、
アップルウォッチが登場した時、
コロナの感染が広まった時など、
常に感情に流されて「大変なことが起きる！」と騒ぎ出す人は、
ある一定数、世の中にいたりします。
しかし、すぐに「世の中が変わる！」と言い出してしまう人は、
得てして物事を主観で見る悪い癖があるので、
それらの革新的なツールに出会ったとしても、
俯瞰で物事が見られないので、
大きなビジネスチャンスを掴むことは難しいんだと思います。
一方、「ふーん」と冷静に技術革新を捉えている人のほうが、
そんなことぐらいで世の中が変わらないことを理解しているから、
何かのビジネスチャンスと出くわしたときに、
「これってチャットＧＴＰが使えるんじゃね？」
と、冷静にお金儲けのヒントとして技術革新を掴んで、
大きな商売につなげていくんだと思います。
結局、チャットＧＰＴも毛生え薬と同じで、
毛が生えて感動している人よりも、
毛が生えることをビジネスにした人のほうが何倍も偉いんですよ。
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編集後記
久しぶりの大規模なリアルのセミナーのお知らせです！
４月８日に一般社団法人イーコマース事業協会の
21周年記念イベントで基調講演をさせていただきます。
■「明日から即実践できるネットショップのＳＮＳ、
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2000年頃に私がネットショップを始めたときは、
Ｅコマースが画期的なビジネスモデルだと気づけなかったし、
凄いとも思わなかったし、世の中を変えるとも思わなかったので、
正直、なんの感情も持っていませんでした。
それよりも、売上を作ることに必死で、
インターネットという新しいサービスに、
死に物狂いでくらいついていくしかなかったので、
がむしゃらに仕事をしまくって、気が付いたときには、
時代の変化にうまく乗って、
結局のことろ、時代が大きく変わるような技術革新が登場しても、
「死に物狂いで仕事をする」
「どんなことがあっても続ける」
という商売人としての基本ができていなければ、
技術革新をビジネスチャンスに変えることはできないんだと思いま
そんなネットショップの“技術革新”について、
４月８日はガッツリとお話しさせて頂きますので、
みなさんのご参加、お待ちしております！
古い友達も、新しい友達も、
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れば流用、拡散は大歓迎です。
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