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楽天とAmazon、売れるのはどっち?

こんにちは。いろはの竹内です。

 

先日、小学校の先生をやっている次女から、

「子どもたちへの教えて方が分からなくて」

と深刻な顔で相談されたんですね。

 

娘も教師2年目。

どうやら大きな壁にぶつかってしまったようです。

 

「お父さんが相談に乗ってあげるぞ」

「ほんとに!」

「悩みを言ってみなさい」

「実はさ」

「うむ」

 

「学校の近くにサルが出没してさ」

 

「・・・サル?」

「そうなんだよ」

「・・・」

「だから子供たちにさ」

「うむ」

 

「『サルと目を合わせるな』って教えてんだけど」

 

「・・・」

「子供だからサルを見つけたら、目を合わせちゃうと思うんだよね」

「・・・」

「そこで相談なんだけど」

「・・・うむ」

 

「サルと目を合わせない方法を教えてくれよ」

 

知らんがな(うっきー!)。

 

と、サルのことで頭がいっぱいの娘のお父さんが、

一生懸命作っている『2024年のカレンダー』ですが、

 

来週の2月4日の月曜日で、

「8,800円」の早期割引販売が終了して、

 

定価1万7,800円の定価販売に切り替わります。

 

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メルマガとSNSのお客様限定の割引価格となりますので、

お早目のご予約のほう、どうかよろしくお願いします。

 

というわけで、予測カレンダー販売企画の第三弾のメルマガの、

本日のテーマは、

『楽天がAmazonに抜かれたかも』

って予測話をひとつ。

 

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なぜ、楽天はAmazonに抜かれたのか?

2024年の予測カレンダーを作っていて、

ネット業界で一番衝撃だったのは、

「楽天がAmazonに抜かれたかもしれない」

というトピックです。

 

2社ともEコマース事業の正確な数字を公表していないので、

あくまで個人的な“予測値”でしかありませんが、

米Amazonが発表した年次報告書から推測すると、

日本のAmazonの2022年のEコマース事業の国内総流通額は「6兆円」前後。

 

一方、楽天が発表した2022年のEコマース事業の

日本国内の総流通額は「5.6兆円」。

 

ここから楽天は「楽天トラベル」や「楽天フリマ」などの

他の事業の流通額を差し引かなくてはいけないので、

過去に発表していた楽天市場と他の事業との比率から換算すると、

おそらく「4兆円前後」が純粋な国内総流通額なのではないかと予想します。

 

17年間、この2社の国内総流通額を、決算発表の数字から読み解き、

同じ計算式で、ずーーっと予測値を出し続けてきましたが、

2社の国内総流通額で、Amazonが楽天を「抜いたかも」と感じたのは、

 

初めてのことです。

 

何度も言いますが、これは私の「推測値」でしかありません。

 

2022年はまだ楽天トラベルが本調子ではないので、

例年よりも若干の誤差が出てしまうかもしれませんが、

かなり甘く見積もっても、Amazonが総流通額で楽天を抜いたのは、

結構、角度の高い推測値だと思っています。

 

この情報から、一体、何が読み解けるのか?

 

ひとつ言えることは、

「楽天ポイントの神通力が効かなくなったかも」

この点が大きいと思います。

 

コロナで消費者のネットのリテラシーが上がり、

情報と商品の“目利き”のレベルが向上して、

 

「ポイントよりも、目の前の安さだよね」

 

ということに、消費者が気づいてしまい、

それで一気に、コロナ禍でAmazonの強さが、

際立ってしまったのではないかと推測しています。

 

このままAmazonの独走を許してしまうと、

けん制しあっていた二強状態が崩れてしまい、

出店しているネットショップは、さらに厳しい状況に追い込まれます。

 

Amazonにとったらライバルがいなくなったわけですから、

送料が上がったり、広告費が上がったり、手数料が上がったり、

ネットショップ側としては、

非常にやりづらい市場になってしまう可能性があるわけです。

 

いいですか?

 

2024年のネットショップがやるべきことは、

「楽天を全力で支援すること」

「命がけで自社サイトの売上を伸ばすこと」

この2点に尽きると思っています。

 

ようやく楽天モバイルの黒字化が視野に入ってきましたし、

SKUと楽天物流に加速がかかれば、

再び楽天がAmazonをひっくり返せるかもしれないので、

 

そのためには、

楽天の2024年のSKUのメリットをもう一度しっかり理解して

単価を引き上げる新しいアップセルの施策を構築する必要があります。

 

そして、同時に自社サイトの運営にも力を入れて、

楽天で失った売上を取り返す体制を整えて、

新規客とリピート客を増やす戦略を、

1日でも早く講じる必要があります。

 

肝となるのは、今年、有料化になったX(旧Twitter)の攻略と

動画とInstagramとLINEを強化させた、

実店舗とネットショップを連携させるOMO戦略です。

 

楽天の売上アップ策と自社サイトの攻略は、

どうしても情報戦になってしまうところがありますので、

本気でノウハウを掴みにいく覚悟がなければ、

ズルズルと遅れをとっていくことになってしまいます。

 

さてさて。

 

みなさんは、大きく変わっていくEコマース業界に対して、

しっかりと最新情報をキャッチアップしていますか?

 

POPアップ店舗やLINEを上手に使って、

新規客とリピート客を増やしているネットショップの実例を見ると

やはり情報の「遅れ」は死活問題だと改めて思ってしまいます。

 

私が他の仕事を放り投げてでも、

毎年年末に、死ぬ気になってネットの最新情報を取りに行くのは、

 

遅れを取って、商売の世界で死にたくはないからなんです。

 

そんな命がけで集めた、ネット業界の最新ノウハウをまとめた、

2024年の予測カレンダーですが、会社の売上と従業員を守るためにも、

 

一読する価値は十分にあると思います。

 

最新SEOとSNSとAmazonと楽天の攻略法を完全網羅。
★今年も自信を持って送り出せる内容です!

2024年の予測カレンダーの「早割価格」
※なくなり次第、終了です。
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編集後記

2024年の予測カレンダーを制作していて、

ネット業界でもうひとつ恐ろしいと思ったのは、

チャットGPTで作った文章コンテンツが、

だいぶGoogleの検索エンジンに見抜かれていて、

検索結果で上位に上がりにくくなっている点です。

 

これに関しては、Googleのアルゴリズムの特性と、

生成AIの最新情報をしっかりキャッチアップしていないと、

とんでもない誤解を招きそうで、改めてカテゴリーの垣根を取り払って、

オールジャンルで情報を取りに行くことは大切なんだなと、

思ってしまった次第です。

 

でも、それだけ全ジャンルの予測をありったけ詰め込んでしまったから、

結果的にレジュメは例年よりも10%増しになったし、

毎年、制作している予測カレンダーの動画も、

今年はまだ1本も作れていないぐらい制作に遅れが出ていて、

 

ガチで不眠不休の状態に追い込まれて仕事をしています。

 

とりあえず、身体を壊しては身も蓋もないので、

ギリギリ精神と肉体を保ちながら、

12月4日(月)の最終日まで走り切りたいと思いますので、

みなさんどうか引き続き、予測カレンダーの予約のほど、

 

よろしくお願いします!

 

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竹内謙礼の予測カレンダーの予約受付中!
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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