こんにちは。いろはの竹内です。
先日、しばらく会っていない一人暮らしの長女が気になり、
妻に「最近、どうだ?」と聞いてみたんですね。
「元気らしいわよ」
「それは良かった」
「この間も、古本市に行ったみたいでね」
娘にそんな趣味があるとは知りませんでした。
古本市で、昔の文学にでも浸っているのでしょうか。
芥川龍之介
北原白秋
太宰治
ええ、古本市巡りなんて、とても素敵な趣味だと思います。
「充実した毎日を過ごしているね」
「そうみたいね」
「古本、買ったのかな?」
「買ったらしいわよ」
「どんな本だ?」
「マッハフミアキのダイエット本」
「・・・」
「すごくない?」
「・・・」
「マッハ文朱、ダイエット本出してたんだよ」
いや、驚くのはそこじゃない。
ふー。
昭和の女子プロレスが懐かしいです。(ミミ萩原)
そんなわけで、本日のメルマガは、
「専門知識の単価が安くなる」
というお話をひとつ。
★親がオレオレ詐欺で200万円騙された経験から話します。
『50歳から騙される人、騙されない人』
https://www.youtube.com/watch?v=JR2Msw56mOU&t=55s
**********************************************
『売れるネーミング教えます=1,500円』
**********************************************
専門知識を持っている人の仕事の単価は、
「高い」というのが一般的です。
デジタル系でいえば、SEOや楽天のノウハウ、
アナログ系でいえば、接客マナーやPOPの書き方など、
“専門家”は、そのジャンルに特化したノウハウを持っているので、
その情報を是が非でも欲しい人が、高い報酬を支払うことで、
専門家は市場が狭いながらも、ビジネスが成立しているところがあります。
しかし、この「専門家は単価が高い」という常識が
コロナ禍以降、少しずつ変わり始めています。
ココナラでは、ネットショップの運用アドバイスを5,000円から受け付けており、
ストアカでは、SEOのノウハウを教える講座が3,000円で受講することができます。
他にも、接客術は2,500円、陳列ノウハウは3,000円と、
ひと昔前まで、企業やコンサルタントにお願いしなければ入手できなかった情報が、
今や小学生のお小遣い程度の金額で、手に入れることができるようになりました。
もちろん、こんな安い単価で提供されるノウハウは、
ゴミみたいな情報やスキルの可能性のほうが高いと思います。
しかし、少なくとも、ネット上では専門知識の「安売り」が始まっており、
今後、専門知識だけで生き残っていくことは、
厳しい世の中になっていくのではないかと予想しています。
いいですか?
専門家市場の単価の下落が起きているのは、
中高年の給与が上がらないことが、大きな要因だと思うんですね。
新卒の給与を上げて、採用を強化する代わりに、
企業が中高年の給与を抑え、その不満の矛先をそらすために、
多くの企業が「副業」を解禁しました。
結果、社内の経験を積んだ中高年のプロフェッショナルたちが、
自分のノウハウを社外に“直売”することで、
専門知識の単価の崩壊が始まりました。
未経験者でも、専門知識をオンラインで格安で学ぶことができるようになり、
企業やコンサルタントよりも、上手にSNSやYouTubeを駆使して、
気づけば、中高年の給与を抑えた企業が、
今度は中高年の逆襲にあう構図になってしまいました。
彼らは現場で揉まれてきた実践型の専門家たちなので、
専門ジャンルに特化した企業やコンサルタントよりも、
レベルの高いスキルを持っている場合もあります。
単価も安く、ノウハウのレベルも高ければ、
本業の専門家たちの居場所がなくなるのは、当然といえます。
このような厳しい情勢の中で、
専門ジャンルの企業や専門家が生き残る道は2つしかありません。
ひとつは、「本物」になることです。
エビデンスのない個人の専門家に対して、
誰が見ても「この人は本物だ」と思われるラベリングが必要になります。
何かの賞を受賞したり、
書籍を発売したり、
リアルなイベントでセミナーをしたり、
「本物」であることをアピールして、差別化を図らなくてはいけません。
もうひとつは「プロデュース」する側に回ることです。
専門知識の単価が下がるのであれば、
それらの専門家たちを束ねて“胴元”になって、
企業から、単価の高い仕事を取っていくことです。
「この問題なら、SEOの専門家からアドバイスを受けましょう」
「この作業なら、YouTubeの編集のプロを紹介します」
このように、企業の困り事や悩み事に対して、
専門家を手配するプロデュース的な立場になれる企業やコンサルタントは、
高い単価で、長期間に渡って、重宝される存在になっていくと思います。
さてさて。
みなさんは、自分たちの仕事が「専門」だからといって、
あぐらをかいて、安心しきっていませんか?
電気店だって、家電を売るだけではなく、
地元の工務店や水道会社と提携して、積極的にリフォームの仕事を請け負っています。
ホームページ制作会社も、サイトを構築するだけではなく、
SEOやリスティング広告の運用会社と提携して、
専門家を駆使して、より高い質の高いネットサービスを提供しています。
ネットで専門家のスキルや情報がユーザーに公開されている以上、
「自分はこれだけをやればいい」
という呑気な時代はとうに過ぎていることは、
“プロ”として自覚する必要があると思いますよ。
【会社の悩み事、専門家で解決します】
月額5000円~
メール相談、電話相談
≪タケウチ商売繁盛研究会≫
https://e-iroha.com/kenkyukai/
**********************************************
編集後記
**********************************************
私は幅広いノウハウや情報を満遍なく持つコンサルタントなので、
何か相談されたら、
「この人を紹介すればいいかな?」
「この会社を紹介すればいいかな?」
と、瞬時に頭の中で考えて、プロデューサー的な立場で、
いろいろなアドバイスや指導に入るケースが多いです。
一方、満遍なく知識や情報を収集しなくてはいけないので、
日々情報に追われて、常に忙しく、悩み、考え、苦しんで、
地獄のような日々を過ごしています。
ただ……昔からひとつのことにこだわることが苦手で、
なおかつ、深く追求しなければ気が済まない面倒な性分なので、
自ら自分自身を徹底して追い込む仕事になってしまったところは大いにあります。
私のようなオールラウンド型の人間になるよりも、
自分が得意で、好きなことだけを、とことん突き詰められる専門家のほうが、
精神的にも肉体的にも、「幸せ」に仕事ができるのではないかと思ったりします。
私が言うには、あまりにも説得力が欠ける話ですが、
なにごとも、無理をしないことです。
★全力で答えます、考えます、頑張ります!
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※メルマガの内容は出典とURLを明記していただけ
れば流用、拡散は大歓迎です。
※あれ?
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もう一度、メールアドレスを登録してみましょう!
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