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自民党が勝って、売れるモノ、売れないモノ。

こんにちは!
いろはの竹内です。

先日、初めて予約をした洋食レストランに足を運んだ時のこと。
店に行ってみると、入り口の店頭のボードに
英文字でこんな言葉が大きく書かれていました。

「タケ アウト!」

なんでしょうか……。
いきなり店に入る前から、予約をした私のことを、
“アウト”とダメ出しする看板が出されてしまいました。

しかも、初めて行くお店なのに、
もういきなり私のことを“タケ”呼ばわりです。

不愉快そうな顔をして、店の前に立っていると、
そのボードを出したお店の店長さんが出てきました。

「どうなされたんですか?」
「いや……これ、何ですか」

「は?」
「タケ、アウトなんて」

「へ? 『タケ、アウト?』」
と、店長と改めて看板を見たところ、

「TAKE OUT!」

あー、『テイクアウト』ってことね。
はいはい、お持ち帰りって意味なのね。
よく分かりましたよ、はい、よーく分かりました。

と、正直、ちょっと頭のおかしなオッサンになってしまい、
食事をする前から本当に外に放り出されるような、
そんなアウトな事件を年末に体験してしまいました。

ということで、
今日のメルマガは、
生活の『節目』についてのお話です。

1~2月に売上を作りたい人は必見!

安物を買わない“節目”需要

人が「お金」を派手に使うところというのは、
だいたい人生の“節目”と決まっているものです。

・入学
・卒業
・就職
・結婚

だいたい、この行事に人は引っかかると、
かなり高い単価の買い物をしたり、
高価なギフト品を送ったりします。

しかも、こういう人生の節目狙いの商品というのは、
「初めて買う」という商品やギフト品が多いので、

ネットでいろいいろ調べてから、
商品が買われるケースが圧倒的に多いんですね。

だから、人生の「節目」を上手く狙った、
商品やキャッチコピー、コンテンツを投入することができれば、
それなりにレスポンスの高い商売ができるわけです。

これは私の2013年の予測カレンダーにまとめた情報ですが、
例えば、「入学」というシーンをひとつとっても、
売れそうな商材が多数ヒットします。

・式典の礼服
・学習机
・通学用品
・ベッド
・文房具
・自転車
・ipod
・iphone
・ipad
・スマートフォン
・タブレット端末
・スマフォ関連グッズ
・水筒
・美容院
・美容家電
・学習塾
・子ども部屋リフォーム

などなど、これらの「入学」に関する商品は、
来年早々から
ぐっと検索キーワードの需要が高まっていくわけです。

さらに、これが「本人」の入学から、
身の回りの「親族」が買う商品となると、
さらに入学関連商品が派生していきます。

・化粧品
・アクセサリー
・美容院
・エステ
・ギフト品
・名入れグッズ
・電子書籍
・お祝いの花
・食事会
・旅行
・記念品

と、このように、
実は本人だけではなく、周囲の人たちも、
「入学」という人生の節目に、
しっかりとお金を使うものなのです。

いいですか?

人生の節目を迎えると、生活が大きく変わるので、
そこに新しい「需要」が必ず生まれます。

しかし、初めて購入するものが多いので、
ネットで「ランキング」や「比較」という言葉を複合させながら、
一生懸命、商品の情報を集めたり、
売られているお店を探している状況ではあるんですね。

そのような、不安定なお客さんの心理状況を考慮すると、
自分のお店のPOPやホームページでは、

自信を持って「これだ!」というキャッチコピーを用いて、
お客さんの購入意欲を高めてあげる必要があります。

「これを買ったら、まず間違いありません!」
「人気ナンバーワン商品なので、入学祝いで喜ばれます」

このような、
“これを買ったら間違いない”という商品が、
人生の“節目”では効果を発揮するキャッチコピーと言えます。

なんたって、めでたい門出の日ですからね。
ここでケチって安いものを買って後悔するよりも、
予算命一杯まで出して、

ちゃんとしたものを買ったほうがいいですからね。

このような高単価な商品が動く人生の“節目”需要というのは、
他にもたくさんあります。

例えば、「転勤」という節目には、
インターネットの「プロバイダー契約」が動いたりしますし、

「就職」という節目には、
「歯の治療」や「目覚まし時計」という意外な商品やサービスが動いたりします。

このような来年の1月から3月にかけた
新生活の需要で動くものを
2013年の予測カレンダーのレジュメでまとめておりますので、

ぜひ、「売れるモノ」を先取りしたい人は、
参照してもらえればと思います!

【他にも『節電で売れるグッズ一覧』もあり】

2013年度版
竹内謙礼の売れるキャッチコピー&販促企画カレンダー!
https://e-iroha.com/calendar2013/index.html

編集後記

さて、ご存知の通り、
12月16日は衆議院選挙です。

ここでもし、自民党が圧勝するようなことがあれば、
消費の方も、かなり“守り”に入っていくと思うので、
来年度は奇をてらったビジネスや、
思い切った新商品、販促の仕掛けには、

あまりお客さんは飛びつかなくなるのではないかという、
勝手な予想を私は立てています。

逆に「維新の会」や「未来の党」が健闘するようなことがあれば、
まだ消費者は“新しいモノ”に飛びつく度胸があるので、
少しは冒険した商品や販促企画を展開しても、
来年は売れるんじゃないかなぁと思ったりしています。

どちらにせよ、未来に起きることは誰にも分かりませんので、
なんとも言えませんが、

少なからず、こうやって、ほんの少しのヒントから、
未来を予測していくことを日常的に行っていくことは、
商品を売っていく能力を高める上で、
必要な訓練にはなっていくんだと思いますよ。

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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