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レディースとメンズ、早めに消費が回復したのはどっち?

こんにちは。いろはの竹内です。

先日、ちょっと大きめの会社の社長さんにお会いして、

なにげない会話の中で、

お互いの子どもが同じぐらいの年齢ということが分かったんですね

 

で、意気投合していると、

「うちの息子、今、彼女いないんだよね」

と下世話な話に発展していったんです。

ええ、その話を聞いた瞬間、私、欲深い父親なので、

「あー、うちの長女もちょうど彼氏いないですよ」

と、反射的に軽口を叩いてしまったんですね。

「え、ほんと?」

「これがいないんですよぉ」(未確認)

「いい子なの?」

「すげぇいい子です」(性格を除く)

「美人?」

「そりゃもう」(自己判断で)

「その話、本気にしちゃうよ」

「どうぞどうぞ」(返品不可)

そんなヤフオクで中古品の車パーツを販売するような感覚で、

まずは親同士で写真を交換させていただきました。

ええ、これでひとまず老後の仕事は安泰です♪

今の私なら浅井長政に妹を嫁がせた

織田信長の気持ちがよく分かります。(分からねぇよ)

そんなわけで戦国武将になりそこねたコンサルタントがお届けする

本日のメルマガは、

コロナ禍のネットで「売れたモノ」「売れなくなったモノ」

について、ちょっとお話させて頂きますね。

【無料】9月25日 16:00~
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消費は全体的に回復傾向?

楽天市場やAmazonの売上データを調査できる

『nint』というツールがあるのをご存じでしょうか。

nint
https://www.nint.jp/

ビッグデータを用いてネットショップの売上を予測する

非常にユニークな調査ツールなんですが、

最近、コロナ禍で市場の動きが分かりにくくなっていることから、

nintを利用して戦略を組み立てるネットショップが増えているそうです。

で、9月25日にnint主催でオンラインセミナーをやることになり

調査データを見せてもらうことになったんですが、

「へーっ」と思えるようなコロナ禍の事象が

いろいろ見えてきたところがあるんですね。

 

まず、教えてもらった調査データは2019年と2020年を

「成長率差分」で比較したものになります。

 

メンズファッションは4月に-13.38%だったものが、

7月には39.01%としっかり回復傾向にあることが判明。

 

一方、レディースファッションは、

4月に-28.47%に対して、7月でも-8.74%と、

ちょっと足踏み状態が続いているようです。

 

同じデータで男性顧客が主体の腕時計の成長率差分が、

マイナスからプラスに転じているところを見ると、

女性のコロナ禍への警戒心は思いのほか強く、

消費回復にはもう少し時間がかかりそうな感じです。

また、マスクや消毒液でバブルった医療品ジャンルですが、

4月に192.73%という驚異的な数字をたたき出しましたが、

7月には-34.31%という急速に収束。

今後、冬場にコロナが活性化するようなことがあれば、

この動きも少しは変わっていくとは思いますが、

ちょっとこのジャンルは今後伸びる可能性は低いと思います。

 

いいですか?

 

今回、nintの成長率差分のデータを見て改めて思ったことなんですが

人は必ず「こうなって欲しい」という

バイアスがかかって物事を判断してしまうものなので、

「思い過ごし」で予測してしまうところが多々あるんですね。

例えば、メンズファッションを販売しているネットショップで、

「今はコロナ禍で外出しないから服は売れないだろう」

と思ってしまう人がいるかもしれませんが、今回のnintのデータを見ると、

メンズファッションは回復傾向にあるので、

年末にかけて少し強気で攻めていってもいいと思うんです。

 

一方、今回、データだけではまったく予測できなかったこともあります。

 

例えば、日本酒や焼酎の成長差分に関しては、

びっくりするぐらいのマイナスの状態がずっと続いています。

 

「ステイホームで家呑みが増えているのになぜ?」

という疑問が出てきてしまうところですが、

一応、私の仮説だと、

 

・ネットショップで酒を買う居酒屋が思いのほか多かった?

・家で飲む酒の量はたかが知れている。

・景気低迷?

 

などなど、いろいろ考えを巡らせながら、

日本酒、焼酎、ワインなどの詳細なデータを調べて、

9月25日のセミナーまでには、調査結果を整理してお伝えしようと思っています。

 

こんな感じで、掴みにくいコロナ禍の市場というのは、

nintのようなマーケティングツールを使うことで、

商品を仕入れたり、開発をしたり、

広告を買ったりしていく必要があるのではないかと思っています。

 

さてさて。

 

みなさんの会社では市場データをしっかりとって経営をしていますか?

 

いままではなんとなく感覚で商売ができていましたが、

コロナ禍で消費が大きく転換したことで、

従来の“勘”に頼る経営は難しくなっていく可能性があります。

調査ツールを導入して、自社でマーケティングできる力は

早めに身に付けておいたほうがいいと思いますよ。

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編集後記

nintの凄いところは、

市場だけではなく、競合店舗の売上予測や広告の購入履歴、

さらにはページ更新の頻度までが分かるという、

調査ツールとしては「そこまで分かっちゃうの!?」という、

なかなかエグイところまで突っ込めるところなんですね。

以前、文春オンラインでもnintについていろいろ書かせていただきました。
https://bunshun.jp/articles/-/36618

 

初めてこのツールを見た時に、

「すげぇ!」と惚れ込んでしまって、担当者を拝み倒して、

当時、上海にあった本社まで見学に行ったぐらいです。

 

そんなわけで、年末商戦に向けての

面白いオンラインセミナーになると思いますので、

ネットショップ運営をされている方は、ぜひご参加のほどを!

 

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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