こんにちは。いろはの竹内です。
さて、前号のメルマガで、
「このメルマガは、実際に何人ぐらいの人が読んでいるのか?」
という測定させてもらったところ、
なんと! メルマガ登録者10644人中、
『2624人』の方が、メルマガを読んでいただけていることが分かりました!
ええ、開封率は24.75%です。
ざっくり言うと、約1万人のメルマガ登録者のうち、
8000人が読んでいないことになります。
8000人・・・
それなりにショッキングな数字ですよね。
自らのアドレスを登録しておきながら、
開封すらしなくなってしまったということは、
相当、僕のことが嫌いなんだと思います。
8000人に嫌われるってなかなかなものですよ。
調べたんですが、北海道の夕張市の人口とほぼ同じですから、
僕が夕張市に住んで、村八分になるのと同じことになります(なりません)。
ということで、今回のメルマガでは、
『メルマガ購読率24.75%』の衝撃について、
ちょっと半べそをかきながら語らせて頂きます。
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『増税後でも売上を落とさない、小さな会社の売上アップ術』
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4人に1人しか読まれていないという現実
まず、一般的なメルマガの開封率ですが、
こちらの「配配メール」のコラムにも書かれている通り、
2018年度のコンサルティング業で「18.96%」しか開封されていないんですね。
個人情報がゆる~いアメリカのデータなので、
ちょっと平均が高くなっているとところがありますが、
それを考慮したとしても、僕の24.75%の開封率は、同業者の中では、
「まぁまぁ」の水準と言えます。
でも、16年間、週一回、休まずメルマガを書き続けて、
日経MJでもコラムを書いて、本を51冊書いてきて、
そこそこ文章に自信のあるコンサルタントで、
約25%の開封率しか叩き出せないという現実を考えると、
世の中の人に「タダで何かを読ませる」という媒体は、
想定しているよりも、ずっと読まれていないということを、
ご理解していただけるのではないかと思います。
最近ではFacebookやインスタグラムなどの、
SNSに販促の注目が集まっていますが、
プッシュ型のメルマガですら、踏ん張って25%しか読まれていない現状を考えると、
おそらく、SNSの購読率なんて、
衝撃的なぐらい読まれていないのではないでしょうか。
逆に、メルマガよりも強引に読ませられる、
LINE@のほうが購読率は高そうだし、
紙媒体のダイレクトメールやニュースレター、折込チラシのほうが、
「読まれる」という確率は圧倒的に高いのではないかと思います。
いいですか?
売上が落ちてしまう理由のほとんどは、
「いつも購入してくれるお客様が、購入しなくなる」
ということが要因なんですね。
つまり、常連客がいなくなることが売上ダウンの最大の要因であり、
その常連客の数をキープし続けるためにも、
「常連客に育成する『教育媒体』を持つ」
「新規顧客を増やす『獲得媒体』を持つ」
この2つの施策がなければ、商売は成り立たなくなってしまうんです。
だから、新規のお客様を増やすために、
絶対に「広告」は展開していかなくてはいけないし、
獲得したお客様を常連客としてキープし続けるための、
SNSやメルマガ、紙媒体やDM等の「教育媒体」は
必ず展開しなければ、売上は落ちていってしまうんだと思います。
さてさて。
みなさんの会社では、新規顧客を増やすための戦略と、
常連客を増やすための戦略の「両輪」をしっかり回していますか?
そして、
「新規顧客の獲得=常連客の獲得=ファン獲得=ブランディング」
という戦略の図式をしっかりと描いて運営していますか?
カッコいいホームページを作ったり、
インスタグラムに「いいね!」をたくさん押してもらったりすることは、
実のところ、売上アップにはそんなに貢献しないことだったりします。
それよりも大切なことは、
「新規顧客を増やすための戦略」
「常連客に『この情報を読み続けたい』と思わせるコンテンツ作り」
この2本柱の戦略のほうが、
何倍も、何百倍も重要なんだと思いますよ。
■10月23日【静岡】増税後の年末商戦対策セミナー!
『増税後でも売上を落とさない、小さな会社の売上アップ術』
https://www.b-nest.jp/marketing/19_06.html
編集後記
セミナーやコンサルティングの現場に行くと、
「竹内さんのメルマガ、いつも読んでますよ!」
と頻繁に声をかけられることがあるせいか、
結構、自分のメルマガは読まれているほうなんだなぁと、
思い込んでいるところが今までありました。
でも、実際に「24.75%」という数字を突き付けられると、
自分のファンの人達ばかりの声に耳を傾けていたんだなぁと、
ちょっと反省したりするところもあったりします。
まぁ、それでも2600人の人に毎週読まれているメルマガなんて、
コンサルタント業界の中だと稀有な存在だとは思いますが、
よくよく考えてみたら、セミナーに来る人達は
僕のメルマガを読んで来てくれるような人達だから、
ひいき目なことを言ってくれるのは当たり前のことなんですよね。
むしろ、何も言わずにメルマガを読まなくなった、
8000人の意見に耳を傾けるべきだと思うし、
それ考えると、内容はともかく、もっと戦略的に配信時間や件名、
さらには読者のセグメントなどを考えながら、
メルマガを配信しなくてはいけないと改めて思いました。
みなさんも、ついつい常連客や取引先の声を聴いて、
「自分の商品はまだまだ人気があるんだ」
「熱烈なファンが結構多いんだな」
と油断してしまうところがあると思いますが、
実は、その裏側には8割ぐらいの
お客様の「裏切り」があるという現実からは、
やっぱり目をそらせてはいけないんだと思います。
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