こんにちは。いろはの竹内です。
先日、家に帰ると妻が、
「ねぇねぇ、ネットニュース見た?」
と険しい顔をして私に駆け寄ってきたんですね。
大事件でも起きたのでしょうか?
「何があった?」
「えっ、知らないの?」
「忙しくてニュース見てなくて」
「凄いことが起きたのよ!」
「どうした?」
「
「・・・」
「私も50代だけど、
「・・・」
「キツネ、足が速そうだもの!」
「・・・」
「犬とキツネ、どっちが速いかしら?」
・・・知らんよ。
妻の一日で、一番のビッグな事件がコレだってことは、
二番目が気になるところです。(緑のタヌキ妻♪)
ということで、本日のメルマガは、
「絶対に儲からないビジネスの3つの条件」
という話をひとつ。
■「コレ、専門家に聞いてみようかな?」
素朴な経営の疑問にお答えします『タケウチ商売繁盛研究会』
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「売れる」と「儲かる」は違う
商売で絶対にやめたほうがいい商品は、
・価格が安い
・利益率が悪い
・リピートが少ない
この3つの条件が揃った商品なんですね。
安い価格で利益率が悪いと、
それでいてリピート率が悪いと、
永遠に貧乏のスパイラルから抜け出すことができなくなります。
たとえば、
「1000円未満の便利雑貨を大量に売っているネットショップ」
なんていうのは、この3つの条件が揃った、
どうしようもないビジネスモデルの典型と言えます。
1個数百円のモノをネットで売っても、
利益率が悪いから手元には数十円しか残らないですし、
どこにでも売っているような安い便利雑貨なんて、
他のネットショップでもガンガンに仕入れることができるので、
すぐに価格競争が始まって、
二度とそのネットショップでは買われなくなってしまいます。
そうなると、リピート客もつかないですから、
手元に残った数十円のお金をかき集めて、
そこから広告費やSEOの費用を捻出して集客することになるので
結果、永遠に儲からないビジネスを回し続けることになります。
しかし、です。
この『価格が安い』『利益率が悪い』『リピートが少ない』
どれかひとつでもクリアしていたら、
商売はなんとか成立したりするところがあります。
たとえば、「100円ショップ」は、
価格が安くて、利益率も決してよくはないですが、
立地が良くてリピート客さえ多ければ、
商売は成立するところがあったりします。
また、「町の小さな電気屋さん」は、
リピート率が悪くて、メーカー仕入れなので、
修理も含めて販売価格そのものが高いから、
商売として成立するところがあったりします。
このように、『価格が安い』『利益率が悪い』『
3つの条件を、ひとつひとつ潰していくことが、
「売れるように商売をチューニングしていく」ということであり、
それが世で言う『マーケティング』だったりするわけです。
いいですか?
商売で最も理想的なのは、
『価格高い』『利益率が高い』『リピートが多い』という
3つの条件が揃ったビジネスモデルなんですね。
たとえば、高額な健康食品などは、
販売価格もそこそこ高いし、利益率も高いし、
うまくやればリピート客もついてくれるので、
理想的な儲かるビジネスモデルといえます。
また、工務店のビジネスも、
利益率がそんなによくなくても、販売価格は高額ですし、
リフォームや外壁塗装などのサービスも絡めれば、
リピート客を回すことも可能になるので、
儲かるビジネスにチューニングしやすい商売のひとつといえます。
このように、商売というのは、
『価格高い』『利益率が高い』『リピートが多い』
という3つの条件を意識さえしていれば、
そこまで大きくしくじったビジネスモデルにはならない一面があり
一方、「安い」「利益率が低い」「リピートが少ない」という、
儲からない条件をいつまでも引きずっている商売は、
「マーケティング」の土俵にすら立っていないわけですから、
いくら「売り方」をこねくり回しても、
売上は永遠に伸びない商売のままだったりします。
さてさて。
みなさんは、「安い」「利益率が低い」「リピートが少ない」
どこのポイントで苦戦していますか?
インフレになると、「安い」
「利益率が低い」商品を売り続けていても、
その中でも、「リピートが少ない」という条件が、
最も経営者が打開できそうなポイントではありますが、
このあたりの修正は、マーケティングだったり、
実のところ、非常に「知恵」
高いモノを売るために、商材を変えるのか?
利益率を高めるために、売り方を工夫するのか?
リピートを増やすために、知恵を使うのか?
「売上を伸ばす」というのは、
小手先でどうにかなる問題ではないことは、
理解しておく必要があるんだと思いますよ。
【必見】竹内謙礼のYouTube 商売の知恵が満載!
リピートを増やす「ブランド」とは?
『売れる自社ブランド コレだけやりなさい』
https://www.youtube.com/watch?
編集後記
毎年、次年度の「予測カレンダー」を作り始めるのが、
「10月1日」からと決めているんですが、
その時期が過ぎると、年内はまったく休みナシになってしまい、
一気に年末まで働き続けて、そのまま年が明けて行くというのが、
例年のお決まりパターンだったりします。
そんな事情もあって、すでに6月に入っているわけですから、
私の「年内」と言う意識は、
もう4ヶ月しか残っていないことになります。
どうりで1年が経つのが早く感じられるわけです(笑)
改めてコンサルタントという職業は、
体力と気力が必要だと思う今日この頃です。
身体を壊さない程度に、頑張らねば。
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