経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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儲けようとすると、なぜお金は逃げるのか?

こんにちは!
いろはの竹内です!

さて、先日、古いつきあいの編集者から、

「検索エンジンの本を書いて欲しい」

というオファーをいただき、

早速、企画書持参で、出版社に乗り込んできたんですね。
そしたら、企画書を見た編集者に、

「うーん、平凡な本になりそうだなぁ」
といわれて、

「竹内さん、ストーリー系のビジネス書、得意だったよね」

という話になり、急遽、検索エンジンで、
ストーリー系の本を書くはめになってしまいました。

で、改めて検索エンジンのノウハウをストーリーに落とし込んで、
出版社に持って行ったところ、

「うーん、平凡な本になりそうだなぁ」

と、同じリアクションをされてしまい、
しばらく、会議で「うーん、うーん」と唸り倒したあげく、

「竹内君」

「はい」

「これ、殺人事件、入れられないかな?」

「は? さ、殺人事件ですか?」

「そう、刑事とか出てきてさ」

「・・・あの、検索エンジンのビジネス書ですよね?」

「うん。でも、殺人事件、起きてもいいでしょ」

「・・・」

「ということで、殺人事件と刑事、よろしく」

ということで、
編集者のお望み通り、おかげさまで、
非凡な本を書かせて頂くことになりました。

ええ、今、そんな執筆条件のもと、
シン・ゴジラを見てもアイデアが浮かばず、

パソコンの前で、真っ白なワードを3時間ほど眺めながら、
この仕事を引き受けてしまった自分を、

だれか殺してくれないかなぁと、自己嫌悪に陥っている次第です。

ということで、
本日のメルマガは、この難解な本を執筆する上で、

「ビジネスの本質」の部分をかいま見ることができたので、
その話をちょっと書かせてもらえればと思います。

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なぜ、儲かる社長には金が舞い込むのか?

商売というのは不思議なもので、
「儲けよう」と思って、自分から攻めると失敗して、

なにも考えずに自然体で接していると、
なぜか成功するケースが多かったりするものなんですね。

これはクライアントのケースでも、
自分自身のケースでも同じ事が起きていて、
私の中でも、ビジネスにおける「七不思議」のひとつでもありました。

で、最近、いくつかの事例を追いかけていくうちに、
この現象が起きる理由が分かったんですね。

おそらく、商売で攻めてしまうケースは、
自分が「儲けよう」という気持ちが前に出過ぎてしまい、
「お客さん」が不在になってしまう要素が増えてしまうんですね。

例えば、ダイレクトメールひとつとっても、
自分が「儲けよう」という気持ちが全面に出てしまうと、

内容がセールストークだらけになってしまい、
結局、読んでもらえない販促媒体になってしまうんですね。

でも、儲けよりも、
お客さんを喜ばせよう、楽しませようという気持ちがあれば、

内容は、必然的に「お客さんのためになる話」になり、
読み応えのあるダイレクトメールになって、
ファンが増えて、リピート率が上がって、売上に繋がっていくんです。

ホームページでも同じ事が言えます。

「儲けよう」という気持ちが全面に出たサイトは、
自分の商売のアピールばかりになってしまい、

サイトに訪れた人を喜ばせる話、楽しませる話が欠如するので、
結果、魅力のないホームページになってしまいます。

しかし、自然体で作ったホームページは、
「儲けよう」という気持ちよりも「伝えよう」という気持ちが強くなるので、

必然的に、サイトの閲覧者のことをよく考えたホームページになって、
コンバージョンが高く、レスポンスの良いサイトになっていくのです。

いいですか?

結局、自分から攻めてしまうお金儲けの話は、
お客さんに寄り添う気持ちが薄まってしまうので、
劣化した販促になってしまうんですね。

対して、自然体で接する商売の話は、
自分が儲けようとするのではなく、お客さんに喜んでもらおうという、
本来の商売人の姿が現れるので、お客さんが寄ってくるビジネスになるんです。

だから、お金に余裕があって、儲かる商売をしている会社は、
自分から攻める必要がなくなるので、

商売に対する姿勢が、お客さん主体で展開することができるので、
さらに会社にお金を呼び込む仕組みが回っていきます。

しかし、お金に余裕がなくて、儲からない商売をしている会社は、
常に自分が「得しよう」「儲けよう」という気持ちが強くなってしまうので、

お客さんに喜んでもらう行動が二の次になってしまい、
どんどんお客さんが離れていってしまうのです。

だから、貧乏な社長が、どんどん貧乏になってしまい、
儲かっている社長が、どんどん儲かっていくという
二極化が世の中に生まれるのは、

自分のために商売をするのか、客のために商売をするのか、
この違いの現れなのではないかと思うわけです。

さてさて。

みなさんは、売上が少ないあまりに、
焦って自分の会社のお金儲けのことばかりを考えていませんか?

自分の都合で、営業時間を変えてしまったり、
自分の都合で、商品を変えてしまったり、
自分の都合で、サービスの内容を削減してしまったり。

最終的には、自分が満足したことにお客さんはお金を払うのではなく、
お客さん自身が満足したことにお金を払うわけですから、

「お金」というのは、お客さんが喜んだ後についてくる、
「オマケ」みたいなものだと思った方がいいと思います。

極論を言わせてもらえれば、
自分自身の存在や考えを、すべて殺して、

お客さん100%で考えている人のところに、
お金は転がり込んでいくのではないかと思います。

■一緒に苦しい時を乗り越えていきましょう。

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編集後記

経営コンサルタントの仕事なんて、
ほとんどが「自分を殺す」仕事なんだと思います。

商売で困っている人が、相談するのですから、
当然、見返りも少ないですし、労働時間も長くなります。

たぶん、9割ぐらいは、割の合わない仕事といってもいいでしょう。

だけど、やっぱり、そんな状況下でも、
決して、自分の都合で、物事を考えてはいけないと思うんですね。

儲けようと考えた瞬間から、お客さんのためではなくなる仕事ですから、
相手の会社の売上を伸ばすことができなくなってしまいます。

経営コンサルタントは、経営者の辛さや苦しみをすべて飲み込む
『ゴミ箱』のような存在ですから、

そのゴミをエネルギーに変えてあげるのが仕事である以上、
やはり、自分を殺す覚悟がなければ、
つとまらない仕事なんだと思いますよ。

■第三者の客観的な意見を聞きたい。

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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