こんにちは!
いろはの竹内です。
さて、最近、大手メーカーさんからのコンサル依頼を受けて、
よく思うことなんですが・・・。
「無理してネットで商売しなくてもいいんじゃない?」
ってこと。
うーん。
ちょっとコンサルタントとしては問題発言かもしれませんが、
商材やビジネスモデルによっては、
インターネットを利用しようと焦るあまりに、
逆に複雑な迷路に飛び込んじゃっているケースって、
非常に多いと思うんですね。
加えて、質の悪いページ作成業者や、
システム開発なんかの会社につかまっちゃうと、
口車に乗せられて、永遠に儲からないネットビジネスをやらされちゃう。
今日はそんな、
ネットに向いていないメーカーのホームページ運営について、
ベラベラとお話させて頂きます。
なんのためのホームページなの?
えー、結論から言ってしまいますが、
モノを作ったりしているちょっと大きめのメーカーさんで、
社内のフットワークがあんまりよくなかったり、
卸販売している手前、お買い得商品や値引き商品が販売できなかったり、
商品点数が少なくて、なおかつ新商品が開発しづらい環境だったり、
広告費の捻出があまり大きくできなかったり、
そんな状況のメーカー企業さんだったら、
即座にネット通販は撤退した方が私はいいと思います。
これらの何をやるにしてもシガラミの大きい会社は、
小回りの利かすネット通販にはぶっちゃけ向いていません。
担当者を一人雇ったり、
外注会社にページ運営を依頼する方が、
お金をドブに捨てるようなものです。
「ネット通販をメーカーとして本気でやっていくんだ!」
っていう意気込みがなければ、
とっても無駄な投資になってしまいますので、
よほどの頭の柔らかい社長さんが運営している会社以外は、
私はインターネット事業からとっとと撤退するべきだと思います。
「それじゃあ、俺達はどうすればいいんだ!」
はい、私は「ネット通販は止めましょう」と言っただけで、
「ホームページ運営を止めよう」とは言っていません。
ホームページは情報発信やお客様の問い合わせ等に特化させて、
できるだけ人件費をかけない方法を考えましょう。
特にBtoBに力を入れたければ、そちらの商品情報などを強化させて、
「営業活動の支援型」のホームページにシフトしましょう。
確かにお金儲けには繋がるホームページにはなりませんが、
このほうが絶対にお金がかかりませんし、
「ホームページ」という役割は達成できると思います。
また、ネットでアホみたいに広告を使うぐらいだったら、
営業ツールのチラシのキャッチコピーを変えたり、
パンフレットやカタログをリニューアルさせて、
販促企画や商品企画にもっともっとお金と時間をかけたほうが、
絶対に効果が発揮されます!
実はみんな、あんまり声を大にして言っていませんが、
もう「ネット通販」ということ自体に、
そんなに魅力がなくなってきているんですよね。
広告費がかかる。
ホームページ作成代に金がかかる。
お客様のクレームは多い。
受注管理が面倒。
更新が面倒。
人件費がかかる。
現状、これだけコストパフォーマンスの悪い商売は、
メーカーにとったらないと思いますよ。
年末にもう一度、
「なぜ、ホームページを運営しているのか?」を、
考えてみる必要はあると思いますよ。
お金儲けはネットに限ったわけではないのですから。
編集後記
来年の竹内謙礼の活動としてはネット通販に留まらず、
チラシやDM成、
ニュースリリースやブランディング戦略、
BtoBや展示即売会、店頭POPなんかに、
ガンガン力を入れていく予定です!
特に長期的なキャッチコピー教育、チラシ作成の教育には、
本気で新年から取り組んでいこうかなぁと思っています!
(マジで行きますよ!)
講演会などは控えめにして、
会員限定のセミナーに力を入れていく予定ですので、
リアル店舗の運営者やキャッチコピーの上達、
社員教育に力を入れたい人は、ぜひ「タケウチ商売繁盛研究会」で、
商売のセンスをガッチリ磨いて下さいね!
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今年もあと少し!
みなさん体調を崩さず頑張って下さいね!