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  1. 新聞折込チラシ
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⑨新聞折込チラシを配るのは平日? それとも休日?

≪もくじ≫
・新聞折込チラシ平日土日論争
・『土日チラシ』を勧めるこれだけの理由
・新聞折込チラシで成果を上げられない社長と上司の特徴とは
・1ヶ月の中で新聞折込チラシの反応率が上がる「■日」と「▲日」
・平日でも新聞折込チラシの反応率を劇的に上げる方法
・新聞折込チラシをやる前に、これだけは絶対に調べておきなさい

【新聞折込チラシ平日土日論争】
 新聞折込チラシは土曜日、日曜日が最も量が多く、平日はそれに比べて少ないというのが一般的です。そうなると、新聞折込チラシが見られやすいのは、量の多い土日となりますが、反面、多くの新聞折込チラシに埋もれてしまって、見られづらくなってしまうというデメリットが生まれます。しかし、平日に入れるとみられやすいかと言えば、そういうわけではありません。競合のチラシが少なくなるので見られやすくなる反面、お得な折込チラシがないと思われてしまい、新聞折込チラシそのものが見られないということになります。そのため、新聞折込チラシは平日に入れるべきか、それとも土日入れるべきか、常に論争が繰り広げられています。

【『土日チラシ』を勧めるこれだけの理由】
 私は、新聞折込チラシは平日ではなく、土日に入れることをお勧めしています。そもそもお客さんを集客するイベントやセールは土日が中心になるので、タイムリーに情報を届けるためにも、土日に新聞折込チラシをぶつけたほうが、レスポンスが高くなります。

  また、多くのチラシが入っていて競合に埋もれてしまうデメリットもありますが、それよりも「今日は何かお得なチラシがないかな」と購読者が期待を込めてチラシを見てもらえるメリットのほうが大きいので、やはり土日に折込チラシを入れたほうが高い反応率が取れると思います。もし、予算に余裕があれば、土日連続で入れてみるのも一手です。また、エリアを絞って一週間連続で新聞折込チラシを入れてみるのも、面白いのかもしれません。

【新聞折込チラシで成果を上げられない社長と上司の特徴とは】
 過去のマーケティングテストにおいて、1ヶ月に渡り、毎週末に新聞折込チラシを入れて反応率を調べたことがあったのですが、後半に従って反応率が伸びていくという現象は起きませんでした。1ヶ月という短期間に、集中的に新聞折込チラシを撒くという行為は、あまり販促効果を上げることにはつながらないようです。

  それよりも、月に1回のペースで、1年間に渡って、定期的に新聞折込チラシを撒いたほうが、売りたい商品やサービスの情報や印象は浸透しやすいところがあります。その際は、社長や上司の気まぐれで配布時期をバラバラにするのではなく、ある程度でかまいませんので、大体の配布日(毎月15日とか、8日とか)を決めて撒いたほうが良いと思います。

▲新聞折込チラシは長期間に渡って撒くほうが効果的。上の図のように、最初のうちは反応が良くないが、その後、認知度がアップすると一気に売上が伸びていく。

【1ヶ月の中で新聞折込チラシの反応率が上がる「■日」と「▲日」】
 給料日は比較的、新聞折込チラシの反応は良くなる傾向にあります。毎月25日以降の土日、もしくは月初めの土日などは、新聞折込チラシの配布日としては良好だと思います。また、ボーナスシーズンの6月下旬から7月上旬、11月下旬から12月上旬にかけての土日もねらい目だと思います。もうひとつ、押さえたいのは年金支給日です。偶数月の15日はスーパーの売上も伸びますので、このあたりの日程を狙い撃ちするのであれば、平日の折込チラシの配布でもよいのかもしれません。

【平日でも新聞折込チラシの反応率を劇的に上げる方法】
 オフィス街のお客さんを狙うのであれば、平日の折込チラシの配布日を狙ってみるのもいいでしょう。地方都市の会社や工場では、休憩室等に新聞と新聞折込チラシを一緒に置いているところが多くあります。その中で、食事券やサービス券などがついた新聞折込チラシは、従業員が切り取って、会社帰りに立ち寄って持ってくるケースが多々あります。そのような帰宅時に立ち寄ってくれるお客さんを狙うのであれば、平日に新聞折込チラシを撒くのは一手だと思います。

【新聞折込チラシをやる前に、これだけは絶対に調べておきなさい】
 新聞折込チラシの難しいところは、配布日の天候に左右されてしまうところです。雨が降ってしまったり、猛暑になってしまったりすると、せっかくの新聞折込チラシも、100%の力を発揮できなくなってしまいます。長期予報はあまりあてにはなりませんが、どうしても外したくない折込チラシの場合は、ギリギリまで印刷や新聞折込を待って、天候などの様子を見ながら配布数やエリアを決めてもいいとは思います。

 また、地域の春と秋は地元の幼稚園や小学校で運動会が行われると、新聞折込チラシの反応が鈍くなることが多々あります。セール情報やお得な情報を入れても、家族イベントのほうが優先されてしまい、レスポンスが悪くなってしまうからです。反面、運動会等のイベントがあった場合、夜の食事は外食になるケースが多いので、飲食店は逆にチャンスになります。そう言う意味では、新聞折込チラシを撒く際は、地元の幼稚園や小学校の運動会のスケジュールはチェックしておいたほうがいいとは思います。

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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