こんにちは!
いろはの竹内です!
さて、先週から募集を始めました、
『キャッチコピー、文章術10時間集中講座』
http://www.e-iroha.com/seminer/blue.html
おかげさまで多数の参加者の申し込みがありました!
申し込みされた方へは『来月上旬』までに
詳細確認メールをお送りますので、今しばらくお待ち下さいね!
で。
今回のメルマガでは、
まだこの講座への座席数にゆとりがありますので、
募集の意味も込めまして、メールマガジン誌上での
キャッチコピー、文章添削講座を開催します!
ちょっと長めのメールマガジンにはなりますが、
「あぁ、『10時間講座』に出たら、こんな指導を受けられるんだぁ」
と、思ってもらえれば幸いです。
では、【永久保存版】の無料コンサルティングメルマガになると思いますので、
みなさん、じーーっくり読んで下さいね!
キャッチコピーは奥が深いぞ!
えー、今回、私の添削のお題になってくれるのは、
ドロップシッピングサービスを提供している、
「株式会社もしも」さんのメールマガジンです。
「株式会社もしも」
http://www.moshimo.com/
「もしも」のドロップシッピングサービスを利用して
一度でも買い物をしてくれたお客様に対して、
「もう一回、買い物してね♪」っていうコンセプトで作られたメルマガですね。
まぁ、よくあるネットショップの「1発目」というメルマガ。
ファーストインプレッションをよくしてもらうための、
大事な大事なメルマガを今回はガッチリ添削します。
そして、今回、添削するメルマガのポイントなんですが・・・。
「件名」と「冒頭キャッチ」
今回はここんとこに集中して指導したいと思います!
早速ですが、
まずは添削も何にもしていない、
『素』のまんまのメルマガの件名とキャッチを
サラッと読んでください。はい。
添削するメルマガはここから
件名:
【竹内謙礼様】残りわずかです!ブルボンつめたいココアがウソみたいな価格で!!
内容:
えっっ・・・そんな値段で・・・美味しくゴクゴク♪
>>> https://www.moshimo.com/mds/article/13343/6851
まぁ、ざっとこんな感じの件名とキャッチです。
どうやら有名メーカーブルボンのココアの激安商品を売っているみたいですね。
では、ここからひとつひとつの文章やキャッチを添削していきますので、
ポイントをじっくり見ていきましょう。
では、添削です!
まず件名がダメ。
>
>
> 【竹内謙礼様】残りわずかです!ブルボンつめたいココアがウソみたいな価格で!!
>
>
「楽天市場」のメルマガと違い、独自サイトのメルマガでは、
こうやって件名に『お客様の名前』を入れることって、
よくありますよね。
↓↓
【竹内謙礼様】
こうやって名前が入ると、
非常に個人的なプライベートなメルマガの感じがするので、
開封率は飛躍的に高くなります。
でも。
だからといって名前をバーンって、
件名の中に適当にブチ込んでも、読んでいる側はよく分かりません。
むしろ、名前の登場が唐突過ぎるとスパム的なニュアンスで、
お客様に嫌悪感を与えてしまう可能性だってあります。
もし、名前を「件名」に入れて開封率を上げたければ、
ちゃんと「件名」にも名前を呼びかけたことに対する、
関連性のあるキャッチじゃなきゃダメなんです。
今現在の、
> 【竹内謙礼様】残りわずかです!ブルボンつめたいココアがウソみたいな価格で!!
っていうタイトルだと、
【竹内謙礼】と、書き出しでくる「残りわずか~」という文言の
つながりがぜんぜんないから、読んでいる側にとったら、
すぐに「広告メール」ということを、察しづかれてしまうんですね。
試しに「残りわずか」の文言を意識して、
もう一度、読んでみて下さい。
はい。
> 【竹内謙礼様】残りわずかです!ブルボンつめたいココアがウソみたいな価格で!!
ね、なんかヘンでしょ。
件名に「人の名前」を挿入して
冒頭でガッチリお客様のハートを掴むんだったら、
やっぱりいきなり「残りわずか」っていう、
商業用語で書き出さない方がいい。
もし、私がこのメルマガを書くんだったら、
こんな感じで書きますね。
【竹内謙礼様】お急ぎ下さい!ブルボンつめたいココアがウソみたいな価格で!!
はい、このほうがお客様の名前に対して、
書き出しがしっかり「お急ぎ下さい」という
呼びかけの言葉になっているから、
読んでいる方はぜんぜん違和感がない。
あと、ちょっとした小技を効かせてあげるのもいいですね。
例えば、「様」を、ひらがなの「さま」に変えてやると、
なんとなく字の流れで「おや?」って感じが件名に出てきますよ。
ほら。
【竹内謙礼さま】お急ぎ下さい!ブルボンつめたいココアがウソみたいな価格で!!
ねっ♪
件名に重たい感じがなくなったでしょ?
こうやって一部の漢字をひらがなにしてやることを、
出版業界用語では「ひらく」と言います。
漢字が連なって重そうな文章になるんだったら、
あえて、ひらがなにして読みやすくする。
そうする演出で、すごい文章の見た目が柔らかくなるんですね。
こうやって、件名のキャッチコピーを、
読みやすいように丁寧に作ってあげないと、
絶対に売上が伸ばせるメールマガジンにはならない!
なぜならば、件名が悪いと、
メールマガジンそのものが開封されないから。
開封されないメルマガが売れるわけがないんです!
私は仕事柄、よくメルマガの添削をするんですけど、
だいたい、メルマガの反応率の悪い理由として、
8割ぐらいは「件名」に原因があるといえます。
この「開封される件名」のテクニックを知らずに、
いつまでもジャブジャブと広告費を使い続けても、
お客様はメルマガを読んでくれるわけがないんです。
さらに、リピーターの客がつくわけがない。
特に楽天市場にお店を出している人!
どんなに広告費を使っても、
広告として入稿する売れるキャッチコピーのテクニックを知らなければ、
誰もクリックしないし、誰も商品を欲しがるわけがないんですよ。
だからいつまで経ってもレスポンスの悪い広告を出し続ける。
だから、メルマガで売上が伸びない人、
ネットで売上が伸びない人は、
まずは「件名」から修正をしてみてください!
確実にページビューが上がると思いますよ。
もう一度言いますよ!
メルマガで大切なのは「件名」ですからね!
はい、では、次にメルマガを開封した直後の、
冒頭キャッチを添削していきましょう。
これが冒頭のキャッチコピーです。
>
> えっっ・・・そんな値段で・・・美味しくゴクゴク♪
> >>> https://www.moshimo.com/mds/article/13343/6851
>
冒頭の一発目のキャッチコピーで、
メルマガ全体のお客様の興味を引く作戦としてはOKですよね。
「おや?」と思わせる、いい感じのキャッチではあります。
これだけでも私は70点ぐらいの点数をつけてもいい。
ただし!
このキャッチコピーじゃ『弱い』ですね。
興味は引くけど、ちょっと当り前過ぎ。
ここのメルマガを開封した直後の
一発目のキャッチコピーの持ってきかたって、
ただ、興味を引くような文章を
ガツンと挿入すればいいって問題じゃないんですよ。
ここではしっかり、メルマガの「件名」と連動した、
違和感のない冒頭キャッチを入れたほうが、
絶対的にレスポンスはいいんですね。
ここが本日の重要ポイントなんですけど・・・。
メルマガを書く上で大切なのは、
「いかにストレスなく、最後まで読ませるか!」ということです。
メルマガはただでさえ読まれにくい文字媒体ですから、
・スラスラと読みやすく、
・違和感を感じず、
・すんなりURLをクリックさせる
そんなメルマガが理想型なんですね。
そう、売れそうな商品だけを並べて売れるもんじゃないんですよ。
売れそうな商品よりも、読ませやすい、分かりやすい商品を並べた方が、
メルマガは売上に繋がりやすいんですね。(←これ重要)
お客様がちょっとでも「あれ、ヘンだぞ!」って
そう思われるメルマガは、せっかく開封されても、
すぐにゴミ箱に飛ばしてしまう。
そうならないためにも、
『違和感のないメルマガ』というのを、
絶対に、絶対に、絶対に書き続けなくてはいけないんです!
「えー、でも、メルマガってそんなナーバスに書かなきゃいけないの?」
この話を聞いて、
ほとんどの人がそう思うかもしれませんが、
やはりナーバスに書かなきゃ、セールス文章ってダメなんですよ。
特にメルマガとキャッチコピーは!
読まれにくいメルマガ媒体というのは、
やはり1%でも読みやすくされるように、
細かく手を加えていかないとダメなんですね。
で、お題となっている、
こちらの件名とキャッチコピーを見ながら、
ポイントを見ていきたいと思いますが・・・・。
こちらが件名。
「ココア」という文字のところに注目!
【竹内謙礼さま】お急ぎ下さい!ブルボンつめたいココアがウソみたいな価格で!!
で、一発目の冒頭キャッチがコレ。
今度は「ゴクゴク」という文字に注目。
えっっ・・・そんな値段で・・・美味しくゴクゴク♪
>>> https://www.moshimo.com/mds/article/13343/6851
はい。
確かによくよく注視して読むと、
メルマガの「件名」も、読み始めの「キャッチ」も、
両方とも「ブルボンのココア」の紹介キャッチであり、
「連動している」といえば、していますよね。
だからこの件名とキャッチは問題なし!
と、言いたいところですが!
これだと、「件名」の方がちょっと長めの一文だから、
おそらくお客様はパッと見た限り「ブルボン」までは目を通しているけど、
「ココア」っていう語尾の単語までは、
読みきれていない可能性が高いんですね。
さらに、メルマガ冒頭のキャッチコピーも、
「ゴクゴク」という単語があまりにも後ろ過ぎるために、
やはりこちらも「飲み物のキャッチコピー」という認識が薄いために、
「件名」と「キャッチ」の連動性が感じられず、
サラッと全てを読み流されちゃう可能性が高いメルマガなんですね。
これだと、せっかく開封されたメルマガも、
売れる力を思う存分に発揮した「販促メルマガ」にはなってくれません!
私だったら、メルマガの件名としっかり連動させるならば、
冒頭のキャッチコピーは、こんな風に書きますね。
あのっ!『ブルボン』の有名ドリンクがこんな価格ですっ♪
>>> https://www.moshimo.com/mds/article/13343/6851
件名の「ブルボン」とキャッチの「ブルボン」が
分かりやすい前方のポジションで連動しているので、
読み始めた人も違和感を感じない。
「あのっ!」って変則的な読み始めのキャッチを使っていることも、
ポイントのひとつですよね。
とくに小さい「っ」っていうのは、
いろいろなところで使えますので、みなさんもぜひ試してください!
で、もう一個のポイントが、
『ブルボン』という文言を囲った
二重カッコの仕掛け。
この二重カッコの使い方、試験に出ますよ(笑)
っていうのは冗談にしても、
二重カッコで表現したことによって、
より、ブルボンって文字が際立ちますよね。
これがカッコがないと、ぜんぜん目立たない!
ご覧になります?
あのっ!ブルボンの有名ドリンクがこんな価格ですっ♪
ねっ、印象に残らないでしょ?
さらに凄い近くに「ドリンク」ってカタカナがあるから、
それと被っちゃって、パッと見て「ブルボン」って文字が際立たなくなる。
ここでのキャッチコピーの最大の目的は、
書いている内容が読み手に対して「件名」と連動させたいわけですから、
どうしても「ブルボン」って文字は目立たせなきゃいけないんです!
だから、ここでは二重カッコを使って、
文字の「特別感」を演出すること。
この小技によって「ブルボン」って文字が際立ち、
読み流されるキャッチから「読まれる」キャッチに変わっていくのです。
はい、そんなわけで。
ここで修正された件名と冒頭キャッチを、
もう一度、読み直してみましょう。
=====≪ 添削前 ≫===========
【竹内謙礼様】残りわずかです!ブルボンつめたいココアがウソみたいな価格で!!
えっっ・・・そんな値段で・・・美味しくゴクゴク♪
>>> https://www.moshimo.com/mds/article/13343/6851
======≪ 添削後 ≫==========
【竹内謙礼さま】お急ぎ下さい!ブルボンつめたいココアがウソみたいな価格で!!
あのっ!『ブルボン』の有名ドリンクがこんな価格ですっ♪
>>> https://www.moshimo.com/mds/article/13343/6851
=========================
同じ商材でも、
文章を変えるだけで、これだけ違うわけですね。
はい、最後に本日の「まとめ」です。
メルマガ、インターネットで使われているキャッチコピーが、
他のメディア媒体のキャッチコピーと唯一違うところは、
『クリックさせる』
という目的が加わることです。
紙媒体や放送媒体のキャッチコピーというのは、
「伝える」という目的が達成すれば、
それでバンバンザイってところがありますが、
ネットの場合はそれに加えて「クリックさせる」という、
もうひとつのパワーをかけてあげなきゃダメなんですね。
例えば、この添削後のキャッチコピーの場合。
あのっ!ブルボンの有名ドリンクがこんな価格ですっ♪
「こんな価格ですっ♪」
って言われたら、
必ず頭の中で「どんな価格だよ!」って疑問が沸いて、
クリックしますよね?
こういう、相手にアクションを起こさせる『フリ』がないと、
ネット上のキャッチコピーというのはクリックされないのです。
いいですか?
もう一度言いますが、インターネット上のキャッチコピーで大切なのは、
「伝えること」よりも「クリックさせること」です。
これが他のメディアと大ーーーーーーきく違うところ。
クリックされないキャッチはゴミキャッチだし、
クリックされないバナーはただの飾りでしかない。
なぜならば、「クリック」というハードルを越えないと、
絶対に売上には繋がらないから。
これ、重要。絶対に試験に出ますよ(笑)
とにかく!
キャッチコピーに関しては、
絶対にクリックさせることを意識して下さい!
ということで。
本日のキャッチコピー講座、これにて終了です!
みなさん、自分のキャッチコピー作りの参考にして下さいね!
編集後記
と、まぁ、こんな感じです。
たった二つのキャッチコピーでも、
これだけ奥が深いんですよね。
言葉を使うテクニックってそれだけ大事なんです。
「えー、でもアドバイスが細かすぎじゃないの?」
そう思った方も多いと思いますが、
私、これらの細かい文章テクニックを使って、
乳製品一本で楽天のショップオブザイヤーを受賞しました。
そう、必要なんですよ、
こういう細かいキャッチコピーテクニックは。
そりゃ、売れているお店や顧客アドレスをたくさん抱えているお店は、
数と広告費にものを言わせて、
バンバンとメルマガ流せば、ヘタクソな文章とキャッチでも、
それなりには売れますよ。ええ。
でも、そういう恵まれた体制じゃないネットショップが、
世の中の9割以上という状況なんですから、
もっともっと真剣に文章やキャッチコピーと、
ガッツリ付き合わなきゃ、売上なんて伸びるはずがないんです。
でも、残念ながら・・・。
そういう「モノを売る文章」を教えてくれる学校ていうのは、
世の中にぜーーんぜんないんですよね~。
駅前留学で英会話学校はたくさんあるのに、
肝心な日本語の学校って、今、ホントにないんですよ。
と、いうことで。
今回、みなさんの扱っている商材を個別に指導ができる、
長時間の文章術、キャッチコピーのセミナーを開催しました!
言っておきますけど、
精神論や一般的な話をするセミナーではありません!
たっぷり10時間も時間がありますので、
商材やお店の運営スタイルにあわせて、
適確な指導をさせて頂きます!
「売れる文章」「クリックされるキャッチコピー」の、
絶対法則を学びたい人は、
ぜひぜひ、この『10時間セミナー』にご参加くださいね!
徹底的にテクニック重視の指導をさせていただき、
たった1日で苦手な文章キャッチコピーのテクニックを克服させますよ!
残席わずか! お早めにお申し込みを!
≪10時間セミナー≫【9月20日(水)】開催!
http://www.e-iroha.com/seminer/blue.html
待ってるぞ~。