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SNSの運用を途中で放り出さない方法

こんにちは。いろはの竹内です。

 

最近、妻が料理の腕を上げたんですね。

 

味が良くなったというか、整ったというか。

非常に美味しい食事が食卓に上がるようになりました。

 

調味料が変わったのでしょうか?

それとも、素材を変えたのでしょうか?

 

妻に「料理が美味しくなったね」と声をかけたところ、

心当たりがあったのか「やっぱりね」と、

一人でうんうんと頷くんですね。

 

「美味しくなった理由はなんだ」

「料理を作るときにね」

「うん」

「レシピ動画を観てるんだけど」

「ふむふむ」

 

「それを最後まで観るようにしたの」

 

「えっ?」

「今まで途中で見るのを止めていてね」

「なぜ?」

 

「どうせ最後は大したことを言ってないと思って」

 

「・・・」

「それで、途中で見るのを止めて」

「・・・」

「あとは適当に」

「・・・」

 

「やっぱレシピ動画は最後まで観なきゃダメかー!」

 

当たり前だろ!!

天才シェフじゃないんですから(妻は自称、栗原はるみ)

 

そんなわけで、本日のメルマガは、

「なぜ、SNSは続かないのか?」

というお話をひとつ。

 

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「続かない」は罪

SNSや動画のコンサルティングをしていて、

最も多い相談は、

 

「続かない」

という悩みごとなんですね。

 

始めた頃は毎日投稿していたコンテンツも、

忙しさに追われて次第に投稿しなくなり、

そのうち月に1回しか更新しなくなって、

最後は放置してしまうケースが、思いのほか多かったりします。

 

私も当初は「もっと頑張りなさい」とか「3ヶ月やれば慣れる」とか、

根性論で指導していました。

 

しかし、SNSで成功している人に「続けるコツ」を聞いているうちに、

ある共通する言葉が浮かび上がってきて、

自分の今までの指導がズレていたことに気づいたんですね。

 

それは、

「お客様の反応が嬉しくて、続けました」

という言葉。

 

ほぼ全員、間違いなく、

SNSで成功している人は、この言葉を口にします。

 

たとえば、

 

Instagramを運営していると、「いつも見ているよ」と言われたとか、

LINEでメッセージを送ると、次の日にたくさんのお客が買いに来たりとか、

 

このように、SNSや動画で情報発信をして、反応してくれるお客を見ると、

「もっと喜んでもらいたい!」という思いが湧き出てきて、

そこから“継続力”が生まれて、ファン作りの仕組みが回り始めるのが、

SNSマーケティングの根底にあることが、ようやく分かったんです。

 

いいですか?

 

SNSの情報発信は、義務でやるものではなく、

「楽しいからやる」が全てだったりするんですね。

 

そして、その「楽しい」というのは、

コンテンツを作ることや、

フォロワーや『いいね』が増えることが楽しいのではなく、

ただ純粋に、

 

「自分の発信した情報に、お客が反応してくれた」

 

この一点に尽きるんですね。

 

その楽しさがあるから、

どんなに忙しくても、どんなに眠たくても、

SNSという面白い仕事を、

苦もなく、永遠に続けられるんだと思います。

 

裏を返せば。

 

お客が喜ぶ姿が見られない仕事で、

SNSや動画を続けるのは、かなりしんどいことになります。

 

たとえば、

 

お客の顔が直接見られないネットショップだったり、

仕入れた商品を店頭で並べて売るだけの小売業だったり、

購入者とほとんど接触がない製造業だったり、

 

どんなにSNSや動画で情報発信をしても、

お客の「反応」が見られないのに、熱い思いを発信し続けることは、

精神的に、かなり辛い仕事になってしまいます。

 

行き着くところ、SNSや動画の情報発信は、

「売上を伸ばしたいからやる」のではなく、

「お客に喜んでもらいたいからやる」ものなので、

ここのスタート地点のボタンの掛け違いが起きてしまうと、

 

一生、ファン作りはできないんだと思います。

 

さてさて。

 

みなさんの会社では、SNSによる情報発信を、

ちゃんと続けられていますか?

 

SNSで成功している人が言っている共通点は、

 

「情報発信のネタで困ったことがない」

「楽しいからSNSをやっている」

「お金儲けがしたくてやっているわけではない」

 

この3つです。

 

一方で、SNSがうまくいかない人が、

必ず口にするのは、

 

「投稿するネタが思いつかない」

「忙しくてSNSまで手が回らない」

「やらないよりやったほうがマシ」

 

という、3つの残念な言葉だったりします。

 

物価高で、消費者が「買う理由」を求めるようになった今、

お客のために情報で奉仕する気持ちがなければ、

これからの商売の勝ち筋は見えてこないと思いますよ。

 

 

編集後記

SNSや動画を外注業者に頼んでもうまくいかない理由は、

「思い」が込めにくくなるからなんですね。

 

手が回らないから、素材だけを渡して、

「1週間に1回、更新して下さい」といっても、

外注業者には、商品に対する「思い」がないから、

薄っぺらな情報発信しかできず、

結果、ファンがつきにくいSNSの運用になってしまいます。

 

しかし、だからといって、この人手不足の時代に、

SNSに専属担当者をつけることは難しく、教育もままならないから、

SNSの内製化に失敗する企業が後を絶たないのが実情だったりします。

 

大切なのは「SNSをやろう」という“行動”ではなく、

「お客の心を動かそう」という“気持ち”だったりするので、

そのあたりの、「何のためにSNSをやるのか?」というのを、

もう一度、社内で原点から見直しをする必要があるんだと思います。

 

最初の設計図が間違っていたら、

いつまで経っても“完成品”はできないですからね。

 

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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