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  • 僕がAmazonプライムで映画を観なくなった理由

こんにちは! いろはの竹内です!

私、成田空港まで、車で15分ぐらいのところに住んでいるので、
地方出張は、だいたいLCCのジェットスターを使用するんですね。

でも、3月下旬になると、卒業旅行シーズンと重なるせいか、
お金のない学生の旅行者が一気に増えるんです。

しかも、関西空港路線はUSJの学生カップル客が多く、
もう「相席屋飛行機」状態で、目も当てられないぐらいになります。

先日も「たっくん」と呼ばれる、茶髪のひょろ長い男子学生と、
「ちーちゃん」という、布面積が3割ぐらいしかない服を着た、
セクシーで口が半開きになった女子学生が隣に乗ってきて、

離陸してから、

ずーっとたっくんが、ちーちゃんの膝枕で
甘え続けるという暴挙に出ることがありました。

離陸するときに、客室乗務員に
「膝枕はお控えください」と注意されて、

着陸態勢になったら、再び客室乗務員に、
「膝枕はお控えください」と注意されるぐらい、

たっくんと、ちーちゃんは、膝枕が大好きなご様子でした。

ええ、ユナイテッド航空だったら、
確実に飛行機から降ろされていた案件ですよ。

と、そんな若者への嫉妬話はここまでにして、

本日のメルマガは「Amazonプライム」と「録画し放題」から学ぶ、
無料コンテンツの“あり方”について、お話させて頂きます。

■あなたの会社が作る“コンテンツ”は正しいですか?
【東京】 4月20日 コト消費を取り込むための販促カレンダー
http://www.marken.co.jp/seminar/2017/04/post_519.php

 

有料よりも無料で人を楽しませることのほうが大変

私、半年ぐらい前から「Amazonプライム」の会員になって、
Amazonビデオを使って、映画見放題の生活を送っています。

さらに、テレビ番組を全番組、2週間ほどまとめて録画しまくる
ディーガ」にしてからは、観たい番組を見過ごすということが、
一切、なくなりました。

自分でも、こんな便利なものを手に入れてしまうと、
テレビ依存症になるのではないかと心配していたんですが、

フル活用していたのは、本当に最初の1ヶ月ぐらいだけでした。

今はAmazonプライムで映画を観ることはほとんどなくなり、
録画も、1週間に1~2番組ぐらい観るぐらいで、
むしろ、以前よりもテレビを観る機会は減ったと言えます。

なぜ、こんな状態になってしまったのか?

いろいろ考えてみたんですが、要因は2つあることに気づきました。

ひとつは、「いつでも観られる」という油断です。

不思議なことに、「いつでも観られる」と思うと、
わざわざ時間を作るようなことを止めてしまうんですね。

以前は、ビデオを借りてきたら、見なくちゃいけないと思っていたし、
録画も「せっかく撮ったから」という思いがあったから、
時間を作って、わざわざ観ていたところがありました。

しかし、今は、映画も過去の番組も、
「いつでも観られる」という余裕があるせいか、
時間を作ることをやめてしまって、観なくなってしまったんです。

もう一つの要因は、「無料」ということです。

正確にはAmazonプライムの会費を支払っているので「無料」ではありません。
しかし、見放題ということは、裏を返せば、

「面白くなければ、観なくてもいい」

という選択肢を視聴者側に与えてしまいます。

つまり、Amazonプライムで映画を見始めて、
「あ、これ、面白くないな」と思ったら、
最初の10分ぐらいで観るのを止めてしまうんですね。

2時間の映画を最後まで観るという忍耐がなくなってしまったんです。

そして、ザッピングするかのように、
次から次へと映画の冒頭部分だけを観て、

「これ面白そうだな」と思っても、お金を払っている感覚がないから、
早送りでバーッと観て、最後のシーンだけチラッと観て、

「あー、やっぱりこいつが犯人かー」

みたいな、非常につまらない映画の見方を覚えてしまってから、
次第に、Amazonビデオで映画を観なくなってしまったんです。

もちろん、こんな特殊な鑑賞方法をしているのは、
私だけかもしれません。

それに、仕事柄、プライベートの時間が作りづらく、
そこまでテレビや映画に興味がない人間だから、
このコンテンツ見放題の生活が楽しめていないんだと思います。

しかし、「不便」であるからこそ、
頑張って「コンテンツを観る」という生活習慣があったものの、

それが「便利」になったことによって、
コンテンツから離れていってしまったというのは、

私だけに発生している現象ではないように思えます。

いいですか?

最近、みなさんが「コンテンツマーケティングだ」「コト消費だ」と、
消費者を「モノ」以外で楽しませようと頑張っていますが、

無料で形が残らないものになればなるほど、
人を楽しませるというのは、大変なことなんです。

お金を払うと、どうしても「元を取らなくてはいけない」という、
新たな目的が発生するので、人は楽しむことを努力しようとします。

しかし、お金を払っていない、
もしくは払った感覚がないサービスの場合は、
楽しむ努力を放棄する権利が消費者側に生まれるので、

少しでも「つまらない」「面白くない」と判断されてしまうと、
人はコンテンツから離れていってしまうのです。

だから、コンテンツを作る側、コト消費を体験させる側は、
もっともっと、「人を楽しませること」に対して、
真剣に取り組まなくてはいけません。

無料コンテンツでも、しっかり取材をしなくてはいけないし、
最後まで読み続けてもらえる文章を書かなくてはいけません。

また、お客さんに楽しんでもらえる体験イベントも、
無料参加だからといって手を抜いてはいけません。

サプライズが必要だし、顧客満足度も上げなくてはいけないので、
参加者から「こんな楽しいイベント、無料でいいんですか?」と、
質問されるぐらいのコト消費イベントに組み込まなくてはいけません。

結局のところ、無料だからこそ、
有料以上のハイクオリティなサービスを提供してなくては、

お客さんは「わざわざ時間を作らない」という、
厳しい消費の時代になってしまったんです。

さてさて。

みなさんは、無料で提供しているサービスに、
手を抜いたりしていませんか?

私がAmazonプライムで映画を観なくなったのも、
撮り放題の過去の番組を観なくなったのも、

行きつくところ、時間との駆け引きで
コンテンツの力が負けてしまった結果と言えます。

みなさんが作るコンテンツは、有料か無料かという判断基準よりも、
お客様に大切な時間を消費してまでも、

観たり参加したり価値のあるものなのか、
再度、確認したほうがいいと思いますよ。

■あなたの会社が作る“コンテンツ”は正しいですか?
【東京】 4月20日 コト消費を取り込むための販促カレンダー
http://www.marken.co.jp/seminar/2017/04/post_519.php

 

編集後記

2017年は、賃金が上がったことによって、
消費は少しだけ上向き加減になっています。

しかし、政治や経済にあまりにも不安材料が多く、
みなさん、お金をあまり使いたがってはいません。

だけど、働き方改革で残業が減っていることもあり、
時間だけは、どんどん増えている流れにはなっています。

つまり、

  • 金はある
  • 不安だ
  • 時間はある

という世相から、今、「コト消費」に注目が集まっているんですね。

ただ、一口に「モノより体験」と言いますが、
これも、様々な種類に分類されます。
ざっくり分けると・・・。

イベント型

  • 新規顧客獲得パターン
  • 優良顧客育成パターン

商品購入型

  • 商品購入後の“コト”体験
  • 商品購入時に“コト”イメージ

SNS型

  • 情報発信によりお客様と共感してファン化する

独立型

  • イベントそのものがショー的なものであり、独立採算制のもの

ふれあい型

  • イベントを通じて新たなコミュニケーションが生まれる

オムニチャネル型

  • 店頭で「ネット購入」を体験させて優良顧客に育成する

と、コト消費にも、様々な種類が存在しているんですね。

これらのコト消費イベントを、年間のイベントにうまく組み込むことによって、
お客さんの、「お金を使う」という消費意欲を、引き出していく必要があります。

モノに興味を持たなくなった人を、
いかにコトに振り分けていくのか、
おそらく、ここ数年が企業にとって勝負の年になるのではないでしょうか。

そんな「コト消費」がたった1日でマスターできる、気合を入れたセミナーを、

4月20日に東京で行います。

■残席わずか■コト消費を取り込むための販促カレンダー
http://www.marken.co.jp/seminar/2017/04/post_519.php

参加者は、どちらかといえば、経営者よりも、
役職のついた社員や現場スタッフ向けといったところでしょうか。

115ページ以上のレジュメで、がっつり4時間セミナーさせて頂きますので、
お時間がある方は、ご参加いただければと思います!

■他にもあります■
4月22日(土)に北海道でWEB関連のブランディングセミナーを開催します。
https://drive.google.com/file/d/0B2Ubh3GVn6QOZ0NMYWRoSkpVbUE/view

著者/竹内謙礼

記事をご覧になって下さりありがとうございます、
よかったら気軽にコメントを書き込んでくださいね!

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