こんにちは! 経営コンサルタントの竹内です。
さて、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
会計士の青木寿幸氏と、私、竹内謙礼の共著、
「会計天国」が、8月にコミック本として出版されることが決定しました!
(8月26日頃発売予定)
↑会計天国 シリーズ18万部突破 絶賛発売中!
で、今、「マンガデザイナーズラボ」という会社で、
せっせと私と青木さんの共著が、コミック本に変身しつつあるんですね。
こんな感じで、作業風景の写真が、私のところに、毎週、送られてきます。
いやー、なんだか興奮してきましたよ。
自分の描いた文章がマンガになるんですからね!
私、こう見えても、子どもの頃は漫画家にあこがれた時期もあり、
今回の自分の著書の“コミック化”には、えらく興味を持っております!
なので、編集担当者を拝み倒して(脅して?)、
本日、マンガの制作作業を行っている
マンガデザイナーズラボさんにお邪魔させていただくことになりました!
そういうわけで、とりあえず、失礼がないように、
ベレー帽とスケッチブック片手に、漫画家スタイルで登場。
(この格好そのものが失礼)
こんなアホな登場の仕方をしたもんだから、
つられて、アホなポーズをとるPHP研究所エンターテイメント出版部の
ナイスガイ伊丹氏(左)とキューピー宇田氏(右)。
とてもではないですが、彼らの背景に、
ライバル出版社のダイヤモンド社がそびえたっていることは
口が裂けても言えません!
ということで、
原宿にある「マンガデザイナーズラボ」に訪問。
大理石の立派なビルにオフィスがあり、
オシャレな会議室・・・。
私の描いていた“まんが道”の世界とは大違いです!
「竹内さん、イメージ古すぎっすよ」と、
キューピーちゃん顔で呆れかえる宇田氏。
しかし、私の心の中では、
こんなイメージでマンガデザイナーズラボにやってきたこともあり、
てっきり4畳半ぐらいの部屋で、
せっせとマンガを描いていると思っていました。
と、そんな妄想を膨らませているところに登場したのが、
マンガデザイナーラボの代表取締役の吉良氏と、福原さん
なんなんだ、このオシャレな雰囲気は!!
こ、このままじゃ、
ぼ、ぼくの「まんが道」の世界が……。
「竹内さんが、そうイメージするのは無理ありませんよ」
私の気持ちを察してくれる吉良さん。
実は吉良さんは、電通で勤めていらっしゃったバリバリの広告マン。
「マンガ」という表現力が、グラフィックデザインのように、
広告の世界で強い販促ツールになるのではないかと考えて、
2011年にこの会社を立ち上げたそうです。
なるほど、そういわれてみれば、
阪急百貨店のファッションモデルのマンガのお仕事をしていたり、
社内に貼られているポスター作品も、
マンガを活用した、かっこいい広告ポスターだったり・・・・・・、
だんだん、吉良さんと話していて薄々は感づいてきましたが、
どうやら私の描いていた、“マンガ家”のイメージとは大きく違うようです。
このままでは、ベレー帽をかぶってスケッチブックまで持ってきた、
私の立場がなくなってしまう!
そう思って、必死に自分の“マンガ論”を語り始めることにした竹内。
ええ、経営コンサルタントなので口だけは達者です。
「マンガっちゅうのはですね」
「なんていうのかな、2次元的に世界を表現するというか」
「自分の魂を絵に込めてですね……」
「竹内さん、ちょっといいですか?」
熱弁に割って入ってくるナイスガイ伊丹氏。
「なんだよ、俺のマンガ論に文句でもあるのか?」
「いえ、マンガ論もいいんですが、吉良さんは、
大阪芸術大学の客員教授なんですよ」
「えっ、吉良さん、大学の教授なの?」
「ええ、学生の前で教壇に立ってますよ」
「・・・・・・」
「教授! こりゃ、大変失礼しました!」
と、突然、すり寄り始める竹内。
権威に弱いったら、ありゃしない。
で、その後、社内を見学し始めることになったんですが、
最初にお伺いしたのが営業部。
なんと、フランス人の美人留学生が働いているではありませんか!
明らかにデレデレ状態。
「まんが道」の世界なんて、どーでもよくなり始めています。
お次は制作部にお邪魔したんですが、
誰一人、ベレー帽なんかかぶっていません!
しかも、作業はほとんどパソコン
「ベタ塗りお願いしまーす!」みたいなことは、
誰一人言ってません。
タブレットなんかでもマンガを描いていたりして、
いかに時代錯誤の人間だったのか、ようやく自覚する竹内。
「もう平成のトキワ荘はなくなってしまったんでしょうか」
意味不明な発言に、困惑する吉良さん・・・。
と、そんな中、
今回の「会計天国」のコミック化で、
キャラクターデザインを担当してくれた女性マンガデザイナーさんが登場!
「キミ、マンガ描けるの?」
「ええ、一応」
「じゃあ、試しに僕の似顔絵を描いてみてよ」
「お安い御用で♪」
と、サラサラっと10分ぐらいで、
「すげぇー、あんた絵、うまいじゃん!」(当たり前だ!)
「ねぇねぇ、ついでだから、この編集担当二人の似顔絵も描いてみてよ」
「えーっ、俺らの似顔絵っすか」
と、嬉しそうにはしゃくキューピー宇田とナイスガイ伊丹。
で、これまたサラサラっと描いてくれたのがコチラ。
すげぇ、似ている(笑)
特に、このキューピー宇田氏の似顔絵は、
尋常じゃないぐらい特徴を掴んでいます!
ええ、相手をおちょくっているような表情が、
ギンギンにイラストからも伝わってくるではありませんか!
そこでマンガ魂に火がついた竹内画伯。
「宇田くん、僕にもキミの似顔絵を描かせてくれ」
「え、マジですか?」
「こう見えても、僕は漫画家になろうか、経営コンサルタントになろうか、
若いころは悩んだぐらいだからね」
「じゃあ、絵心は・・・・・・」
まるでナシ!
「できたー!」
「竹内さん・・・・・・似顔絵に悪意を感じますよ」
「うるさい! モデルが悪いんだよ!」
「そんなぁ~」
「ベレー帽をかぶれば、もう少しましになるぞ」
「こうですか?」
「宇田君、それじゃあドングリだよ」
「え、じぁあ、どうすれば?」
「伊丹君、見本を見せてやれ」
「はっ!」
「伊丹君・・・なんかカッコいいね」
「あっ、そうっすか?」
「ベレー帽は斜めにかぶるとお洒落になるんだな」
「そうですね」
「さっそく、俺も斜めにベレー帽をかぶってみるよ」
「どうだ?」
「うーん、ちょっと違いますよ」
「何が違うんだよ」
「もう少しベレー帽を膨らませないと」
「こうか?」
「・・・竹内さん」
「なんだよ」
「一気に頭が悪そうな感じになりましたよ」
「そ、そうか?」
「とにかく、もうベレー帽にこだわるのはやめましょうよ」
「そうだな・・・マンガデザイナーズラボにも、
ベレー帽が似合いそうな人は・・・・・・」
「いた!」
いかにも、トキワ荘的な雰囲気の好青年がいました!
「キミ、キミ」
「なんでしょうか?」
「ちょっと、これをかぶってくれたまえ」
「うぉおおおお! これぞ俺の描いていた『まんが道』だぞ!」
ということで、見事、“ミスターマンガ道”を発見したところで、
マンガデザイナーズラボのみなさんと記念撮影!
めでたく、「会計天国」のマンガ化を見届けることができました!
(見届けたのか?)
ということで、「COMIC 会計天国」の発売に向けて、
ただいま全員で猛烈に頑張っております!
8月26日頃の発売予定ですが、「もう待てない!」という方には、
予約販売が開始されていますので、ご予約のほう、よろしくお願いします!
最後にわたくし、竹内が書いた
ナイスガイ伊丹君の似顔絵を紹介して終わりにしたいと思います!
「伊丹君、俺、ちょっと横顔は苦手でさ」
「・・・そういうレベルの問題ではないと思いますよ」
うーん、漫画家への道のりは遠いなぁ・・・・・・。