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  1. 新聞折込チラシ
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⑩新聞折込チラシは都道府県・新聞媒体によって反応率は違う?

≪もくじ≫
・一番反応の良い新聞はズバリどこ?
・安定性のある朝日、当たれば大きい読売
・新聞販売店はシェア2位の媒体を狙いなさい
・穴場の新聞があるかも? 全国新聞社リスト

【一番反応の良い新聞はズバリどこ?】
 世の中の「新聞」は大きく分けて「全国紙」「ブロック紙」「地方紙」の3つのカテゴリーに分けられます。その中でも多くの発行部数を誇るのが以下の5大紙です。

【全国紙】
読売新聞
朝日新聞
毎日新聞
産経新聞
日経新聞

 上記5大紙のうち、どこの新聞会社にチラシを折り込めばいいのか、頭を悩ますところですが、そのエリアで一番購読されている新聞にチラシは折り込むようにしましょう。やはり発行部数が少ない新聞にチラシを入れても、反応率が鈍いのが現状です。二ッチな新聞は、新聞そのものに興味があるわけであって、「新聞折込チラシ」に対しては興味がないので、レスポンスは悪くなります。

【安定性のある朝日、当たれば大きい読売】
 これは私の個人的な感想になってしまいますが、朝日新聞が、反応率が一番安定している印象です。おそらく、まんべんなくエリアに購読者が広がっているために、読者に極端な偏りがないことが要因だと思われます。どのエリアに、どのような購入者がいるのか調査するのであれば、朝日新聞を活用するほうが良いかと思います。

   対して、読売新聞は当たるときは当たるのですが、外れるときは極端に反応が出ないことがあります。そのため、テストマーケティングで朝日新聞の折込チラシがうまくいけば、その後、読売新聞に折り込みをしてみるというのが、いつもの私の調査パターンだったりします。最初から予算があるのならば、一発目で朝日、読売問わず、この2大紙に新聞折込チラシを入れるのも一手です。また、比較的、高所得者層が多いと言われる日経新聞も新聞折込チラシの媒体としてはねらい目なので、投資や学習塾、英会話教室、高級ワインやギフト品等に関しては、日経新聞の折込チラシをピンポイントで狙ってみるのも面白いのかもしれません。

なお、下記に1都2府43県の新聞シェア順位をまとめてみましたので、参考にしていただければと思います。

都道府県

1位

2位

3位

北海道

北海道 37%

読売 7%

朝日 4%

青森県

東奥日報 41%

デイリー東北 16%

読売 4%

岩手県

岩手日報 39%

読売 8%

朝日 5%

宮城県

河北新報 45%

読売 6%

朝日 6%

秋田県

秋田魁新報 53%

読売 6%

朝日 6%

山形県

山形新聞 48%

読売 14%

朝日 12%

福島県

福島民報 32%

福島民友 23%

読売 7%

茨城県

読売 33%

朝日 14%

茨城 10%

栃木県

下野 38%

読売 22%

朝日 8%

群馬県

上毛 36%

読売 27%

朝日 10%

埼玉県

読売 30%

朝日 16%

毎日 7%

千葉県

読売 29%

朝日 17%

日経 6%

東京都

読売 17%

朝日 14%

日経 8%

神奈川県

読売 23%

朝日 20%

日経 6%

新潟県

新潟日報 50%

読売 11%

朝日 6%

富山県

北日本 56%

読売 18%

朝日 6%

石川県

北國・富山 63%

北陸中日 18%

読売 4%

福井県

福井 70%

日経 3%

読売 3%

山梨県

山梨日日 57%

読売 10%

朝日 7%

長野県

信濃毎日 55%

読売 6%

朝日 5%

岐阜県

中日 45%

岐阜 21%

朝日 6%

静岡県

静岡 41%

中日 8%

読売 5%

愛知県

中日 49%

朝日 6%

日経 4%

三重県

中日 38%

朝日 13%

毎日 9%

滋賀県

読売 23%

朝日 17%

京都 13%

京都府

京都 32%

読売 14%

朝日 12%

大阪府

読売 19%

朝日 15%

産経 13%

兵庫県

神戸 20%

読売 19%

朝日 16%

奈良県

毎日 25%

読売 20%

朝日 20%

和歌山県

読売 24%

朝日 18%

毎日 16%

鳥取県

日本海 68%

読売 10%

朝日 5%

島根県

山陰中央 60%

読売 11%

朝日 5%

岡山県

山陽 47%

読売 9%

朝日 8%

広島県

中国 43%

読売 9%

朝日 8%

山口県

読売 25%

朝日 20%

毎日 18%

徳島県

徳島 68%

日経 3%

朝日 3%

香川県

四国 45%

読売 11%

朝日 11%

愛媛県

愛媛 37%

読売 10%

朝日 9%

高知県

高知 50%

読売 2%

日経 2%

福岡県

西日本 22%

読売 15%

毎日 12%

佐賀県

佐賀 41%

西日本 13%

読売 7%

長崎県

長崎 28%

西日本 9%

読売 9%

熊本県

熊本日日 38%

読売 6%

朝日 4%

大分県

大分合同 39%

読売 10%

朝日 8%

宮崎県

宮崎日日 39%

朝日 6%

読売 5%

鹿児島県

南日本 38%

読売 3%

朝日 2%

沖縄県

琉球新報 25%

沖縄タイムス 25%

日経 0.9%

≪参考≫読売新聞広告局ポータルサイト 2016年調査より(%は切り捨て)

【新聞販売店への交渉は『シェア2位』の媒体を狙いなさい】
 自分のお店や会社のある市町村周辺では、新聞購読のシェア率が変わるケースもあります。その場合は、地元の新聞販売店に問い合わせてみると、だいたいのシェア率を教えてくれます。また、新聞販売店の人と仲良くなると、どのエリアの、どのあたりの購読者が広告のレスポンスがいいのか教えてくれたりする人もいます。最近の新聞折込チラシの傾向や、ユニークな新聞折込チラシのケースなども教えてくれる場合があるので、新聞販売店の人とコミュニケーションを深く取ることをお勧めします。

 これも私の個人的な感想になってしまいますが、地域で二番手、三番手の新聞銘柄の販売店の店主さんのほうが、一生懸命、いろいろアドバイスをしてくれる傾向にあります。また、仲良くなると、新聞折込チラシを持ち込んだときに、チラシの束の上のほうに置いてくれたり、新聞折込チラシを挟む“帯”としてチラシを使ったりしてくれるので、その分、高いレスポンスデータが取れたりすることもあります。

 このように、そのエリアのシェア率も大切なのですが、新聞販売店の店主とのコミュニケーションの具合によって、新聞折込チラシの反応率も大きく変わってくるので、その点も考慮しながら、どこの新聞銘柄で折込チラシを入れるのか、じっくり検討してもらえればと思います。

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①・新聞折込チラシを始める時の基礎知識
②・新聞折り込みチラシの効果を最大限に引き上げる成功のコツ
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④・新聞折込チラシの売れるレイアウト・デザインを激安で作る方法
⑤・費用を抑えて新聞折込チラシを激安料金で印刷をする方法
⑥・新聞折込チラシ成功事例
⑦・新聞折込チラシVSポスティング 反応率が高いのはどっち
⑧・新聞折込チラシの用紙のサイズや紙質で反応率に違いが出るのか?
⑨・新聞折込チラシを配るのは平日? それとも休日?
⑩・新聞折込チラシは都道府県・新聞媒体によって反応率は違う?
⑪・新聞折込チラシの効果測定方法は?
⑫・新聞折込チラシのエリアの決め方
⑬・番外編≪新聞販売店向け≫新聞折込チラシを受けた場合の対応マニュアル

【穴場の新聞があるかも? 全国新聞社リスト
 全国5大紙以外のブロック紙、地方紙等の新聞媒体も下記にまとめておきましたので、参考にしてもらえればと思います。

【ブロック紙】
北海道新聞(北海道全域)
河北新報(宮城、岩手、青森、秋田、山形、福島)
中日新聞(愛知、岐阜、三重、静岡、長野、福井、滋賀、和歌山)
東京新聞(東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、栃木、群馬、静岡、中日新聞東京本社)
中国新聞(広島、山口、島根、岡山、鳥取)
西日本新聞(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)

【地方紙】
≪北海道≫
■道央
千歳民報(千歳市)・北空知新聞(深川市)・プレス空知(滝川市)・南空知新報(栗山町)・夕張タイムス(夕張市)・おたる新報(小樽市)・苫小牧民報(苫小牧市)・室蘭民報(室蘭市)・日高報知新聞(浦河町)

■道南
函館新聞(函館市)

■道北
あさひかわ新聞(旭川市)・道北日報(士別市)・名寄新聞(名寄市)・北都新聞(名寄市)・日刊富良野(富良野市)・びえい新聞(美瑛町)・日刊留萌新聞(留萌市)・羽幌タイムス(羽幌町)・日刊宗谷(稚内市)・稚内プレス(稚内市)

■道東
網走タイムズ(網走市)・山脈(やまなみ)(遠軽町)・置戸タイムス(置戸町)・訓子府新報(訓子府町)・津別新報(津別町)・美幌新聞(美幌町)・北海民友新聞(紋別市)・女満別新聞(大空町)・十勝毎日新聞(帯広市)・釧路新聞(釧路市)・根室新聞(根室市)

≪東北地方≫
■青森県
東奥日報・デーリー東北(八戸市)・陸奥新報(弘前市)・津軽新報(黒石市)

■岩手県
岩手日報・盛岡タイムス(盛岡市)・岩手日日新聞(一関市)・大槌新聞(大槌町)・胆江日日新聞(奥州市)・東海新報(大船渡市)・復興釜石新聞(釜石市)

■宮城県
大崎タイムス(大崎市)・石巻かほく(石巻市)・石巻日日新聞(石巻市)・三陸新報(気仙沼市)・リアスの風(気仙沼市)

■秋田県
秋田魁新報・秋田民報(大仙市)・北鹿新聞(大館市)・秋北新聞(北秋田市)・北羽新報(能代市)・仙北新聞(大仙市)

■山形県
山形新聞・荘内日報(鶴岡市)・米澤新聞(米沢市)

■福島県
福島民報・福島民友・いわき民報(いわき市)・東白日報(棚倉町)・町民ニュース(石川町)・北部日報(古殿町)・福島中央新報(二本松市)・マメタイムス(須賀川市)・夕刊いしかわ(石川町)・夕刊たなぐら(棚倉町)・夕刊はなわ(塙町)・夕刊矢祭(矢祭町)

≪関東地方≫
■茨城県
茨城新聞

■栃木県
下野新聞・真岡新聞(真岡市)

■群馬県
上毛新聞・桐生タイムス(桐生市)

■埼玉県
埼玉新聞・家庭新聞(所沢市)・文化新聞(飯能市)

■千葉県
千葉日報・稲毛新聞(千葉市稲毛区)・大衆日報(銚子市)・房日新聞(館山市)

■東京都
新宿区新聞(新宿区)・杉並新聞(杉並区)・世田谷新聞(世田谷区)・多摩東京日報(昭島市)・豊島新聞(豊島区)・日本タイムズ(千代田区)・練馬新聞(練馬区)・西多摩新聞(福生市)・Weekly News 西の風(青梅市)・南海タイムス(八丈町)・小笠原新聞(小笠原村)

■神奈川県
神奈川新聞・相模経済新聞(相模原市)・神静民報(小田原市)

≪中部地方≫
■山梨県
山梨日日新聞・山梨新報(甲府市)・八ヶ岳ジャーナル(北杜市)

■長野県
信濃毎日新聞・大糸タイムス(大町市)・岡谷市民新聞(信州市民新聞グループ・岡谷市)・市民タイムス(松本市)・南信州新聞(飯田市)・須坂新聞(須坂市)・長野日報(諏訪市)

■新潟県
新潟日報・糸魚川タイムス(糸魚川市)・越後ジャーナル(三条市)・三條新聞(三条市)・小千谷新聞(小千谷市)・柏崎日報(柏崎市)・十日町新聞(十日町市)・十日町タイムス(十日町市)・上越タイムス(上越市)・妻有新聞(津南町)・長岡新聞(長岡市)

■富山県
北日本新聞・富山新聞・城端時報(南砺市)

■石川県
北國新聞・北陸中日新聞(金沢市)

■福井県
福井新聞・日刊県民福井(福井市)

■静岡県
静岡新聞・熱海新聞(熱海市)・伊豆新聞(伊東市)・伊豆日日新聞(伊豆の国市)・岳陽新聞(富士宮市)・郷土新聞(掛川市)・沼津朝日新聞(沼津市)・富士ニュース(富士市)

■愛知県
中部経済新聞(名古屋市)・東海愛知新聞(岡崎市)・東海日日新聞(豊橋市)・東愛知新聞(豊橋市)・三河新報(西尾市)・愛三時報(西尾市)

■岐阜県
岐阜新聞・高山市民時報(高山市)

≪近畿地方≫
■三重県
伊勢新聞・東海けいざい新聞(津市)・紀勢新聞(尾鷲市)・紀南新聞(新宮市)・南海日日(尾鷲市)・南紀新報(熊野市)・吉野熊野新聞(熊野市)・夕刊三重(松阪市)

■滋賀県
近江同盟新聞(東近江市)・滋賀報知新聞(彦根市)・滋賀夕刊新聞(長浜市)・近江毎夕新聞(長浜市)・滋賀彦根新聞(彦根市)

■京都府
京都新聞・あやべ市民新聞(綾部市)・亀岡市民新聞(亀岡市)・舞鶴市民新聞(舞鶴市)
洛南タイムス(宇治市)・両丹日日新聞(福知山市)

■大阪府
大阪日日新聞(大阪市)・堺ジャーナル(堺市)

■兵庫県
神戸新聞・丹波新聞(丹波市)・上郡民報(上郡町)

■奈良県
奈良新聞・奈良日日新聞(奈良市)

■和歌山県
紀伊民報(田辺市)・わかやま新報(和歌山市)・ニュース和歌山(和歌山市)・紀州新聞(御坊市)・日高新報(御坊市)・ツー・ワン紀州(御坊市)・紀南新聞(新宮市)・熊野新聞(新宮市)

≪中国地方≫
■鳥取県
日本海新聞

■島根県
山陰中央新報・島根日日新聞(出雲市)

■岡山県
山陽新聞・津山朝日新聞(津山市)・備北民報(新見市)

■広島県
西広島タイムス(広島市)

■山口県
山口新聞・西京新聞(山口市)・宇部日報(宇部市)・日刊いわくに(岩国市)・日刊新周南(周南市)・防日新聞(防府市)・ほうふ日報(防府市)・柳井日日新聞(柳井市)

≪四国地方≫
■徳島県
徳島新聞・トリビューンしこく(徳島市)

■香川県
四国新聞

■愛媛県
愛媛新聞・八幡浜新聞(八幡浜市)・八幡浜民報(八幡浜市)

■高知県
高知新聞

≪九州・沖縄地方≫

■福岡県
福岡県民新聞(福岡市)・有明新報(大牟田市)・日刊大牟田(大牟田市)・久留米日日新聞(久留米市)・小倉タイムズ(北九州市)

■佐賀県
佐賀新聞

■長崎県
長崎新聞・壱岐日々新聞(壱岐市)・壱岐新聞(壱岐市)・壱岐新報(壱岐市)・新壱岐新聞(壱岐市)・島原新聞(島原市)・対馬新聞(対馬市)

■熊本県
熊本日日新聞・日刊人吉新聞(人吉市)

■大分県
大分合同新聞・大分団地新聞(大分市)・今日新聞(別府市)・地元新聞(日田市)

■宮崎県
宮崎日日新聞・夕刊デイリー(延岡市)

■鹿児島県
南日本新聞・奄美新聞(名瀬市)・南海日日新聞(名瀬市)・南九州新聞(鹿屋市)

■沖縄県
琉球新報・沖縄タイムス
宮古新報(宮古島市)
宮古毎日新聞(宮古島市)
八重山日報(石垣市)
八重山毎日新聞(石垣市)

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多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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