こんにちは。いろはの竹内です。
3月に次女が大学を卒業し、春から社会人となります。
思い返せば22年前・・・。
新生児室で初めて次女の顔を見たとき、
一人だけ小さな寝ゲロをほっぺにつけて、スヤスヤと寝ていて、
「なんじゃこりゃ!」と病院で騒ぎ立て、
空きのベッドがなくて、
カーテン越しに「竹内さんの旦那さんが暴れている」
「お願いだから静かにしてちょうだい」
と祈るような思いで、産後の辛さを凌いでいたという話を、
退院後に説教交じりにされたことを、昨日のように思い出します。
やれやれ。
そんな次女も4月から学校の先生です(子供先生)
というわけで、本日のメルマガは、
「物価上昇」の対策について。
いろいろと小難しい話をさせていただければと思います。
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結局、何をするのがベストなのか?
ロシアとウクライナの紛争をきっかけに、
さらなる物価の上昇は避けられない状況となりました。
日本はエネルギー全般を海外からの輸入に頼っているため、
時間差で打撃をくらうことになると思うので、
おそらく夏ごろから電気代やガス代が値上がり、
それにともなって、半導体不足や物流の停滞などの影響で、
物価が一気に上がっていくことが予想されます。
油や小麦も値上がっていますし、
原油価格の高騰で梱包資材の価格も上がります。
人件費や配送料も上がるので、
物価はあれよあれよという間に上昇していきます。
しかし、給与は上がる気配は一向になく、
家計の節約意識はより一層、強まることになります。
無駄な出費は削り、今まで買っていたものを買わなくなり、
コロナにおける巣ごもり消費よりも、
さらに厳しい経済状況がこれから待ち受けています。
では、この危機をどう凌げばいいのか?
結論から言えば、
今までやってきたことを粛々と続けることです。
方向転換をする必要はありません。
自分で積み重ねてきた今までの売り方を実践して、
誠実に商売をやり続ければ、
あなたを信じて、お店に足を運んできてくれます。
力む必要もなければ、セールをする必要もありません。
高く売る必要もなければ、
経済の危機的状況の時は「変わらないこと」
いいですか?
そもそも危機的な状況の中で、商売の内容を大きく転換しても、
うまくいくわけがないんです。
慣れていないことを、いきなりやるわけですから、
客も唐突すぎる変化についていけず、
急に高級品を売り始めたり、
いきなりネットショップを始めて商品を売ったり、
突然、たたき売りみたいなセールをやってみたり、
このような細切れの単発企画をいきなり展開しても、
続けることができないので、結局、
それよりも、今までやってきた売り方を、
DMを出して、SNSで情報発信をして、
POPを貼って売り場を盛り上げて、元気よく接客して、
お客が喜んでくれることだけを考えながら、
「このお店で商品を買おう」というお客の決意を固めていきます。
物価が上昇しようが、商品価格が上がろうか、
商品を購入するお客は変わらないことを忘れないでください。
むしろ、情勢が不安定になればなるほど、
「安心できるお店で買おう」
変化に微動だにしないお店のほうが、客足は安定し続けます。
さてさて。
みなさんのお店や会社では、物価上昇に対して、
どんな対策を講じていますか?
もちろん、付加価値をつけたり、
対策としては必要なのかもしれません。
しかし、根底にあるコンセプトや売り方までは変えてしまうと、
今まで積み重ねてきたことを棒に振ってしまい、
余計な出費につながってしまう恐れも出てきてしまいます。
貧乏神は焦る経営者を狙って足元をすくいに来るので、
こういう時はどっしりと構えて誠実な商売に徹するほうが、
福の神に振り向いてもらえるようになると思いますよ。
★会社の「今後」についてお気軽にご相談ください。
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編集後記
現在の「売上」というのは、
ここ1年ぐらいの販促の取り組みの「結果」であり、
数日前や数週間前の販促が反映された数字ではありません。
そう考えると、これから迎える物価上昇に対して、
コロナ禍で徹底的に足腰を鍛えまくった企業は良い業績となり、
逆にコロナ禍でボケーっと過ごしてしまった企業は、
これから想定以上につらい思いをすることになると思います。
まだ先が読めない世界情勢が続くと思いますが、
一緒になって立ち止まっていると、
動き出さないことには、何も始まりません。
まずは、行動を起こすことから始めてほしいと思います。
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