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「安い」と「暑い」は5つに分けて売りなさい。

こんにちは。いろはの竹内です。

 

先日、自宅の階段を降りていると、

足元の壁に、小さな落書きを発見したんですね。

 

女の子をイメージしたイラストなんですが、

あまりにも小さくて、今までまったく気がつきませんでした。

 

子どもの頃に、姉妹のどちらかが描いた落書きだと思いますが、

二人とも、もう家を出て行ってしまっているので、

今となっては、いい思い出です♪

 

妻にもこの落書きの存在を教えてあげようと、

早速、現場に呼ぶことにしました。

 

「これを見なさい」

「あら、あなた知らなかったの?」

 

妻はすでに落書きの存在を知っていたらしく、

どうやら犯人は次女のようです。

 

「まったく困ったもんだ」

「そうね」

「いつごろ描いた落書きなんだ?」

 

「高3」

 

「・・・」

「受験でイラついたらしくてね」

「・・・」

「それで頭に来て、描いたんだって」

 

ふー。

 

高3で自宅の壁に落書きをする18歳。

そして、その子も今や学校の先生。

 

日本の教育は大丈夫なんでしょうか?(バンクシー先生)

 

ということで、先週からスタートした、

『竹内謙礼の2025年の予測カレンダー』ですが、

現在、予約をガンガンに受け付けております!!

 

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そんなわけで、本日のメルマガは、

『「夏」で勝負が決まります!』

というお話をひとつ。

 

 

夏を制する人が、1年を制する

2024年の夏は記録的な猛暑となり、

最高気温が35度を超える「猛暑日」が

昨年を大幅に上回る過去最多となりました。

 

地獄のような猛暑を過ごすようになってから、

今年で3年目を迎えましたが、今後の温暖化の流れを考えると、

「猛暑の夏は当たり前」と考えなくてはいけないし、

「夏が長引く」ということも計算に入れて、

マーケティング戦略を見直す必要があります。

 

たとえば、総合アパレルメーカーの三陽商会は、

商品の販売スケジュールを『春・夏・秋・冬』の四季から、

 

『春・夏・夏・秋・冬』の五季に見直しました。

 

夏は5ヶ月とし、5~7月を『初夏・盛夏』、

8~9月を『猛暑』と位置づけて、商品展開のカレンダーを修正し、

夏が2カ月増えた分、春と秋は1カ月ずつ削除して、

これまで春物と夏物の生産数は7対3の構成比だったものを、

2024年は夏物を35%まで高めたそうです。

 

このように、長引く夏に対して“次の一手”を打つ企業が増えており、

2025年は「夏」に売れる商品やサービスを投入できた会社が、

1年の売上を制することになりそうです。

 

いいですか?

 

夏を3ヶ月で考えている会社と、

夏を4か月で考えている会社では、

 

明らかに後者のほうが売上を伸ばすんですね。

 

今までは35度以上の猛暑日になると、

食欲も購買意欲も失って、消費全体が落ち込んでいましたが、

 

2024年からその傾向が弱まり、

多くの消費者が猛暑に慣れたこともあって、

今年の夏はヒット商品が続々に生まれました。

 

飲食店で夏の限定のメニューが売上を伸ばしたり、

暑い台所に立ちたくない人が、スーパーのお惣菜を買うようになったり、

薄着の期間が伸びて、女性専用のボディカミソリが飛ぶように売れたり、

 

このように、アフターコロナは既に終わりを告げて、

新しい時代の変化を見据えて、

多くの企業がシフトチェンジを始めています。

 

さてさて。

 

みなさんは、2025年の消費トレンドの変化を、

どこまで把握していますか?

 

コロナでペットを飼い始めた人が、今度は外出するようになって、

ペット用の自動給餌器が10倍以上売れているのをご存じですか?

 

コロナが収束して、健康への意識が薄らいで、

大豆ミートやオートミールが売れなくなっているのをご存じですか

 

今まで新しい検索キーワードの出現率は

「1ヶ月で15~20%」が相場でしたが、

コロナで消費者のネットのリテラシーが上がり、

複合キーワードで検索する人が増えて、

最近は新しい検索キーワードの出現率が、

「1日15%」まで向上する時もあることを、ご存じですか?

 

コロナが終わり、時代が大きく動き出していることに、

「気づいている人」と「気づいていない人」で、

2025年の売上は、大きく差が開いていくと思いますよ。

 

この1年で、コロナの特需でたまたま売れたのか、

それとも、実力で売れたのか、

 

来年の今頃は、勝負がハッキリとついていると思いますよ。

 

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編集後記

『一平ちゃん』や『チャルメラ』を販売している明星食品が、

値上げをしても販売個数が落ちなかったのは、

価格を「高級」「レギュラー」「低価格」の3段階から、

 

「高級」「レギュラー」「プレミアム低価格」「超低価格」「低価格」の、

 

“5層マーケティング”が成功したからなんですね。

 

ただの「安い」だけではなく、量の多さが特徴の『格安プレミアム』と、

価格を徹底的に追及した『超低価格』の、

2段階の価格帯を「安い」ゾーンで細分化したことで、

時と場合にあわせて、自分の好みの商品を買うことができるようになって、

結果、値上げしても販売数が変わらなかったんだと思います。

 

消費者もバカではないので、

「安い」だの「お得だ」だの言っていても、

買う理由がなければ、お財布の紐を緩めてはくれません。

 

安く売るなら、安いだけの“理由”をしっかり伝えて、

『買う理由』を明確に打ち出したマーケティング戦略を展開しなければ、

2025年に売上を作るのは難しと思いますよ。

 

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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