経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

  1. 竹内謙礼の公式メルマガ
  2. 137 view

TikTokは楽天を超えるのか?

こんにちは。いろはの竹内です。

 

先日、妻とW杯のクロアチア戦をテレビで観戦していた時のこと。

試合開始から5分ほど経過したところで、

「ちょっと聞いていい?」

と妻が私に質問をしてきました。

 

「あのさぁ」

「うん」

 

「日本ってどっち?」

 

「えっ?」

「だから、どっちが日本なの?」

「・・・青いユニフォームだよ」

 

「ふーん」

 

「・・・それを知らないで応援していたのか?」

「うん」

「・・・」

 

「言っておくけど私、サッカーのルールとか知らないからね」

 

いや、ルールとかの問題ではない(人としての問題)。

 

ということで、今回のメルマガでは、

珍しく「TikTok」のお話をさせていただければと思います。

 

2023年の予測カレンダーでは、例年よりも動画コンテンツの攻略法について、

かなりレジュメのページを割いて紹介しています。

 

そうなった経緯を、少し背筋が寒くなる話を交えながら解説しますので、

よろしければ最後まで読んで頂ければと思います。

 

 

時代は繰り返される

正直、私は「TikTokでモノが売れる」という話に関しては、

客観的な視点で、

 

「そこまで重要性は高くない売り方」と判断していたんですね。

 

単尺の動画で「商品を買わせる」のは非常に難しく、

いろいろな“TikTok売れ”の事例を見ても、

再現性の低い売り方ばかりで、

 

「売れるかもしれないけど、ごくごく一部の事例」

 

と、結構、冷めた目で見ているところがありました。

 

で、そんなある日、

「TikTokで、キムチを月に160万円売っている」

 

という情報を入手して、

日経MJのコラムで取材させてもらう機会があったんですね。

 

「どうせたまたま売れた事例だろ」

 

と、期待もせずに取材させてもらったんですが、

実際に売り方について話を聞いてみると、

 

想像以上にビジネスモデルが「完璧」で、

ちょっと腰を抜かしそうになったんですね。

 

当の本人は、自然体でTikTokを運営しているのですが、

 

これまでのスキルを積み重ねてきた背景と、

今まで売れるように改善してきたポイント、

さらには、集客の方法と仕組みの構築、

売れるノウハウの学習方法など、

様々なマーケティング手法を根ほり葉ほり聞かせてもらって、

 

「売れて当たり前じゃん!」

 

と思えるほど、今の動画マーケティングの時代にマッチした

非常に実践的な売り方だったんです。

 

いいですか?

 

私がTikTokでキムチが売れる話を取材して、

ちょっと恐ろしくなったのは、

 

「これは25年前と同じ流れだ」

と思ったことなんです。

 

2000年当時、「ネットでモノが売れるはずがない」と

世の中の9割ぐらいの人が思っている中、

果敢にEコマースにチャレンジした若い世代が、

次々に売上を伸ばして、あっという間に世の中は、

 

ネットショップができる人と、

ネットショップができない人で、

 

格差が広がっていきました。

 

その当時、ネットショップでバリバリにモノを売っていた私は、

ある勉強会で、ネット通販がまったくうまくいかないお年寄りの経営者に、

 

「ネットでモノを売ることが、まったくイメージできないんだよ」

と言われて、

「時代についていけない人はかわいそうだな」

と、素直に思ってしまいました。

 

その後、ネット通販はスマホでモノを売る時代に変わり、

その次にSNSでモノを売る流れとなり、

最近の「YouTube」や「ライブコマース」による販売ぐらいまでは、

自分の今までのEコマースの知識と経験をフル活用すれば、

「売れる」ということに確信が持てる販促手法ばかりでした。

 

しかし、「TikTok」というツールだけは、

どうしても「売れる」というイメージを持つことができず、

「TikTokによる物販は難しい」と結論づけてしまうところがありました。

 

だからこそ、

 

今回のTikTokでキムチを販売した事例を目の当たりにして

あまりにも現実に即した売り方と成功事例だったので、

自分が「今の売り方についていけていない」という

厳しい現実を突きつけられてしまったわけです。

 

「いやいや、たかがキムチを月に160万円売っただけでしょ」

 

そう思われる人もいると思います。

 

だけど、私がこの取材で本当に恐怖を感じたのが、

売れた商材が「キムチ」という点なんです。

 

まだネットショップが黎明期の、

1999年の楽天市場のショップオブザイヤーで、

総合1位でグランプリを受賞したネットショップの商材は、

 

「キムチ」だったんです。

 

キムチは「美味しさ」が伝えやすい商材で、

なおかつ、リピート客を作りやすい商品特性があるので、

ネットでもリアルでも、マーケティングの戦略さえしっかり組めば、

そこそこ売れる商材なんです。

 

だからこそ、キムチはネット通販の黎明期に売れた商材でもあり、

その後、キムチの売り方を勉強した楽天のネットショップが、

次々に売上を伸ばし、やがて食品からアパレル、家具、インテリアにノウハウが応用されて、

今の「あらゆる商品がネットで売れる」という楽天市場を作り出しました。

 

そのきっかけとなったのが「キムチ」という商材だったことを考えると、

「TikTokでキムチが売れた」という現実は、

 

新しいネットの「売り方」が、これから始まっていくと考えても、

そこまでぶっ飛んだ予想ではないことが、お分かりいただけると思います。

 

さてさて。

 

みなさんは、それでも「TikTokで商品が売れる」という現実を

他人事のように受け止めていますか?

 

先述した、自分が20代だった頃に、

 

「ネットでモノを売ることが、まったくイメージできないんだよ」

 

と愚痴っていたお年寄りの経営者は、

確か50代だったような気がします。

そう、今の自分と同じ年。

 

そして、TikTokでモノを売ることがイメージできない

自分とも姿がかぶり、背筋が凍る思いをした次第です。

 

だからこそ、今回の2023年の予測カレンダーでは、

必死になって、TikTok、インスタライブをはじめ

ライブコマース、YouTubeの攻略ポイントを死に物狂いでまとめました。

 

現段階では、手元にキムチの成功事例が1つしかないので

レジュメの中では「TikTokは直販やファン作りには不向き」という結論ではまとめましたが、

この流れを知った上で、今後のTikTokの動向はしっかり押さえていく必要はあると思います。

 

コロナで変わった時代の変化を肌で感じて、

時代の流れに食らいついていく勇気を持たないと、

 

どんどん時代に取り残されていくのかもしれません。

 

■2023年「予測カレンダー」 ↓注文はコチラ
https://e-iroha.com/calendar2023/

編集後記

これから数年以内に、もしかしたら、

「文章と写真を使ってモノを売る」

という従来のネットショップの売り方は、

次第になくなっていくのではないかと思います。

 

コンテンツを作ることが大変だし、付加価値が伝わりにくいし、

観る人たちも、どんどんZ世代やα世代にシフトしていくわけですから、

 

「写真と文章を見て、クリックしてモノを買う」

 

ということ自体は、最後の「決済手段」だけになって、

付加価値を高めたり、集客したりする手段は、

少しずつ動画やSNSにシフトしていくんだと思います。

 

お客をファン化したり、新規顧客を獲得したりするのは、

圧倒的に動画コンテンツのほうが強く、

さらにInstagramやTwitter、Googleのアルゴリズムが、

動画にシフトしている現状を考えれば、

 

動画の攻略法を知らない企業が淘汰される時代が、

これからじわじわと始まっていくのではないかと思います。

 

何より、今の若い世代は生まれたときから動画があって、

自分でスマホで撮影して、編集して、友達とシェアして、

生活の“核”として共に成長してきたわけですから、

まどろっこしい「写真」と「文章」なんてコンテンツを、

使うわけがないし、同時にこれらのコンテンツを作る人も減っていくので、

今の新聞や雑誌のように、やんわりと作り手と読み手が減少して、

衰退していくのではないかと思います。

 

とりあえず、私は時代に前のめりになって突っ込んでいく立場なので、

これからもTikTokやYouTube、ライブコマースなどの最新の「売り方」を

ガンガンと追及していきます。

 

現時点の2022年に学んだ「動画」のノウハウに関しては、

すべて今回の予測カレンダーにぶち込みました。

キムチ屋の事例はまだノウハウに落とし込めていないので、

今年度のレジュメへの掲載は見送りましたが、

凄まじい時代の流れの早さに、危機感を抱いているビジネスパーソンは、

ぜひ一度、ご覧になって頂ければと思います。

 

★ライブコマースやTikTokの最新情報満載!
2023年の竹内謙礼の「予測カレンダー」
https://e-iroha.com/calendar2023/

 

【参加者募集】
※こちらのセミナーでも、2023年の予測も含めて、
動画コンテンツの攻略法について語らせて頂きます!

 

【山形県】2022年12月15日開催
商売に役立つ2023年の予測と値上げしてもお客が逃げない強いお店の作り方』
https://www.facebook.com/events/2940178289459411

 

【名古屋】2022年12月17日開催
『2023年の予測とネットショップの売上アップのポイント』
https://peatix.com/event/3430311/view

 

【函館】2023年1月20日開催
『売上につながるコロナ禍のチラシ・POP・SNSを使った売上アップ術』
https://www.techakodate.or.jp/org/kensyukai/sougyo-skillup20230120.pdf

 

※メルマガの内容は出典とURLを明記していただけ
れば流用、拡散は大歓迎です。

※あれ? メルマガが届かなくなったぞ?
もう一度、メールアドレスを登録してみましょう!
https://e-iroha.com/melmaga/mailmagazine2.htm

竹内謙礼の公式メルマガの最近記事

  1. 8割の会社が「PDCA」を回せない理由

  2. 子どもの入社式の親を呼ぶ会社は正しいのか?

  3. なぜ「コンプレックス」は生まれるのか?

  4. 初心者は今すぐ「Yahoo!ショッピング」を始めなさい

  5. なぜ、ダメな会社は「売り方」を間違えるのか?

関連記事

楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
竹内謙礼の無料動画セミナー 女子大生の看板サンプルブログ 羽沢横浜国大駅のブログ
経営コンサルトによる記事を検索してご覧頂けます!
アーカイブ
PAGE TOP