こんにちは。いろはの竹内です。
年末、幼稚園に通う甥っ子が遊びに来てくれて、
オモチャの刀を楽しそうに振り回していたんですね。
「その刀はどうしたんだい?」と問いかけると、
「サンタさんからもらったんだ!」
嬉しそうに見せびらかせてくれました。
「かわいいね」
横で見ていた長女が目を細めました。
「お前にもああいう時期があったんだよ」
「ふーん」
「子どもは純粋だからね」
「ふーん」
「目がキラキラしているよ」
「・・・お父さん」
「なんだ」
「今からあの子に『サンタさんはいない』
「は?」
「現実を教えてあげようと思って」
「・・・」
「それが大人の役目だと思うの」
と、甥っ子に「おーい」と近づこうとするので、
羽交い絞めにして長女を全力で止めました。
ええ、もう大人ですからね。それなりに暴れましたよ。
最後まで「私に言わせて! お願い!」と騒いでいましたが、
甥っ子をすぐに避難させて、なんとか夢を壊さすことなく、
無事、年を越させることができました。
やれやれ。
ソーシャルディスタンスも一苦労です(隔離女子)。
というわけで、遅くなりましたが、
新年あけましておめでとうございます!
2021年の一発目のメルマガのネタは、
「スキル」についてのお話です。
みなさん「スキルを身につけたい」とよく言いますが、
仕事に役立つ「スキル」とは、
そもそもどうやって身に着けられるものなんでしょうか?
≪寄稿≫現代ビジネス
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身の丈以上のスキルは身につかない
仕事をする上で「スキル」は非常に重要です。
文章を書くスキル。
ネットショップを運営するスキル。
営業のスキル。
このように身につけたスキルのおかげで、
売上を伸ばすことができたり、
年収をあげたりすることができたりして、
人は成長していくところがあります。
しかし、このスキルというものは、
そう簡単に習得できるものではありません。
特殊な能力を身につけるためには時間がかかりますし、
人一倍の努力が必要です。
過度なストレスを自分自身にかけながら、
スキルの高い人から厳しい指導を受けて、
試行錯誤を繰り返し、ようやく身につけられるものが
仕事に役立つ「スキル」だったりします。
そのような苦労を乗り越えるからこそ、
他人が持っていないスキルが身につき、
仕事で「必要」とされる人間となり、
高い給与、高いステイタスが手に入り、
さらにスキルに磨きをかけることができるようになるのです。
いいですか?
ここで誤解して欲しくないのは、
「苦労しなければスキルは身につけられない」という話ではなく、
「人は自分に適したスキルしか身につけられない」という、
非常にシンプルな話だったりするんですね。
だって考えてもみてください。
長い時間をかけて強いストレスを感じながら、
形のないフワッとしたスキルを身につけるために
半永久的に努力をし続けることって、
普通の人にできますか?
おそらく嫌なことだったら、
長い時間をかけて努力することも、我慢することもできないので、
すぐに放り出して、逃げ出しますよね?
つまり、スキルというのは
習得する上で、嫌なことや辛いことにストレスは感じるものの、
「そんなに苦じゃない」
と思えるような、自分と相性のいい仕事からしか、
身につけることはできないんです。
文章を書くスキルも、身につけることは大変かもしれませんが、
そこまで嫌な仕事じゃなければ、
なんとか執筆作業を続けることができますし、
ホームページを作るスキルも、大変だとは思いますが、
なんとなく作ることが嫌いじゃなければ、
そこまで強いストレスを感じることなく、
結局、スキルなんて
意識して「身につけよう!」
紆余曲折がありながらも、
気が付いたら、いつの間にか身についていたというのが、
現実なのではないかと思います。
さてさて。
みなさんの回りに「スキルを身につけよう」と思って、
壁にぶち当たっている人はいませんか?
「今の仕事はスキルアップに繋がらない」
「収入に直結するスキルを身につけたい」
「スキルが他の人よりも乏しい」
いろいろ思い悩んでいる人がいるかもしれませんが、
結局のところ、スキルを身につけることは
尋常ではないぐらいの苦労が必要になるため、
自分の才能や実力に適したスキルしか身につけられないので、
そこまで自分に無理をして、
焦ってスキルを習得する必要はないんだと思います。
それよりも、自分が一体どんな人間で、
何が好きで、
そのあたりを客観的に考察したほうが、
最終的に、自分にぴったりのスキルが身につけられる、
新たな仕事に出会えるきっかけになるのではないかと思います。
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編集後記
正月の休み明けは、
死ぬほど会社に行きたくないものです。
私も社会人1年目の頃は、
出社日の前日に、会社がこの世から消滅してくれないかと、
本気で願っていましたし、
社会人2年目の時も、初詣に行って、
「今年こそ転職するぞ!」と願いをこめて祈っていたので、
本当に自分自身がクソみたいな社員だったこともあって、
正月明けになると『会社に行きたくない病』になる人の気持ちは、
痛いほど分かったりするところがあります。
でも、今思えば、
ネガティブな気持ちになってしまうのも、
自分自身に「スキル」が身についておらず、
仕事そのものが不安で面白くなかったことが
人一倍、出社したくない思いが強くなってしまった
要因だったのではないかと思います。
そんな思いを抱えながらも、ズルズルと仕事を続けて、
数年が経つと、いつのまにかスキルが身につき、
次第に責任感のある仕事をやらされるようになって、
「逃げる」から「やり遂げる」に気持ちが向き始めて、
少しずつ「会社に行きたくない」という気持ちが、
消滅していったような気がします。
「仕事大好き」「会社大好き」と言っている人も中にはいますが、
そういう人は、
ほとんどの正常な感覚の持ち主であれば、
仕事は嫌なものです。
だからこそ、今は目の前にある嫌な仕事をなんとかこなして、
技術を学び、「嫌」を打ち消し、責任感を持つようになり、
正月休みの最終日でも、
「明日、会社に行ってもいいかな」
と、自然体で思えるようになった時が、
本当に仕事で役立つ「スキル」
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