こんにちは!
いろはの竹内です。
さて、先日、
あるセミナーの終了後、主催者側から懇親会に誘われた時のこと。
個人的な用事があって、参加できない旨を伝えたところ、
「えー、竹内さんが来なきゃ意味ないじゃないですかー!」
って、急に大騒ぎになったんですね。
私、あんまりお酒を飲みながら、ビジネスの話をするのが好きではないので、
ひたすら断り続けたんですが、
「お願いしますよー」
「参加者のみなさん、楽しみにしているんですよ」
「竹内さんとお話したいっていう人、結構、多いんですよ」
と、さんざん、主催者のみなさんに頭を下げられて、
「じゃあ、少しだけ……」
ということで、結局、参加することになったんですね。
「あー、また名刺交換で長蛇の列ができて、ろくにメシも食えないんだろうなぁ」
って、いろいろ居酒屋の席でモミクシャにされるイメージを持って、
思い切って懇親会に参加したところ、
・・・・・・誰一人、私のところに近寄ってきてくれませんでした。
ええ、完全な放置プレイです。
みんな、地元の仲間や商工会の仲間で久しぶりに会ったせいか、
酒飲んで、話が盛り上がって、僕なんかを相手にしている場合じゃないんですね。
名刺交換の列もなければ、もみくしゃにもされることもありませんでした。
たんたんと運ばれてくる料理を一人食べ続けて、
サラダなんかを隣の人のぶんまでお皿に分けたりして、
周囲の酔っ払いに気を使ったりなんかして過ごしました。
で、最後まで誰にも相手にされず、時間が過ぎていき、
「じゃあ、そろそろ帰りますんで……」
って、言ったところ、懇親会の参加者のみなさんから、
「えー、もう帰るのー! 残念だなぁ!」
って、お前ら、どの口がそんなこと言ってんだよー!
と、しょっぱいお話はここまでにして。
今日は、ある本のレビュー数を見て気がついたネタをひとつ。
「お金持ち」はどこ?
みなさん、最近、売れている本で、
こんなタイトルの本、知ってます?
「年収200万円の貯金生活宣言」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887597045
いやー、不況ならではのタイトルの本ですよね。
だって、年収200万円の人の貯金生活のお話の本が売れているわけですから、
いかに、日本の今の経済状況が大変なことになっているということは、
理解できることだと思います。
でも、私が注目したのは、本の内容ではないんです。
ちょっと、この本の「レビュー」の数を見てほしいんですね。
アマゾンのカスタマーレビューが7月27日現在で・・・
16件
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4887597045/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
まぁ、これはフツーですよね。
で、対して「楽天ブックス」の同じ本の書評の数が・・・。
なんと217件!(7月27日現在)
http://review.rakuten.co.jp/rd/2_213310_13163936_0/
うっへー! 同じ本で「16対217」ですよ!
よくアマゾンで著者がキャンペーンや広告を打って、
極端にアマゾンの書評が多くなることはあるんですが、
「楽天ブックス」のレビュー数が「アマゾン」を大幅に上回ることって、
楽天市場の攻略本じゃない限り、そう簡単には起きないんですね!
だって、アマゾンの方が本の販売では販売力があるんですから!
ってことはですよ。
これは、あくまで「推測」でしかないんですが……。
これだけ、この「年収200万円~」の本に対して
興味を持ったお客さんが多かったってことは、
もしかしたら、年収200万円クラスのお客さんが、
楽天市場にはウジャウジャいるっていうことになるんですかね?
ぎゃーーー!
もちろん、この216件のレビュー数だけでは判断できませんが、
もしも、これが「推測通り」だったら、買い手側にとったら最高の市場ですが、
売り手側にとったら、恐ろしい話ですよね~。
「お試しセットしか売れないよ!」
「価格を安くしないと売れないよ!」
「ポイント10倍の広告しか反応しないよ!」
なんて、店長さんの愚痴をよく聞くんですが、
これも、戦略の問題じゃなくて、市場の問題だから、
どうしようもない話だったりするかもしれませんよね。
例えるのなら、釣堀に釣竿をたらしても、
小さい魚のサイズしかいないんですから、打開策はないですよね……。
「優良顧客のゴールド会員のお客さんがうちのお店には多いんです!」
って言ってもですよ、
「商品をたくさん買っているお客さん」なのか
「安いものをたくさん買っているお客さん」なのか
ここらへんの判断が恐ろしく微妙になってきます。
さらに「ポイント10倍」とかのキャンペーンでお客さんを集めても
メルマガを読んで、のちのち良い商品を買ってくれるのか?
10倍じゃなきゃ商品すら買わないのか?
ここの判断も、だんだんブレてきますよね。
うーん。でも、ですよ。
少なからず、今、インターネットが消費者にとって、
一番お得で、一番良い商品が手に入るのが、
楽天市場であることは、これで間違いないような気もします。
確かに、お金はそんなにないお客さんが多いかもしれませんが、
効率よく、外部広告から、
優良なお客さんを取り込んでいるのは楽天市場ではあるし、
メールマガジンの購読が鈍ってリピート率が落ちたからと言っても、
自社サイトの検索商材よりは、ずっとマシなリピート率だとは思います。
(もちろん、商材にもよりますが)
まぁ、メリット、デメリットはあるにせよ、
「ネットで商品を売る」という条件だけでお話させてもらえれば、
やっぱり、この不景気の中では、
楽天市場さんが一番強いとは思います。ええ。
で、その厳しい市場での勝敗は、全て「広告の買い方」で決まります。
「広告」がないと、お客さんを呼び集めることができませんからね。
今出店して売上が頭打ちな人も、
これから出店を考えている人も、
一度、「広告の買い方」について、勉強してみてください。
絶対に失敗しないモール広告の買い方、作り方
https://e-iroha.com/mall_ad/index.html
きっと、この厳しい市場での「勝ち方」が分かってくると思いますよ。
お盆休みは勉強が一番!ですから。
編集後記
最近、タクシーに乗った時に、よく運転手さんに言われるのが、、
「お客さん、結構、飲んでますね!」
っていうセリフです。
ええ、一切、お酒を飲んでいないのに言われるのは、
なかなかショックな話です。
この間なんか、酒も飲んでいないのに、
「お客さん、今日は焼酎を飲みましたね」って、嬉しそうに言われました。
そんなに、私は酔っ払いみたいな話し方をしているんでしょうか?