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成功する人の「2時間」の使い方

こんにちは。いろはの竹内です。

 

先日、妻が「えーっと、アレ、なんて言うんだっけ?」と、

何かの言葉を思い出せないらしく、困っていたんですね。

 

「アレってなんだよ」

「アレよ、アレ」

「アレじゃわからんよ」

「ほら、手に撒いて」

「手に?」

「ピコピコ光る」

「光る?」

「もーっ! 思い出してよ!」

「ヒントが少なすぎるよ」

 

妻は「ちっ」と舌打ちをすると、

スマホでいろいろ検索をはじめて、

しばらくして分かったのか「これだ!」と叫んで、

私に画面を見せてきました。

 

「アップルウオッチ!」

 

・・・記憶の引き出しのどこに突っかかれば、

この単語を思い出せなくなるのでしょうか?

 

久しぶりに妻に恐怖を感じました。(自称:成田の暗記王)

 

そんなわけで、本日のメルマガは、

『社長の時間術』

というお話をひとつ。

 

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24時間は、平等。

令和5年に厚生労働省が発表した、

日本人の1日の所定労働時間の平均は「7時間48分」、

つまり、1日24時間のうち、約3分の1の8時間ぐらいが、

労働にあてられているんですね。

 

また、令和5年にブレインスリープが行った調査によると、

日本人の1日の平均睡眠時間は「6時間43分」、

約7時間が就寝の時間に充てられており、

「労働+睡眠」だけで、15時間が占められていることが分かります。

 

この15時間に、生活における必要な時間を加えていきます。

 

・朝/昼/夜の食事の時間→3時間(家族との会話の時間も含む)

・移動時間→2時間(職場への移動、お店への移動などを含む)

・雑多な時間→2時間(お風呂、化粧、筋トレ、読書、映画鑑賞、友達との会話など)

 

これら7時間を加えると、合計で「22時間」になります。

 

で、仮に365日、すべてを平日と考えた場合、

1日の持ち時間はみなさん24時間しかないので、

この生活に必要な22時間を差し引くと、

残りは「2時間」しかないことが分かります。

 

この限られた「2時間」を、経営者は、

 

新規事業を始める時間に充てたり、

SNSを発信する時間に充てたり、

新しい人脈作りの時間に充てたり、

 

時間の“投資”をしていかなければ、

新たな売上を積み上げることはできないのです。

 

いいですか?

 

小さな会社の売上が伸びない理由は、

新しいことに「投資」をしていないことが原因なんですね。

 

人を投資したり、お金を投資したりしなければ、

新しい売上を作ることはできません。

 

しかし、多くの会社が、人とお金に余裕がないので、

小手先のテクニックだけで、なんとか新しい売上を作ろうとしますが、

ほとんど結果を出せずに終わっているのが現状です。

 

なので、「人」と「お金」の投資を諦めるのであれば、

経営者は自ら「時間」を作り、

その時間を、新しく売上を作るために投資すれば、

今の売上を、さらに伸ばすことができるようになります。

 

たとえば、

朝と夜にそれぞれ1時間かけて、Xに見込み客を集めるポストをするとか、

1日2時間、自社商品の動画を撮影し、公式チャンネルにアップするとか、

1日のうちの2時間を、近所のポスティングの時間に充てるとか、

 

このように、新しい売上を作るためには、

忙しい中から、経営者自身が時間を絞り出して、

新しい活動に投資をしていかなければ、

新しい売上を作ることはできないのです。

 

さてさて。

 

2025年を新たに迎えて、

みなさんは「新しい時間」を捻出するために、

意識を変えて、1日を過ごしていますか?

 

別に観なくてもいいような、ネットフリックスの映画を鑑賞したり、

SNSをぼんやり眺めているうちに、あっという間に1時間が過ぎていたり、

カッコいいボディを手に入れるために、筋トレに2時間も3時間も費やしたり、

 

「24時間」の限られた時間の使い方を、

2025年はもう一度、見直したほうがいいと思いますよ。

 

自分の未来のために「1日2時間」を使わないと、

未来に何も残っていないという厳しい現実に、

残された時間が短い中高年のみなさんは

 

そろそろ気づくべきだと思いますよ。

 

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編集後記

経営者が最も引き受けてはいけないことは、

感情を振り回される仕事なんですね。

 

腹が立ったり、気を揉んだり、

考えさせられたり、落ち込んだり、

 

そのような感情が振り回されてしまう仕事は、

他の業務にも差支えが出てしまうので、

売上を大きく落とす要因になります。

 

だから、どんなに良い条件の仕事でも、

直感で「これは感情が振り回されるな」と思った時は、

問答無用で断る勇気が、経営者には求められます。

 

このあたりは、私自身も何度も痛い目にあってきているので、

なんとなく「勘」で分かったりするところがあります。

 

それだけ、経営者は、売上を作ることよりも、

「いかにストレスを抱えないようにするか」が

大切なんですよね。

 

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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