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なぜ「猫の日」にウォーターサーバーが大ヒットしたのか?

こんにちは。いろはの竹内です。

 

先日、次女が

「今度スキーに行くから、このダウン貸して」

と私のお気に入りの服を着て行こうとしたんですね。

 

なので、「汚すなよ」と声をかけたところ、

「なるほど」

と言って、「私の話を聞いて」と、

真顔で語り始めたんですね。

 

「『風邪ひくなよ』って言われても、ひく人はいるよね?」

「そうだな」

「こっちが注意していても、ダメな時はダメで」

「確かに」

「だから『汚すなよ』も同じだと思うんだよ」

「・・・」

「気をつけていても、自分ではどうにもならないことがある」

「・・・」

「というわけで」

「はい」

 

「汚れる覚悟はしといて」

 

ふー。

 

娘とダウンの無事を祈るばかりです(父をスキーに連れてって♪)

 

ということで、本日のメルマガは、

「常識では商売のチャンスを掴めない」

という話をひとつ。

 

■YouTubeチャンネル更新!
「IT業界の転職で失敗する人」
https://www.youtube.com/watch?v=SvI3n9FnK04

「にゃんモデル」が大ヒット!

先日、日経MJで天然水ウォーターサーバーの

「コスモウォーター」の“猫バージョン”を取材したんですね。

 

「にゃんモデル」
https://www.cosmowater.com/waterserver/smartplus_nyanmodel/

 

昨年の2022年2月22日の「ネコの日」に、

チャイルドロックキーを猫の耳にしたり、

出水レバーを猫の肉球にしたり、

猫ずくしのウォーターサーバーを限定“222”台販売したところ、

 

なんと事前予約だけですべて完売!!

 

さらに“2222”台を追加で限定販売し、

今年の2023年には、あまりの人気ぶりで

 

ついに猫モデルの“定番化”が決定!

 

広報担当いわく、

「こんなに売れるとは思わなかった」

と言わしめるほどの、大ヒット商品になったそうです。

 

しかも、SNSに不向きなウォーターサーバーというコンテンツが、

猫の写真やイラストを絡めることで、InstagramやTikTokでバズりやすくなり、

ネットの拡散力がめちゃくちゃ上がったとか。

 

さらに追跡型のリマーケティング広告やSNSの広告を出しても、

猫を登場させることで嫌味がなくなり、アフィリエイターからも、

「このかわいい猫のウォーターサーバーを扱いたい!」

という申し出がたくさんあったらしいです。

 

また、ネコ好きが集まるイベントにウォーターサーバーのブースを出したら、

その場で契約を申し出る人が出てくるほどの人気ぶりで、

あらためて「ネコ好きパワー」に驚かされたそうです。

 

いいですか?

 

私も「予測カレンダー」で、

「2月22日はネコの日で、猫関連のグッズが売れる」

と予想しましたが、今回の取材を通じてあらためて、

「予測の大切さ」を思い知ったところがあります。

 

本来、「ウォーターサーバー」と「ネコ」は、

まったく関係性のないものですが、

「猫の日」というビジネスチャンスに乗って、

うまく2つをつなぎ合わせることができたコスモウォーターは、

ヒット商品のチャンスを掴むことができたわけです。

 

一方で、

 

「うちの会社は猫と関係ない」

「猫の日で売れるわけないだろ」

「猫の日なんかやっている場合じゃないよ」

 

と、自分の常識だけでマーケティングをしてしまうと、

いつまで経っても大きなビジネスチャンスを

掴むことができないんだと思います。

 

さてさて。

 

みなさんの会社では、

「こんなやり方で売れるはずない」

と常識にとらわれた売り方をしていませんか?

 

私は2023年の予測カレンダーで、

その「売れるはずがない」という“常識”を

ひっくり返すアドバイスをたくさんさせていただきました。

 

たとえば、

 

3月はWBCが盛り上がるとか、

4月には再びSDGsブームが到来するとか、

5月にはG7の影響で広島産の食品が売れるとか、

6月には猛暑予報で日傘が売れるとか、

7月には女子サッカーが盛り上がるとか、

 

これらの「売れるはずがない」という予測に、

チャレンジする勇気を持たないと、

何が起きるか分からない今の世の中で、

大きなビジネスチャンスを掴むことはできないんだと思います。

 

いつの時代も成功している人は、

周りが「売れない」と思っているところに、

「売れる」と信じて投資できた人ですからね。

 

小さな会社は、わずか1%の売れる可能性に賭けて、

最後まであきめない売り方をしていかなければ、

生き残ることはできないんだと思いますよ。

 

■竹内謙礼の無料動画セミナー
「2023年1月~7月までの販促のポイントを徹底解説」
https://www.youtube.com/watch?v=Tt2vhgiKbsY

編集後記

おかげ様で2023年の予測カレンダーは、

予想していた販売数を大きく上回って、

印刷した分のレジュメはすべて完売になってしまいました。

 

ただ、カレンダー本体だけは、少しだけ予備を刷っていたので、

残りの分は、急遽、レジュメをオンデマンド印刷に切り替えて、

継続して、販売させていただくことにしました。

 

3月になっても予測カレンダーが売れ続けるのは

正直、“異例”の出来事といえます。

 

それだけ物価高と人手不足で、

先の見通しが立たない企業が多いということですから、

あまり喜ばしいことではないんですが、

 

今回のメルマガで紹介した「猫の日」の大ヒットのように、

小さな会社でも事前に売れるチャンスを掴めるような、

そんな“穴場”の販促企画をカレンダーを通じて、

みなさんにお届けできればと思っています!

 

【継続販売中】★2023年 予測カレンダー
https://e-iroha.com/calendar2023/

 

★【大阪】4月8日開催!
「ネットショップのSNS、動画の活用術」
https://www.ebs-net.or.jp/ec_conference2023/

 

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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