こんにちは。いろはの竹内です。
先日、大谷選手がメジャーでMVPを獲った時、
野球にまったく興味のない妻が、
「ほー」
と珍しくニュースに見入っていたんですね。
私が「大谷選手、すごいね!」と言うと、
再び「ほー」と間の抜けた声を出してきました。
「日本人でMVPだよ」
「ふーん」
「しかも二刀流だ」
「うん、二刀流ね」
「分かってんの?」
「うん、うん、うん」
「何が二刀流か言ってみ」
「左でも右でも投げるってことでしょ?」
いねーよ、そんな奴。
少しは世の中に関心持って下さい(夫にも無関心)
ということで。
ただいま、事前予約中の「予測カレンダー」の販売が、
来週の月曜日に、いよいよ終了となります!
12月6日までは先行予約で、
特別価格8,800円で販売しておりますが、
12月6日以降は、
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お早めのご注文のほど、よろしくお願いします!
■竹内謙礼の「予測カレンダー」
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ということで。
本日は2022年の「新規事業」の経営トレンドについて、
いろいろお話をさせて頂ければと思います。
≪新しい動画アップしました!≫
2022年の『消費トレンド』は何が来る?
https://www.youtube.com/watch?
『両利きの経営』とは?
南アフリカのほうで「オミクロン株」という
感染力の高い変異株が出てきましたが、
実はウイルスがまったく効かない「薬剤耐性菌」が現れるのは、
世界も日本も、ある程度は想定していたことではあるんですね。
2050年までに毎年1000万人ぐらいは死ぬんじゃないかと、
そこそこ厳しい予測を立てていたりもしています。
こんな感じで、世の中は予測不能な出来事が次々に発生するため、
企業は不測の事態に備えた経営を心掛けていかなくてはいけません
では、「不測の事態に備えた経営」とは、
一体、どのような経営なんでしょうか?
そのヒントが、米スタンド―ド大学のチャールズ・
『両利きの経営』
という手法です。
既存事業は経費の削減をしながら、販路を広げていく『深堀り』
同時に、新たな事業機会を見つける『探索』を行ない、
変化の激しい時代を乗り切る経営を展開していく必要があります。
例えば、キリンホールディングスは、既存の飲料の事業を「
免疫機能を維持するプラズマ乳酸菌のヘルス事業を「探索」
HISも旅行業を「深堀り」しながら、蕎麦の店舗拡大の「探索」
このように、本業とはまったく違う事業を新たに展開する
『両利きの経営』を展開することで、
時代の変化に耐えられる、
いいですか?
新規事業の「探索」は、
「このあたりの業界が伸びるんじゃないか」とか、
「このビジネスはライバルが少ないんじゃないか」とか、
予測を立ててリサーチしていかなければ、
まったくトンチンカンな新規事業を開拓することになってしまうの
例えば、コロナ禍ではペットを飼う人が急増しました。
2022年の予測カレンダーのレジュメにも書きましたが、
犬の飼育頭数は前年比で14%増、猫の飼育頭数は前年比で16%
ペットの市場は急拡大しています。
しかも、コロナが収束してもペットは居続けますから、
ペットの健康食品や、
今後、大きく成長することが期待できるマーケットと言えます。
このあたりの市場をもっと探索すれば、
小さな会社でも新規参入できるビジネスが見つかるかもしれません
また、自然災害が続く日本で関心が高まる「防災用品」
「日常的に使える防災用品」
枕の中に防災グッズが収まる商品や、
アウトドアでも使える4リットルの大型水筒など、
こっそりと好調に売れていたりしています。
雑貨、インテリア、アパレル関係の企業が、
防災用品の市場に参入することは、
決して無茶な新規事業のアイデアではないと思います。
このように、2022年に「くるかもしれない」
そこを「探索」することで、
変化の激しい時代に、もう一本の収入の柱を作って、
従業員の雇用を守りながら、
さてさて。
皆さんの会社は、まだコロナの痛手を受けて、
守り一辺倒の経営を続けていますか?
HISの澤田会長が、日経MJのインタビューで、
とても面白いことを言っていました。
『企業の寿命は30年ほどと言われている中、
そろそろ新しいことを始めなければ成長できない。
それを早くにやっていなかったから、今、
4~5年後にはHISを旅行業とは言わなくなる可能性がある』
変異株が出てこようが、
自然災害が起きようが、
戦争が起きようが、
びくともしない企業を作り上げるためには、
未来の売上がどこにあるのか探索する、
“宝の地図”が必要なんだと思いますよ。
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編集後記
今、世界中の人たちが
未来の予測で先が読めないテーマが3つあります。
・オミクロン株
・ガソリンの高騰
・半導体不足
「オミクロン株」
私たちに残された武器はワクチンしかありませんので、
ある意味、予測は非常にシンプルで、
「ワクチンを使って感染を抑えていきましょう」
という結論に行きつきます。
広まったら広まったでロックダウンや
緊急事態宣言も起こりうるかもしれませんが、
それでも2021年に逆戻りするだけの話なので、
そこまで絶望的な未来ではなかったりします。
「ガソリンの高騰」に関しては、
2022年の夏ごろにはだいぶ収まってくると予想しています。
欧州やアジアの冬が過ぎれば、
その頃には天然ガスの高騰も落ち着きを見せ始め、
中国やアメリカの消費の極端な上振れもなくなり、
産油国の増産も追いついてくるので、
どこかで価格の調整は入ってくるのではないかと思います。
「半導体不足」も自動車関連の半導体も含めれば、
2022年度内には落ち着くのではないかと思います。
ただ、電子部品が絡むモノ不足に関しては、
早くて夏ごろには収束に向かうのではないかと予想しています。
しかし、これらの迷走の元凶を辿れば、
コロナが要因であることは間違いないんですが、
そのコロナによる物価高や物流の遅延の収束を遅らせているのは、
米中の対立が問題だったりします。
アメリカと中国が資源の奪い合いをして、
サプライチェーンを複雑にしていることが、
世界の物資の流れを鈍くしているところは大いにあると思います。
そう考えると、米中の対立問題が今後どうなるかというのが、
実は、私たちの2022年のビジネスを、
大きく左右するポイントだったりします。
2月に行われる、冬季北京オリンピックで、
アメリカが参加をボイコットするのか、
2022年の秋に中国で行われる5年に一度の共産党大会がどうな
11月に行われるアメリカの中間選挙で、
そのあたりの世界の動きが、
巡り巡って、私たちが身近に感じる、
たとえば「ネットショップの送料高騰の問題」
理解しながら、
未来のことを真剣に考える人と、
目の前のことしか考えられない人では、
これからもっともっと「差」が開いていくんだと思いますよ。
■100ページに及ぶ『未来予測』のデータ付き
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