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ネットで「嫌われる店」と地元で「愛される店」

こんにちは。いろはの竹内です。 
 
 
日本にipadが上陸したのが2010年。 
 
新しモノ好きで、真っ先にipadを買ったんですが、 
 
最初に飛びついたのは、当時、小学生だった次女でした。 
 
 
「何これ?」 
 
「ipadって言うんだぞ」 
 
「へー!」 
 
「パソコンの代わりになるんだ」 
 
「すごい!」 
 
「数年後には、みんな使っているかもしれないぞ」 
 
「ねぇねぇ、私もipad使っていい?」 
 
「もちろんだよ」 
 
 
そう言った数日後、リビングで次女がすずりと筆を出して、 
 
習字の練習をしている時、半紙の文鎮として使っていたのが、 
 
 
 
私のipadだったんですね。 
 
 
 
ええ、思いのほかアナログな使い方をしていて、 
 
少し腰が抜けそうになりました。 
 
 
 
「ちょっといいか」 
 
「なによ」 
 
「ipadは文鎮ではないんだ」 
 
「ちょうどいい重さなの」 
 
「・・・」 
 
「いいじゃん使っても」 
 
「・・・」 
 
「ipad使っていいって言ったじゃんよ!」 
 
 
 
 
 
ええ、言いました。(ぜんぶお父さんが悪いんです) 
 
 
 
 
そんなわけで、本日のメルマガは、 
 
 
「地元愛」 
 
 
というお話をひとつ。 
 
 
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地元は好きですか? 
 
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生まれ育った「地元」を愛する人は、 
 
だいたい商売もうまく回っていたりするんですね。 
 
 
地元に愛があるから、地元のお客を大切にしているし、 
 
地元に人脈があるから、仕事も紹介してくれるし、 
 
地元の人に愛されているから、競合店が出店しても浮気されないし、 
 
 
このように、地元に愛がある人は、 
 
その“愛”を起点にして、さまざまな仕事と巡り合えるので、 
 
案外、儲かっていたりするのが実情だったりします。 
 
 
一方、「地元」に愛がないと、 
 
なにかと商売に困るシーンが増えていきます。 
 
 
広い商圏で集客をしなければいけないので、 
 
広告宣伝費はかかりますし、 
 
商品力や価格でお客に愛されなくてはいけないので、 
 
どうしても資本力の大きい会社に負けてしまいます。 
 
 
お客を紹介する義理がないので、 
 
口コミでお客は来てくれませんし、 
 
買い続ける義理もないので、 
 
常連客になってもすぐにお店に行くのをやめてしまいます。 
 
 
このように「地元愛」というのは、 
 
最もコストのかからない売り方であり、 
 
小さな会社が競合と差別化できる、 
 
数少ないマーケティング戦略のひとつだったりするんです。 
 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
地元の商圏が狭くて、人口が減っていても、 
 
地元を愛し続けてさえいれば、 
 
 
お客もお店のことを愛し続けてくれるんですね。 
 
 
もちろん、大型ショッピングモールや、 
 
ネットショップにお客を奪われてしまうこともありますが、 
 
お店からの愛を感じてくれる人は、 
 
愛を持ってお店に通い続けてくれるので、 
 
ギリギリのところで売上の沈下を抑えることができたりするんです。 
 
 
 
一方、ネットの世界には無限のお客がいて、 
 
売上を伸ばすチャンスは山のようにありますが、 
 
無限のお客に愛されるためには、 
 
「お金」と「時間」と「高度なスキル」が必要なので、 
 
小さな会社で制覇することが、非常に難しい市場だったりします。 
 
 
大きく稼ぐためには、ネットで商売したほうがいいとは思いますが、 
 
「お金」と「時間」と「高度なスキル」が手元になければ、 
 
小さく稼ぐことすら難しい市場だったりするので、 
 
そんな可能性の低いビジネスに挑戦するぐらいであれば、 
 
身の丈に合った売上と利益を目指して、 
 
地元愛を持って商売をしたほうが、 
 
適正な売上と利益を出し続けられるんだと思います。 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
みなさんは、地元に愛を持って商売をしていますか? 
 
 
地元の夏祭りを手伝ったり、 
 
地元の若い人を採用したり、 
 
地元の青年会の役職に就いたり、 
 
 
一銭のお金にもならないような仕事を引き受けて、 
 
人付き合いでストレスを溜めることがあったとしても、 
 
見返りを求めない「地元愛」によって、 
 
地域の経済が回っているのであれば、 
 
それはそれでマーケティング活動の一環として、 
 
売上に貢献しているんだと思います。 
 
 
 
愛があれば稼げる「地元」と、 
 
愛を注ぐことができない「ネット」で、 
 
小さな会社は、そろそろすすむべき方向性を、 
 
どちらかに定めていく必要があるのではないでしょうか。 
 
 
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編集後記 
 
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「商売を始める」というのは、一世一代の大決断なので、 
 
第三者に否定して欲しくないものなんですね。 
 
 
非常にナーバスな問題なので、誰にも相談せずに、 
 
勝手に新しい商売を始める人は思いのほか多く、 
 
結果、起業して失敗する人が後を絶たないんです。 
 
 
仮に第三者に相談しても、 
 
その人は責任を取りたくないので「いいんじゃないの」と適当に答えるし、 
 
仮に真剣に相談に乗って、その商売をやめるように説得する人がいたとしても、 
 
本人は「やる」と決めているので、まったく聴く耳を持たず、 
 
最後は呆れ返って、「いいんじゃないの」と適当に言ったりしてしまうので、 
 
周囲のほとんどの人が「適当」に答えてしまうことで、 
 
起業に失敗する人が出てきてしまうんだと思います。 
 
 
商売で大切なことは「素直さ」であって、 
 
自分の意見が全否定されても、そのアドバイスを素直に聞き入れて、 
 
事業をストップしたり、アレンジできたりする人でなければ、 
 
唯一無二のビジネスを始めることはできないんだと思います。 
 
 
「否定されるから誰にも相談したくない」というのは、 
 
お客の気持ちに寄り添わず、自分が好きなように商売がしたいという意味なので、 
 
そのような人は、もう一度、「なぜ、商売をしたいのか?」という原点に立ち返って、 
 
ビジネスモデルを見直す必要があるんだと思いますよ。 
 
 
★妄想でも構いません。新しい商売の話を聞かせてください。 
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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