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なぜ、田舎の会社はネットで失敗するのか?

こんにちは。いろはの竹内です。 
 
 
先日、小学校の先生をしている次女から、 
 
「お父さんにしか相談できない」と言われて、 
 
面と向かって話をする機会があったんですね。 
 
 
やれやれ、結婚しても、 
 
大事な相談は父親の役目のようです。 
 
 
「どうした?」 
 
「学校のプールのことなんだけど」 
 
「うむ」 
 
「今年は早めに清掃したせいでね」 
 
「うむ」 
 
 
「ヤゴが獲れなかったんだよ」 
 
 
「・・・」 
 
「うちのクラスの子、ヤゴを楽しみにしていてさ」 
 
「・・・」 
 
「そこでお願いなんだけど」 
 
「なんだ」 
 
 
 
「ヤゴ、獲ってきてくれる?」 
 
 
 
「・・・」 
 
 
「こんなこと、お父さんにしか相談できないのよ」 
 
 
 
でしょうね。 
 
 
 
そんな事情もありまして、このクソ忙しい中、 
 
 
 
午後は網を持って田んぼにヤゴ獲りに行ってきます! 
 
 
 
見つかるといいですね!(ノルマは5匹♪) 
 
 
 
というわけで、本日のメルマガは、 
 
 
『過疎地vsネットショップ』 
 
 
というお話をひとつ。 
 
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人口が減る市場か?
競合が多い市場か? 
 
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地方都市の経営者と話をしていると、 
 
「田舎で人口が減っているから、これから先が心配だ」 
 
という声をよく耳にするんですね。 
 
 
人口減や顧客の高齢化で、売上が減少しているお店は多く、 
 
それを理由に、全国を相手に商売ができる、 
 
ネットショップに活路を見出そうする人も少なくありません。 
 
 
しかし、今のネットショップは、ひと昔前に比べても競合が多く、 
 
価格競争も激しく、広告費もかかるので、 
 
地方都市の小さな会社が、一発逆転を狙えるほど、 
 
ナマ優しい市場ではなかったりします。 
 
 
つまり、人口が減っている町で、 
 
「この先、どうやって商売を続けていこうか?」と悩むことと、 
 
一握りしか成功しないEコマースの業界で、 
 
「この先、どうやって商売を続けていこうか?」と悩むことは、 
 
そんなに大きな違いがなかったりするので、 
 
実のところ、ビジネスチャンスは五分五分だったりするんですね。 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
私は売れているネットショップも、 
 
過疎地でも売上を伸ばしている実店舗も 
 
両方コンサルティングしているので、 
 
それらの成功した事例を振り返ってみると、 
 
 
「このビジネスをやりたい!」 
 
「この商品を売りたい!」 
 
 
という動機のほうが先にあって、その延長線上に、 
 
「ネットで売る」「実店舗で売る」が来ているだけなので、 
 
 
売る手段は“後付け”のケースが圧倒的に多かったりするんですね。 
 
 
つまり、人口が減っていようが、競合が多かろうが、 
 
自分が「この商売を絶対にやりたい!」という強い意志があれば、 
 
それらの試練を乗り越えることができたりするので、 
 
ネットも実店舗も、ほとんど関係がなかったりするんです。 
 
 
一方で、 
 
「地元はお客が減っているので、ネットショップをやろうと思います」 
 
「ネットショップは競合が多いので、やりません」 
 
という人は、スタートの考え方が、 
 
「やりたいこと」ではなく「やらない理由」から入っているので、 
 
困難が目の前に立ちはだかってしまうと、 
 
そのビジネスモデルに対しての思い入れも浅いので、 
 
「やーめた!」で、途中で投げ出してしまうんだと思います。 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
みなさんが、今の商売をやっている理由はなんですか? 
 
 
「惰性でなんとなくやっている」 
 
「これしかできないからやっている」 
 
「他にやることがないからやっている」 
 
 
こんな浅い動機でお金が稼げるほど、 
 
今の時代の商売は甘くありません。 
 
 
「この商売で絶対に成功してやる!」 
 
 
という強い意志さえあれば、 
 
過疎地でも、稼げるビジネスモデルを必死に考えるし、 
 
ネットショップのライバルが多くても、勝ち抜くために、 
 
必死になって売れる商品を考えるので、 
 
そういう人には、大きく稼げるビジネスチャンスが 
 
巡ってくるのではないかと思います。 
 
 
結局のところ、お金を稼ぐマーケティングに必要なことは、 
 
そのマーケティングを実践して、 
 
最後までやり抜くための「強いハート」なんですよ。 
 
 
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編集後記 
 
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私自身、人口が急減している町に住んでいるので、 
 
お客が減り続ける地域で商売を続ける難しさは、 
 
痛いほど分かっているところがあります。 
 
 
だからといって、人口が増えている町での商売は、 
 
次々に競合店が参入してくるので、 
 
実は人口が減り続ける町よりも、 
 
何倍もビジネスが難しかったりします。 
 
 
ましてネットショップ運営になると、 
 
「人・金・モノ」で、圧倒的に大都市の企業に負けてしまうので、 
 
さらに過疎地の零細企業には、 
 
ビジネスチャンスが乏しい状況だったりします。 
 
 
それらのことを冷静に考えると、 
 
商売なんてそもそも苦労しかないんですから、 
 
その苦労から逃げるのではなく、すべての苦労を受け入れてでも、 
 
「この商売をやりたい!」という 
 
熱中できるビジネスモデルや商材に出会うことのほうが、 
 
お金儲けには大事なのではないかと思ったりします。 
 
 
苦労を苦労だとも思わない仕事に出会えることほど、 
 
商売人にとって、幸せなことはないんですから。 
 
 
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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