こんにちは!
いろはの竹内です!
さて、18日の深夜から発売開始された、
新刊「カンタン攻略SEO本」。
最初は「まぁ、いつものパターンでアマゾンの総合1位は確実だね」って、
かなり油断していたんですが・・・。
なんと、翌日になっても総合ランキング2位のところで頭打ち!
『誰が1位を確保しているんじゃい!』って思ったら、
エックスジャパンのヨシキ様の本だったんですね。
ヨシキ様・・・。
まさか自分の人生でエックスジャパンと戦うことがあるなんて、
夢にも思っていませんでした。ええ。
で、なんとか逆転しようと、
あらゆる手段を使って、総合1位にアタックをかけたんですが、
これがまた、びくともしないぐらい、ヨシキ様の本が売れているんです・・・。
いやー、最大のライバル出現です!
で、そうこうしているうちに、今度はSEO本がアマゾンで在庫切れを起こし、
私のSEO本は負け犬のように、ゆっくりと順位を落としていき、
そんな中で、今日の朝には日経新聞で「会計天国」の広告がドーンと出て、
なぜだか、アマゾンの100位ぐらいから、いっきに10位にランクアップして、
20日の夕方3時現在、アマゾンの総合ランキングで、
ベスト10以内に自分の本が2冊入っているという、
とっても不思議な現象が起きてしまいました。
うー、惑星直列みたいに、
この2冊の本がアマゾンの総合順位でぶつかれば面白いんですが、
どうやらそんな奇跡的な現象も、
2冊とも順位を下げ始めているので不可能のようです。
たぶん、そのまま見られないんでしょうね・・・残念。
なんか、大きなお祭りが終わってしまいそうな気分で寂しいです。ええ。
日曜日にサザエさんのエンディングを見ているようで・・・。
でも、そんなアマゾンの奇跡的な現象を見たい人は、
もう一冊ぐらい、買ってみてくださいね!(お願い♪)
会社に1冊、自宅に1冊あっても、損はありませんから!
SEO本はコチラ!
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会計天国はコチラ!
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で、今日のお話は……突然ですが、『豚インフルエンザ』のお話です。
果たして、どうやってマーケティングのお話につなげていくのか・・・。
消費の「過剰反応」を考える
さて、みなさん、ご存知の通り、
今現在、豚インフルエンザが猛威をふるっております。
学校は休校するわ、コンサートは中止になるわ、マスクは品切れになるわ……。
ちょっとしたパニック状態になっていますよね。
で、ちょっと客観的な視点でお話させてもらいますが、
そもそも、なーんで、今回、
豚インフルエンザでこんなに大騒ぎになっていると思いますか?
「そりゃあ、恐ろしいウイルスだからだろ」
はい、その通り。
「恐ろしいウイルス」だから、みなさん大騒ぎしているんです。
でも、一番のパニック要因は「恐ろしいウイルス」という、
漠然とした情報しか流れていないのが、
人の心理を「最大限」の恐怖に陥れている点なんです。
もし、この「豚インフルエンザ」が、
「37度の熱を出して3日以内に収まります。重症にはなりません」という、
軽症気味の情報が流れたり、
「40度ぐらいの熱になりますけど、1週間寝れば治ります」という、
やや重症気味の情報が流れたり、
ちゃんとしたウイルスに対する“確定した情報”さえ流れれば、
ここまでパニックには陥らなかったと思うんですね。
例えるのなら、後ろ向きになって、誰かに頭を叩かれるようなもんですよ。
思いっきり殴られるか、軽くひっぱたかれるか、分からないから、とりあえず
「最大限に痛い場合でも大丈夫なように」ということで、
頭をひっこめて、顔をしかめっ面にして叩かれる準備をするわけです。
これが今回、豚インフルエンザの場合、
「最大限、ヤバイ状態に耐えられるように」という得たいのしれない恐怖があるから、
学校を休校にしたり、
コンサートを中止にしたり、
マスクを買ったり、
「最大限」の防御で対応しちゃうけです。しかも恐怖にビビリながら。
さてさて。
これが、一体、なぜマーケティングに関係あるかっていうとですね。
人は得たいの知れない情報に対しては、
「最大限の防御」
というアクションを必ず取るもんなんです。
例えばの話、お客さんがブランド品のコーチのバッグを買いにいった時に
売り場に特別なキャッチコピーが書いていなかったら、
勝手にいろいろなことを想像しちゃうもんなんですね。
「もっと安いコーチのバッグが他にも売っているんじゃないか?」
「これはニセモノなんじゃないか?」
「もしかしたら、カード払いができないんじゃないか?」
“確定的”な情報伝達がないと、お客さんは消費に対して、
「最大限」の防衛意識を働かせてしまうんです。特に景気が悪いと。
で、そういう不安定な消費意欲になってしまうと、
どうしても、お客さんは過剰なアクションを取るようになります。
ネットで最安値のお店を徹底的に探したり、
友達に片っ端からお店を紹介してもらったり、
たくさんの雑誌の中から自分でお店を探したり、
豚インフルエンザの対応に追われる人たちと、
このあたりはちょっと似ていますよね。
すべてが得体の知れない未知の情報ばかりだから、
不安になって、不安になって、とことん最大限の防御策をとってしまう。
でも、こういう「不安な気持ち」にさせることって、
実はお客さんにとって、とっても失礼なことでもあるんです。
へんな話、今回の豚インフルエンザ騒動で、
我々、国民が右往左往しているのと同じぐらい困っていることになります。
いつ、どんな高熱に襲われるか不安ですよね?
どこで感染するか不安ですよね?
どういう予防をすればベストなのか分かりませんよね?
それと同じで、
ちゃんとお客さんに商品情報が伝わっていないというのは、
不安にさせるだけではなく、
「買わない」という最大限の防御をとってしまう可能性がでてきてしまう、
販促活動では非常に辛い状況になってしまうことなんです。
キャッチコピーや商品説明で、
できる限り、具体的なメリットと明確な情報を与えてあげて、
そういう不安を取り除くことが、商売には必要になります。
先ほどのコーチのバッグの事例で言えば、
「当店はアメリカ直輸入のお店で安さには自信があります」
「当店は本物のコーチばかりで10年間地元で商売をしています」
「カード払い、リボ払い大歓迎です」
こういうことを、お客様の目のつくところに、
キャッチコピーで掲載してあげていたほうが、
「不安」にはならないもんなんです。
ということで。
みなさんのご商売は、最近、どうですか?
ちゃんと、明確な情報をキャッチコピーで伝えていますか?
サービスや商品のメリットをホームページで伝えていますか?
ちゃんと情報を伝えていないと、お客さんは不安になって、
どんどん最安値のお店、品数の多いお店に流れていって、
最後は買い物すらしないという、
「フェーズ6」の最大限の防御に入ってしまいますよ。
編集後記
今回のSEO本で16冊目になりますが、
基本的には、得意ジャンルに関係なく本を書いているところがります。
キャッチコピー本、ネットショップ本、副業本、楽天本
SEO本、会計本、文章術、交渉術、ドロップシッピング……。
で、なーんで、こんなにたくさん本を書くのかってよく聞かれるんですが、
実はちゃんとした「目的」があって本をガリガリと書いているんですね。
私、「タケウチ商売繁盛研究会」っていう会員組織を持っていて、
https://e-iroha2.com/kenkyukai/
そこの会員さんから、
日々、経営やネットショップ、実店舗の相談を受けるんですね。
で、その時に、いろいろな、もう本当にいろいろな相談を受けるんです。
実店舗やネットビジネスのことから、チラシ、カタログ、人材教育、副業……。
でも、私はプロだから聞かれた質問に対しては、
絶対に「知らない」って答えは許されない。
まして、適当に答えることもできなければ、
ウソだって、知ったかぶりだってできない。
だから、一生懸命、調べたり、調査したり、学んだりするわけです。
でも、めちゃくちゃ忙しいから、
情報をインプットする時間もなければ、
当然、アウトプットする時間もない。
情報を入手して、解釈して、整理して、それを提供できるカタチにするには、
世の中のノウハウのの「量」が異常なぐらい多いんです。
で、その莫大な情報量を整理する対応策で私が考えたのが、
「本を書きながらインプットとアウトプットを同時に行う」
という『究極の作業』だったんですね。
本を書くためには、絶対にインプットもしなきゃいけないし、
当然のことながら、アウトプットもしなくちゃいけない。
つまり、「本を書く」というのは、
僕を信頼してくれる「タケウチ商売繁盛研究会」に対しての、
情報提供のために、やっている「活動」のひとつでしかないんです。
「竹内さん、SEOのことが分からないんだけど」
って言われれば、SEOの本を書くし、
「竹内さん、商品説明文がもっとうまくなりたいんだけど」
って言われれば、文章術の本を書くし、
「竹内さん、楽天市場のことが知りたいんだけど」
って言われれば、楽天市場の本を書く。
他にも起業や副業のことを聞かれても、会計のことも聞かれても、
僕は「タケウチ商売繁盛研究会」の全員が、
経営に対して、まったく困らない状況を作ってあげることを目標にしているから、
こうやって、加速度的に本をセッセと書いているわけです。
じゃなきゃ、苦手なジャンルのビジネス書なんて書きませんって(笑)
うーん、もっと頭が良くて器用だったら、
こんな「本を書く」なんて辛いことをしなくても、
インプットとアウトプットが同時にできるのかもしれませんけどね。
あいにく、私、高倉健のように仕事に関しては不器用ですから(意味不明)
というこで。
今まで書いてきた16冊は、すべて、僕の「タケウチ商売繁盛研究会」の、
「悩みの結晶」であり、僕の「答えの結晶」でもあります。
私のコンサルティングの真骨頂は、
この「タケウチ商売繁盛研究会」の全てに詰まっていますので、
ぜひぜひ、「もっと突っ込んだ悩みを聞いて欲しい」という人は、
ぜひぜひ入会を検討してみてくださいね!
竹内謙礼が直接、メール、電話相談で対応しています!
月々5000円~
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