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動画とSNSの話は、なぜ、こじれやすいのか?

こんにちは。いろはの竹内です。

実はうちの次女は大学のラグビー部で

マネージャーをやっているんですね。

だから、にわかラグビーファンになった私は、

久しぶりに親子の会話ができるのではないかと思い、

ラグビーのルールを調べて、出場選手のエピソードも覚えて、

勇気を出して「ラグビーが盛り上がっているね」と次女に問いかけたんですね。

すると、

「1試合も観てないよ」

と想定外の返事。

「えっ? 予選も観てないの?」

「うん。結果は知ってるけど」

「なんで観ないんだよ」

「世の中に流されるのが嫌なんだよ」

いやいや、今、流されなくてどうするよ!

と、結局、私の「マル秘ラグビーメモ」は一度も発動されず、

次女との会話もそれで終わってしまいました。

やれやれ。

試合でリーチ・マイケルの「リーチ」コールがかかると、

麻雀がしたくなる父親だからいけないんでしょうか(ロン)

ということで。

本日のメルマガは、

「動画」と「SNS」をやりたがる人は、

なぜ、こじらせている人が多いのか、という話をひとつ。

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基礎を吹っ飛ばして、応用はできない

多くの人が誤解していることなんですが、

「SNS」と「動画」の戦略は、

ネットマーケティングの基礎が分かってないと、

まったく攻略することができない販促なんですね。

一見、ノウハウとしては独立しているように思われがちですが、

SEOやリスティング広告、

コンテンツ制作やメールマガジンの基礎知識がなければ、

SNSと動画の販促を理解することは難しいことだったりするんです。

それなのに、多くの人がこれらのノウハウを吹っ飛ばして、

いきなり「動画」と「SNS」の話をしようとするから、

余計に話をこじれやすくなってしまいます。

例えば、動画に関して言えば、

ネットマーケティングが分かっていない業者が多いせいか、

イメージビデオみたいなダメダメな動画を作ってしまい、

まったく売上に貢献しない、どうしようもない動画コンテンツが、

うじゃうじゃと世に溢れかえっているような状況になっています。

本来であれば、動画を「作ること」が大事ではなく、

動画で「売上に貢献させること」が大事なわけであって、

もっと検索キーワードやネット広告を検証しなくてはいけないし、

媒体の種類や各コンテンツのコンバージョンも考慮したうえで、

動画を流す時間や内容、最後に流れるキャッチコピーなどを考えなければ、

費用対効果のある動画なんて作れるはずがないんです。

いいですか?

「動画」と「SNS」に関しては、

明らかにネットマーケティングの延長線上にある販促なので、

初心者やネット販促に疎い人にとったら、

とんでもない高度なノウハウになってしまうところがあるんですね。

例えるのなら、足し算や引き算ができないのに、

いきなり三角関数の問題を解くような話になってしまうわけです。

しかも、動画とSNSに関しては、

「これをやらなければ出遅れてしまう」

「これだったら自分でもできそうだ」

と、危機感と淡い期待を持たせてしまうところがあるので、

余計に基礎を吹っ飛ばして攻略しようとする人が増えてしまい、

話がこじれやすくなってしまうところがあるんです。

さてさて。

もし、本気で動画とSNSを事業に投入したいのであれば、

まずは、自分達でホームページやネットショップの戦略をしっかり立てて、

そこにSEOやリスティング広告を投資して、

実践の経験を積んだうえで、スキルを磨いていく必要があります。

その上で、

「動画って、こうやって使えばいいんだな」

「SNSってこんなに大変なんだな」

という現実を肌感覚でつかんだところで、

初めて、ノウハウを学ぶ下地が作られることになります。

すべてのことに言えることなんですが、

新しいことをやるためには、

やはり「基本」を学ぶところからちゃんとやらなきゃ、

「応用」にたどり着くことはできないんです。

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『増税後でも売上を落とさない、小さな会社の売上アップ術』
https://www.b-nest.jp/marketing/19_06.html

編集後記

最近、ネットを「凄い分かっている人」と、

「全く分かっていない人」との間で、

格差がぐんぐんと広がっていることを肌で強く感じています。

しかし、「全く分かっていない人」は、

自分自身がどのくらい分かっていないのかが分からないので、

かなり呑気に構えているところがあったりするんですね。

個人的には、講師を招いて合宿形式でもいいので、

本気でネットを基礎から学ぶ時間を集中的に設けて、

さらに、ノルマも決めて、宿題みたいなものを出して、

1年ぐらいかけて、半強制的にネットを学ぶ時間を設けなければ、

2~3年以内に、さらに格差は広がっていくのではないかと思います。

「そんなことできないよ!」

と、思われるかもしれませんが、

振り返れば、ネットビジネスの黎明期の2000年頃は、

全国各地で鬼のようなネット系の合宿が行われていて、

そこで多くの経営者が寝る間も惜しんでノウハウを学び、

数年かけてスキルを磨いてきた経緯があったりします。

そして、その苦難を乗り越えてきた経営者たちが、

今のネット業界の最前線で活躍している人達である現状を考えれば、

出遅れた人達は、なおさら本気になって

ネットマーケティングを学ぶ場を作らなくてはいけないんだと思います。

結局、商売なんて「やった」か「やらなかったか」の、

この二択しかないんですから。

まさに「今やらなくて、いつやる」の世界なんです。

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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