経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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ベストセラーを意図的に作り出す方法

こんにちは!
いろはの竹内です!

さて、21日に販売された「会計天国」
おかげさまで発売当日でいきなり、

アマゾンランキングで総合1位を獲得しました!

と、思って油断したら、
案の定、次の日には3位に転落しちゃいましたねぇ・・・。

でも、どちらにせよ、
「ありがとうございます!」です!

そして!
本日の日経新聞に注目!

全五段のデカイ広告で、
ガッチリ「会計天国」が宣伝されています!
(この広告枠……いくらぐらいなんだろ?)

その「会計天国」の好評を頂いているキャンペーンも、
あと残り2日となりました!

24日に終了となりますので、
ぜひ、これを機会にキャンペーンにご参加くださいね!

※あらすじや著者コメントもコチラをご覧下さい!
■「会計天国」キャンペーン!
http://www.2kinsho.com/account/index_t.html

で、今日は著者としての裏話をひとつ……。

「売れる」ためにはどうするか?

さてさて、
今回の「会計天国」に関しては、
実は、もうひとつの「売れるノウハウ」が隠されているんですね。

私、過去に14冊ほど本を書いてきましたが、
正直、「爆発的なヒット本」は出していません。

あっ、もちろん、他のコンサルタントの先生に比べれば、
自分で言うのもなんですが、売れている著者さんの部類だと思いますよ。

おかげさまで
「売上がドカンと上がるキャッチコピーの作り方」や、
「月に100万稼ぐドロップシッピング」なんかは、
すでに両方とも3万部を突破していますし、
他の本だって、ほとんど増刷されている状態です。

来年の3月までは執筆スケジュールはびっしり埋まっているし、
ビジネス書の執筆で、ここ数年、
自分で出版社に売り込んだことはありません。

でもでも、

過去に「この本、売れているな!」というような
自分の看板になるようなヒット本は、
コンサルタントになって5年になりますが、

1冊も出ていない(笑)

まぁ、野球選手に例えるのなら、
ヒットは量産するんですけど、
ホームランが打てないって感じなんです。

ということで、
自分で、なぜ『ベストセラー』が出せないのか、
いろいろ考えたんです。

で、出した結論は非常に簡単なことで、
「市場が狭いネタの本しか書いていないから」ということでした。

私が書く本は「文章術」「ネット」「マーケティング」「企画」の、
だいたいこの4種類に分けられます。
でも、この4種類のネタって、そーんなにマーケットが広いわけではないんですね。
めちゃくちゃ役には立つんですけど・・・。

あと、「経営者がよく読む本」を書いても、
結局は、部数をそんなに稼ぐことができない。

つまり、今までは「自分の書けること」で本を書いてきたけど、
売れる本を作るのであれば、「自分の書けないこと」にチャレンジしないと、
ベストセラーは出せないと考えたわけです。

そんなわけで、過去に売れたベストセラーのネタや、
今、時流として売れている本をいろいろ調べたところ、

「会計本」というひとつの結論に行き着いたんです。

会計本は、3月~5月にかけて書店で売り場が設けられるし、
なにより、経営者もサラリーマンもみんなが読む本なので、
ある程度の部数は安定して吐けてくれます。
(だから、サラリーマン、OLのみなさんも「会計天国」買ってね♪)

「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?」
「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるのか?」
「社長のベンツはなぜ4ドアなのか?」

ここらへんの過去のベストセラー本は、
すべて会計本になりますしね。

だから、ベストセラー本をたたき出すには、
やはり「会計本」は、避けて通れないネタなんです。

ということで、いろいろな事情もありまして、
今回、会計士の青木さんと共著で「会計天国」を執筆したわけですが、
先述したように、この本に関しては、
自分で「書けること」よりも「売れること」に主眼を置いた、
私にとったら未知の世界の執筆だったわけです。

だから、みなさんも、
この私の会計天国の執筆に置き換えてみて
今一度、自分のビジネスを考え直してみてください。

自分の「できること」でビジネスをしていませんか?
自分の「やれること」でしか商売をしていませんか?
自分の「可能性」だけで将来を考えていませんか?

「自分のできること」と「お金儲け」には相関関係はありませんが、
「お客様の望むこと」と「お金儲け」には相関関係はあります。

つまり

「自分のできないこと」と「お金儲け」には、
間接的ではありますが、

非常に密度の濃い「相関関係」が隠れているわけです。

自分の能力に合わせて仕事をするのではなく、
市場に合わせて、自分の仕事を決めていく柔軟性がなければ、
いつまで経っても「売れるもの」を作ることはできません。

と、偉そうなことを言えるのも、
この「会計天国」が売れてからの話なんですけどね(笑)

でも、おそらく、こういう「冒険」を、
何度も何度も繰り返していかないと、
「新しいこと」って、できないんだと思います。

そんな決死の覚悟で書いた「会計天国」
24日(金)でキャンペーンが終了しますよ!
この冒険劇に、ぜひぜひみなさんもご参加ください!

キャンペーンページはコチラ!
http://www.2kinsho.com/account/index_t.html

編集後記

いやー、いろいろと偉そうな戦略を、
コンサルタントっぽく書かせてもらいましたが、

実際、この「会計天国」は、
4月22日午後3時時点では、

まだ微妙な感じですよねぇ~。
「ヒット」と呼ぶにはまだ遠い感じです。
まぁ、発売されてから1日しか経っていませんが……。

ぶっちゃけた話、今まで書いてきた15冊の本の中では、
一番、思い入れの深い本であることは間違いありません。

もう少し、裏話を話させて頂きますと・・・。

実はこの本、構想に2年ほどの時間を費やし、
さらには執筆に1年ほどの期間をかけました。

最初に私が全体のストーリー像を作り、
それに対して会計士の青木さんから会計ノウハウを当てはめていき、
だいたいの構想が決まったら、
その会計ノウハウを青木さんが私にインプットしていくんです。

この青木さんから会計ノウハウをレクチャーする時間が、
こりゃまたキツイのなんの!

「えっ? その言葉って会計上の専門用語なんですか?」
「なんで、こういう貸借対照表になるんですか?」
「それって、本当に会社に利益が出ているんです?」

こんな感じで、1日14時間ぐらい、
ずーーーーーーーっと会計の話でレクチャーを受けるわけです。

で、そんなヘトヘトの中、
最初のストーリーと会計ノウハウを盛り込んだ
「第一回」の原稿を、私が書きます。

でも、当たり前だけど、にわか仕込みの会計ノウハウでは
本文の中の表記に間違いが出ちゃうわけですね。

そうすると、青木さんの方で校正が入って、
「第二回」の原稿が仕上がってきます。

でも、今度はストーリーやマーケティングの部分で誤差が出てくるので、
今度は私の方が構成をかけて「第三回」の原稿を上げるんです。

こんな原稿のキャッチボールを
ずーーーーっと永遠に続けて、

「第十回」ぐらいまで何度も何度も繰り返すわけです。

もう、各ページの主人公の台詞なんかが暗唱できちゃうぐらい、
繰り返し、繰り返し、同じ作業を続けます。

青木さんの専門用語を僕が噛み砕いて、
僕が噛み砕いた言葉を、今度は青木さんが修正して、
もうその作業をずーーーーーーっと繰り返すんです。

で、ようやく完成!

と、思うでしょ?

実は、本番はココからで、
今度はその原稿から「削る」という作業を行うんですね。

つまり、ここまではお互いが自由気ままに書いてきた文章なので、
今度は編集者の望む本の「ページ数」に
文章量を修正していかなくてはいけない。

青木さんが削って、私が削って、
削りすぎたものを今度は青木さんが付け足して、
さらにその付け足したものを私が削って……。

で、ようやく本番原稿が完成!

これをさらに校正を3回もやって、
今度は編集者も交えて論議を繰り返して、

ようやく、ようやく、この「会計天国」という
一冊の本になったわけです。

いやー、改めて言うのもなんですが、
「本」というよりも、

「芸術品」に近い感覚があります。

でも、実際に書いてみて切実に思うことは、
市場に合わせて自分の経験や知識のない「商品」を作るって、
大変なことなんですねぇ……。

果たして、「会計天国」は売れるのか、売れないのか?

これも、このメルマガを読んでいる皆さん次第です!
本当に、本当に、ほんとーーーに、面白い本に仕上がっていますので、
ぜひぜひご一読くださいね!

1300円でたっぷり楽しんで、役に立つ!
まったく会計に興味がない人でも、楽しく読めますよ!

「会計天国」キャンペーンページはコチラ!
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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