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コロナ禍でも思わず店に入りたくなる「感染予防対策」とは?

こんにちは、いろはの竹内です。

先日、リモートワークを終えた長女が、

キッチンをガサゴソと引っ掻き回し、カップ麺を見つけ出して、

お湯を入れて、そそくさと自分の部屋に戻ろうとしていたんですね。

さすがに行儀が悪いと思い、

長女に「ちょっと待て」と声をかけました。

「自分の部屋で食うのか?」

「うん、仕事がまだ残ってて」

「仕事しながら食うのか?」

「そうだよ」

「そんな食べ方したら、麺がのびてマズくなるぞ」

 

「大丈夫、そもそもカップ麺を美味しいと思って食べてないから」

 

そう言ってお湯をこぼしながら、

「あちっ」と言って、長女は二階に上がっていきました。

 

やれやれ。

 

「だったら食うなよ」と思うんですが、

そもそも「まずいもの」と思って食ってるなら、

こちらは反論する余地がありません。

しかも、あなたが「まずいもの」と認定したカップ麺は、

 

私が大事に夜食用としてとっておいたものです。

 

ふーっ。

我が家だけでいいから、

緊急事態宣言を解除することはできないんでしょうか?

ということで、本日のメルマガは、

感染予防の「付加価値」を上げろ!

というお話をひとつ。

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予防策は、どこの店も横一線

緊急事態宣言が延長となりましたが、

全国的にゆるやかに経済が動き出し、

少しずつですが、人が街を行きかうようになってきました。

そうなると、飲食店や小売業、サービス業で重要になってくるのが、

「感染予防策やってます!」

というアピールです。

感染予防策をしっかりやっているお店には、

お客様は安心して店に足を運ぶようになるし、

その逆で、感染予防策がしっかりできていないお店には、

お客様の心の中に「大丈夫?」と警戒心が芽生えてしまい、

非常事態宣言解除後になっても、客足は戻ってこなくなってしまいます。

「よし! うちの店もちゃんと感染予防対策をやろう!」

そう思って意気込む人もいるかもしれませんが、

実のところ、感染予防対策の「やらなくてはいけないこと」は、

そんなに特殊なことがあるわけではないんですね。

マスクをつける、消毒をする、体温を測る、換気をする、人と距離を取る・・・。

このように、感染予防対策そのものに、

大きな差別化を図ることが難しく、その結果、

「どこの店に行っても同じだね」

となってしまい、

なおさら、客足が遠のくことになってしまうんです。

 

いいですか?

 

「感染予防策」そのものには特別なことが何もなく、

ただ、それをやっているだけでは、

お客様の恐怖心や警戒心をぬぐい去ることはできないんですね。

肝心なのは、感染予防策をやっていることではなく、

「感染予防策をやっている」という事実を、

お客様にしっかり伝えることのほうが重要だったりするんです。

つまり、通常の感染予防策にオリジナルの“付加価値”を乗せて、

お客様に「この店の感染予防対策だったら安心!」と思ってもらえるような、

そんな伝達力が、売上回復のカギを握ることになるんだと思います。

 

たとえば、チラシや看板に、実践している感染予防対策を

箇条書きで書きなぐった警告文のようなお店は、

読むのも億劫だし、読んでいても気持ちは高まらないしで、

マイナスしかないんですね。

 

ただでさえ、感染予防対策の文章は、

おどろおどろしい内容になるわけですから、

それを文字だけでお客様に読ませても、

感染に対する恐怖心を思い起こさせるだけになってしまい、

「やっぱりお店に行くの嫌だなぁ」

と警戒する気持ちしか生ませられなくなってしまうんです。

そのような、どこの店でもやっているような、

当たり前の感染予防対策の告知するだけではなく、

もっともっとお客様に対して、

「うちの店は感染予防対策をめちゃくちゃ“考えて”やってます!

と五感で感じ取ってもらえるような、

そんなアピールを積極的に行わなくてはいけません。

たとえば、

文章だけではなく、写真やイラストを交えて感染予防を解説したり、

ホームページやSNSで、感染予防対策の動画を配信したり、

入店前に手洗いをしてくれたお客様に割引券を配布したり、

店内の混雑具合を、常にライブカメラで配信してスマホで確認できたり、

このように他店とは違う“考えて”やってますという

独自のアピール方法で感染予防策を伝えると、

お客様の受け止め方も大きく変わり、来店へのモチベーションを高めて、

来店に繋げることができるようになると思います。

また、店頭のPOPで、

「咳や発熱症状のあるお客様は、入店をご遠慮して下さい」

と文章を書くよりも、

「咳や発熱症状のあるお客様は、回復後にぜひご来店下さい」

と書いたほうが、同じことを言っていても、

お客様のお店に対するイメージは大きく変わります。

自分達の商品やお店の良さを伝えてきたのと同じように、

感染予防対策にも「伝える」という努力をしていかなければ、

お客様はいつまで経っても、「店に行く」という消費行動に対して、

警戒心を持ったままで、動かなくなってしまいます。

 

さてさて。

 

みなさんのお店では、感染予防の“付加価値”を上げていますか?

他のお店と同じように感染予防策を告知していても、

お客様は足を運んではくれません。

商売と同じで、感染予防策でも他店と差別化をしなければ、

小さなお店は生き残りが難しくなっていくと思いますよ。

■あなたのお店の「感染予防策」をチェックさせて下さい!
『タケウチ商売繁盛研究会』
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編集後記

今週の木曜日の5月14日に、

コロナ対策のオンラインセミナーをさせていただくことになりました!

【緊急開催】5月14日(木) 16:00~17:10

竹内謙礼オンラインセミナー!!
『コロナ中、コロナ後の消費動向と販売促進のやり方』
https://www.jmca.jp/sale/1226?id=S004&fbclid=IwAR1zq48xwA-_auV-4CXUibpenWBNjCVU1rPZNO6sVBeaYoLOMLSnkqiATuY

先日、巣ごもり消費マーケティングの本の執筆が終わり、

その内容を70分のセミナーの中に集約し、

コロナ禍が、今後、どのように経済に影響を与えて、

どのように打開していけばいいのかを、

分かりやすくセミナー内で解説させて頂きます。

※主な内容※

・新型コロナウイルスの現状と今後
・経済が動き出す前にやるべき「短期」「中期」「長期」の戦略の組み立て方
・緊急事態宣言中に売上を作る方法
・感染予防策の「付加価値」を高めて集客アップ
・感染しない、させないプロになる売り方とは?
・コロナ禍のSNSの活用法
・業種別・コロナ禍でも売上を伸ばす販促法

また、セミナーの予告編として、

下記の動画も制作しましたので、ぜひ、ご覧になっていただければと思います!

■コロナ禍対策セミナー 予告編(2分30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=8bwwItINHp0

今回はZOOMを活用したオンラインセミナーとなりますが、

どんな形であれ、皆さまの前でこうやってお話をさせて頂く機会を得られたことは、

本当に、本当に、本当に嬉しいことです!

人前で話すのは、何カ月ぶりって感じですが、

全力でみなさんのビジネスに役立つお話ができればと思いますので

どうかご参加のほど、よろしくお願いします!

【募集】5月14日(木) 16:00~17:10
竹内謙礼オンラインセミナー!!
『コロナ中、コロナ後の消費動向と販売促進のやり方』

申し込みはコチラ!
https://www.jmca.jp/sale/1226?id=S004&fbclid=IwAR1zq48xwA-_auV-4CXUibpenWBNjCVU1rPZNO6sVBeaYoLOMLSnkqiATuY

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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