経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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メールでくるクレームなんか相手にするな!

こんにちは!
いろはの竹内です!

さて、とうとう12月下旬になりましたね!
12月の下旬と言えば、思い出すのが、

『クレーム』

いやー、もう年末の風物詩ですよね~。
私も目を閉じたら、ネットショップ運営者時代に、
いろいろなクレームを受けたことが
走馬灯のように思い出されますよ。

「おめー、今すぐ、長野まで商品持って来い!」
「どうして注文した商品と違うのが届くんだよ!」
「もっと気の利いた電話対応ができないのか!」

もう明らかに殺意を感じるメールを、
先生、こうみえても若い頃はたくさん受けてきました。
ええ、年末には出荷量も増えるから、
やっぱり対策を練っても、
クレームの数も増えてきちゃうもんなんですよね。

さらにコチラのミスだったら納得するようなミスも、
年末になると、言いがかりに近いような
なんだか分からないメールもたくさん受けます。

「ケーキが届くのが遅れたから会社がクビになりそうだよぉ!」
「もし、○○急便の配達者が来たら警報機を鳴らしますからね!」
「メールマガジンが面白くねぇぞ!」

などなど、

パソコンより先に自分がフリーズしてしまうような、
心が傷ついて、荒んだ気持ちになるメールを、
たくさん読まされて、寝つきの悪い年末を過ごすことが、
もう恒例行事になっていましたね。はい。

で、今日は、そんな気持ちを慰める、
クレーム対応の話をさせて頂きます。

商売人にも、聖なる夜を……

クレームには腹をくくれ!

まず、メールで来るクレームに関しては、
みなさん、あまり神経質に考えるのは止めましょう。

メールは相手の『顔』が見られません。
そして相手の『声』が聞けません。

だから、メールでクレームを寄こす人は、
基本的には「強気」であり、
そして多少「大げさ」であることが多々あります。

だから、メールでのクレームに対して、
一語一句に感情を左右させていたら、
精神的に参ってしまうので、
基本的にはメールで来るクレームに関しては、

「6掛け」

このくらいの気持ちで聞いた方がいいでしょう。

で。

年末のこの時期にクレームが増えてしまうのは、
これはこれで「仕方ない」と思って下さい。
(まぁ、それでもサービス向上はしなくてはいけませんが)

年末は非常に仕事が忙しくなる上に、
年末年始の休みが迫ってくることもあって、
仕事が12月中旬から後半にかけて、異常な忙しさになります。

特にネット通販等の仕事をしている人にとったら、
臨時のバイトを雇ったり、尋常じゃない注文数を受けたり、
さらに道路が混んだり、出荷日が集中したり、
てんやわんやのお仕事になるので、
当然、通常のお仕事よりクレーム率は上がります。

そう、クレームでコテンパンに言われているのは、
あなたのお店だけじゃないんです!

さらに!

楽天市場関連にお店を出している店舗さんは、
ある程度のクレームには、

腹をくくって下さい!

私のコンサルティングをした経験で言えば、
一番、お客様としてクレーム発生率が高いのは、
出荷量の割には楽天かな、と思っています。

意外かもしれませんが、
ヤフオクとかのお客さんは、比較的に大人しい傾向にありますよね。
おそらく「入札価格」が訴求ポイントになっているから、
サービスは求めていないために、
クレーム発生率が他のネット通販に比べて少ないんだと思いますよ。

楽天の場合は、どんなに理不尽なクレームでも、
レビューに書かれたら、その後の商品販売に影響もするし、
ヘタな対応をして楽天市場にチクリなんか入っちゃうと、
どんな仕打ち(?)を受けるか分からないですからね。

確かにお客さんにとったら最高の売場なんだけど、
この時期、楽天のネットショップ運営者にとったら、
胃がキリキリと痛む時期だと思います。

そもそも、楽天のお客さんっていうのは、
手厚いサービスに慣れていますからね~。
さらにメールマガジンを熟読するお客さんというのは、
基本的にはレビューも書くのも好きなんだけど、

同時にクレームを寄こすことも好きなんですよね。

だから、その辺は、ある程度割り切って対応しないと、
厳しい年末商戦を今後もクリアすることはできませんよ。

まぁ、年末にクレームで頭を抱えるぐらい、
注文があるっていうのも、
ある意味、贅沢な話ではあるんですけどね。

編集後記

通信販売関連のお仕事をしている人は、
12月23日、24日、25日ぐらいは、
それなりにクレームには警戒しておいた方がいいですよね。

出荷量がメチャメチャ多いから商品の紛失が多いのと、
パーティやイベントで商品の到着を待っている人がいるから、
それなりに問い合わせやメールが増えてきます。

さらに、宅配業者が繁盛記で臨時バイトを雇っているケースが多く、
手違いやミス、対応不備によって、
これまた、良く分からないクレームを多々受けやすくなります。

特に今年は、

12月22日(土)
12月23日(日)
12月24日(祝)

こんな恐ろしいスケジュールだから、
どこで、何の業務が「休み」なのか分からないので、
とんでもないトラブルが生まれる可能性があります。

うーん。

勝手な言い草ですが、私だったら、年末商材とは関係なく、
通販業をやっているんだったら、22日~24日までは、
臨時出社して警戒しておきますね。

思い返せば、昔、通販業をやっている頃は、
この年末のクリスマス前後の時期には、
いつも社員とバイトのシフトを特別対応で管理していましたね~。

だって嫌じゃないですか~。
年末商戦の忙しさが去って、
ホッとして連休明けの25日に出社して、
パソコン立ち上げたら取り返しのつかないクレームを山ほど受けてて、
そのまま年末、嫌な気持ちを引きずって、

新年早々、謝罪に行くって……。

憂鬱な気持ちで除夜の鐘を聞くのと、
憂鬱なクレームを受けてクリスマスを過ごすのだったら、
みなさん、どっちがいいですか?

あっ、やっぱり両方とも嫌ですね……。

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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