こんにちは!
経営コンサルタントの竹内です!
さて、もう手続きが全部終わったので、
堂々と打ち明けさせて頂きますが、実は先月、
財布をなくしてしまいました。
お金もクレジットカードも銀行のカードも
保険証も免許証も、マッサージ屋のポイントカードも、
全て、なくしてしまいました。
で、紛失した翌日に、名古屋でセミナーがあったので、
嫁からお金を借りて、なんとか名古屋駅にまでたどり着いたんですが、
ポケットに小銭が入っていると、
歩くたびに、ジャリジャリ音が鳴ってうるさいことに気づいたんですね。
だから、セミナーの開催時間も迫っていたこともあり、
駅前にあるビッグカメラに飛び込んで、
緊急で財布を買うことになったんですが、
売っていたのが、これしかなかったんです。
http://kenrei1.blog50.fc2.com/blog-entry-42.html
ご覧の通り、明らかに「妖怪ウオッチ」の財布です。
ええ、オモチャ売場のフロアで
「財布ありますか?」と聞いた私も悪いんですが、
ビックカメラにオモチャ売ってるなんて、
田舎もんの私、知りませんから。
あ、もちろん、買うときに悩みましたよ。
この財布を使っていたら、
頭のおかしな大人だと思われそうだということぐらいは。
でも、「今日だけ」という思いもあったので、
とりあえず、妖怪ウオッチ財布を買うことにしたんです。
ですが!
「今日だけ」のつもりで買った妖怪ウオッチ財布だったんですが、
あまりにも使い勝手がよくて、
気がつけば、もう半月以上、この財布を使っているんですね。
お金はたくさん入るし、
小銭は出しやすいし、
何より、飲み屋のおネーチャンたちのウケがめちゃくちゃ良くて、
「きゃー、マジ受けるー、写メ撮らせてー」
ってな感じで、あっという間に人気者になれるんです。
あと、心なしか、この財布にしてから、
お金の入りもいい感じがして、
ちょっと今、手放せない感じですね♪
もしかしたら、私が知らないだけで、世の中のお金持ちは、
みんな妖怪ウオッチの財布を使っているかもしれません!(それはねぇーよ)
というわけで、こんなへんな財布を使っている、
経営コンサルタントがお届けする本日のメルマガのネタは、
「売り方」なんて『どーでもいい』というお話。
一生懸命やっているんだけど、
まったく儲からない人は、ぜひ読んでください。
■【静岡】10月15日
『値上げ』ができない会社は必見!
「小さい会社こそ、高く売りなさい」
http://www.b-nest.jp/marketing/h27_06.html
売り方の「向こう側」にあるもの
結論から先に書いてしまいますが、
「欲しいモノ」が「売り方」を上回れば、
ホームページなんて、適当なものでいいんですね。
分かりやすい事例で言えば・・・。
AKB48の公式サイトで売られている
飯野雅さんというアイドルの、
「限定個別生写真5枚セット」のページを見た場合。
まぁ、特になんてことはない、普通の商品ページだったりします。
http://shopping.akb48-group.com/products/detail.php?product_id=32441&akb48
でも、ご覧の通り、「SOLDOUT」で売り切れの状態になっています。
この状況からも分かるとおり、この生写真が売れた理由は、
商品ページがいいとか、ホームページ内の導線がいいとか、
キャッチコピーが素敵だとか、SEOが極めているとか、
そこらへんの「売り方」はまったく関係のない話で売れているんですね。
それよりも、「欲しいモノ」を作って、それをお客さんに認知させて、
このホームページまで呼び込んだことのほうが
ずっとずっと「売り方」よりも強い力が働いたから、
結果的に「売れた」という現象を引き起こしているのです。
つまり。
「売り方」<「欲しいモノ」
この公式を作ることができれば、
細かい販促のノウハウなんて、どうだってよくなるんです。
むしろ、細かい販促のノウハウなんて、
競合他社に見つかったら、すぐに真似されて終わってしまいますし、
販促ノウハウのトレンドは、常に変わるものですから、
会社を運営する上では、
あまり安定性の高い「売り方」ではなかったりするんですね。
それよりも、「欲しいモノ」を作るということのほうが、
「売り方」を超越して、人に「どうしても欲しい」という
強い気持ちにさせることができるので、
ホームページをはじめとした販促物に手間や時間をかけなくても、
労せず、売れてくれたりするわけです。
そういう商品が、いわゆる「高いお金を払ってでも買いたい」という商品であって、
永遠にお客さんから愛され続けて買われる、
私達、商売人が目指すべき「ゴール」だったりするのです。
いいですか?
最近、楽天内のSEOで上位表示されなくなったとか、
競合が類似商品で安いものを売り始めたとか、
知らない会社にホームページがパクられたとか、
そういう話をよく耳にしますが、
おそらく、その問題を解決したところで、
その会社は、数ヵ月後には、再び「売れない」という悩みに、
頭を抱え続けていると思うんですね。
なぜならば、「売り方」に頼って、
「そんなに欲しくないモノ」をお客さんに売りつけているわけですから、
どうしても、小手先の販促に頼らざるを得なくなってしまうからです。
しかし、絶対的に「欲しいモノ」を作ることさえできれば、
楽天内で広告を使わなくても、値段が高くても、
ホームページが汚くても、接客が悪くても、
「売り方」よりも「欲しい」という気持ちのほうが上回ってくれるので
安定して売れてくれたりするわけです。
では、その「欲しいモノ」を作り上げるためには、
何をすればいいのか?
そこがおそらく、
本当の「販促ノウハウ」であり「マーケティング」なんだと思います。
ブランディングの戦略だったり、商品やサービスの設定だったり、
地道なファン作りだったり、お客さんに愛される戦略だったり。
先ほどのAKB48の事例で言えば、
おそらく、このアイドルたちを「売れる」まで仕掛けた人たちは、
検索エンジン対策でAKB48の公式サイトを上位表示させることよりも、
熱烈なファンに対して握手会をやったほうが効果的だと判断したんだと思います。
そう考えると、もしかしたら、
「欲しいモノ」を作る戦略と「売り方」の戦略は、
同じ「戦略」のカテゴリーでも、まったく違うものであって、
そこをしっかり見極めていかなければ、
永遠に、「売れない」というループから抜け出すことはできないんだと思いますよ。
まぁ、本当に強い会社というのは、
「欲しいモノ」も作るし、さらに「売り方」も最強にするもんだから、
一人勝ちしてしまうところはあると思うんですけどね。
■そんな「欲しいモノ」の戦略の話、静岡で公開します。
【静岡】10月15日
「小さい会社こそ、高く売りなさい」
http://www.b-nest.jp/marketing/h27_06.html
編集後記
実は、先日、季節はずれの「夏バテ」になってしまって、
辛い体調の中、セミナーをすることになってしまいました。
幸いにして、セミナー主催者のスタッフの手助けがあり、
本番の時には、体調も回復していて、
バリバリの状態でセミナーができたから事なきを得たのですが、
改めて、経営コンサルタントは、
身体が資本の商売だなぁーと思った次第です。
45歳になると、無理も効かなくなる年齢でもあるので、
ちょっと体調とのバランスを取りながら仕事をやらないと、
逆にみなさんに迷惑かけてしまうことにもなりかねませんからね。
ということで、6年ぶりのシルバーウィーク!
たまった原稿でも、書きますか・・・トホホ。
■【静岡】10月15日
東京の人も、名古屋の人も、みんな来てね!
「小さい会社こそ、高く売りなさい」
http://www.b-nest.jp/marketing/h27_06.html