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小さな会社の「目標」の立て方

こんにちは。いろはの竹内です。

先日、長女(大学3年)が、突然、

「ナイフを買いたいんだけど」

と私に言ってきたんですね。

「お前! ナイフを何に使うんだ!!」

「ちょっと待ってよ、へんな誤解しないでよ」

「へっ?」

「人を刺したりなんかしないわよ」

なーんだ。そういうことは早く言いなさい。

やれやれ、あわてん坊のお父さんですね。

「じゃあ、ナイフは何に使うんだい?」

「今度、鹿を捕まえに行くんだよ」

「えっ? 鹿?」

「山で罠を仕掛けて鹿を捕まえるんだ」

「・・・」

「で、鹿をさばくのにナイフが必要でさ」

「・・・」

「まぁジビエだよね、流行りの」

ふーっ、おちつけ、竹内。

一回、深呼吸しよう。

二十歳を超えると、

娘がどこで何をやっているのか分からなくなると言いますが、

山で鹿を捕まえて食べていることが分かったとしても、

これは分からないに等しいことなのではないでしょうか。

同じ肉なら、いきなりステーキでいいではないかと父は思います。

その後、判明したことなんですが、

娘は森林保護のボランティア団体に入っているらしく、

その一環で和歌山まで鹿狩りに行ったようなんですね。

で、帰宅後、

「鹿肉はあっさりした味だったよ」

とケロっと話しながら

鹿をさばく動画を見せてくれたんですが、

お父さん、思わず失神しそうになりました。

まったく父親泣かせの娘ですね(泣く意味が違うだろ)。

ということで。

本日のメルマガは、

「小さな会社の目標の立て方」

について話を一つ

2月25日 めったにない東北方面のセミナーです
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「売上」ではなく「行動」の目標

個人事業主に近い小さな会社の目標というのは、

思いのほか立てづらいものです。

商圏が狭く、客数も少ないので、

基本的に売上にはムラが出やすくなります。

だから昨対比50%ダウンの月もあれば、

昨対比200%の月もあるのは当たり前のことで

この売上の上がり下がりに関しては、

理由とか原因とかは、ほとんどないのが現状なんですね。

そこに天候が絡んできたり、競合店舗が出てきたり、

従業員が一人辞めただけで売上がダウンしたりするので、

さらに小さな会社の目標達成率は下がります。

つまり、小さい会社の「目標」というのは、

立てたとしても、外してしまう可能性のほうが、

圧倒的に高かったりするんです。

しかし、だからといって売上目標も作らず仕事をするのは、

とても大変なことだったりします。

売上目標がないと、どのように仕事をすればいいか分からないし、

何よりモチベーションを上げることができません。

また、売上目標がなければKPIも作ることができないので、

うやむやでいい加減な経営になってしまうリスクが出てきます。

つまり、小さい会社というのは、

売上がブレやすい。

目標が立てにくい。

という特性があるので、

実のところ大きな会社を経営するよりも、

小さな会社の経営のほうが、

ずっとずっと難しかったりするんです。

いいですか?

小さい会社の経営というのは、

強い精神力がなければ続けることができないんです。

売上にムラが出やすく、不安定な状況が続くので、

会社のポリシーを貫き通すことが難しいんです。

常に不安定な売上に自分の心を揺さぶられてしまうから、

楽な方に舵を切ってしまったり、

売上が伸びそうな方に安易に向かってしまったり、

小さな会社の社長はフラフラと経営方針を変えてしまうものなんです。

しかし、そんな振り回されてばかりいたら、

従業員もお客さんもついていきませんよね?

だから、売上がブレる分、そこに振り回されない強い意思をもって、

仕事に取り組まなくてはいけません。

例えば、どんなに売上に変動があったとしても、

折込チラシを撒き続ける。

ブログを書き続ける。

新商品を出し続ける。

丁寧な接客を続ける。

お客様に楽しんでもらえる企画をやり続ける。

このブレない行動が積み重なることによって、

お客さんが増えていき、やがてその客数が売上の安定に繋がって、

さらにポリシーを貫き通しやすい環境になっていくんです。

さてさて。

あなたの会社は、達成できるはずもない、

いい加減な売上目標を掲げて仕事をしていませんか?

絵に描いた餅のようなポンコツな売上目標を立てるよりも、

「俺はこのやり方でお客様を集め続ける!」

「俺はこのやり方でお客様の満足度を上げる!」

と、具体的な集客とリピート率を上げるための「小さな目標」を掲げて、

これを1年間やり続けることを「大きな目標」にすることのほうが、

小さな会社の目標には必要なんだと思いますよ。

肝心なのは「売上」ではなく「続けられる行動」ということを、

小さな会社の経営者は忘れてはいけません。

2月25日 お願いだから来てね♪
★2019年の予測セミナー★【in山形】
『激変の年に商売繁盛するための最新対策セミナー』
https://www.facebook.com/events/802313710113148/

編集後記

この時期に出張で頭を悩ますのが雪なんですよね。

セミナー会場まで無事に時間通りに到着できるのか?

セミナー会場から無事に脱出することができるのか?

そんなことを考えながら、

ルートやスケジュールを組んだりしています。

そして今回、豪雪が予想される、

山形県鶴岡市に乗り込んでセミナーを行います。

2月25日 ★2019年の予測セミナー★【in山形】
『激変の年に商売繁盛するための最新対策セミナー』
https://www.facebook.com/events/802313710113148/

雪をかき分けながら、なんとかセミナー会場に乗り込みますので、

みなさんぜひ、ご参加いただければと思います!

雪なんか吹き飛ばす熱い話をさせて頂きますので、

新潟、秋田、福島、宮城の皆さま!

心よりお待ちしております!

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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